表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛さない約束  作者: 遥伽
1/2

楽屋にある小さなソファー。

いつもの様に、並んで座る。


楽屋につくなり、

それぞれはそれぞれの場所で

それぞれの準備をする。



新聞を読みだしたり

コーヒーをいれたり

ヘッドホンでも音楽を聞いたり。



だけどこうして自分たちは

小さなソファーにふたり並んで

他愛のない会話を交わして

出番が来るのを待つ。



見慣れた、いつもの光景だ。


時間調整を伝えに来たスタッフが

ほんと、相変わらず仲良いよね。

いつもの様に笑って言う。



そうだよ、これが俺たちの日常で

これが俺たちの当たり前。



ーみんな、仲良いもんねー




世間から言われるこの言葉。

有難いよ、そう思ってもらえて。


仲良いんだ、実際。


だけど結局は仕事仲間。

どれだけ一緒に行っても、所詮仲間。


それ以上でもそれ以下でもない。


それ以上にもそれ以下にもなれない関係。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ