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アボーテッド・チルドレン  作者: 襟端俊一
第四章 スポットライトを浴びるのは
34/37

 三人は呆然と立ち尽くしたまま『IA』に移行することとなった。

 先手を取られたからか、神慈達が各々の『IA』に立ったとき、既に神月梓の『IA』は構築されていた。

 衣琉から聞いていた通りの『IA』、草原。

 対するは瀬名神慈の『IA』、闇。

 熊音子愛の『IA』、樹海。

 鳴海衣琉の『IA』、雪山。

 こちらは二人のパペットを従えているので、案の定領域は三等分されてしまっているが、二度の戦いを経て神慈も成長している。

 今度こそ有利に立ち回れる。

 そう、自信を持っていたはずだった。

 しかし、早くもその自信は揺らいでしまった。


 神月梓の『IA』が、何故か『四等分』されている。

 しかも四種類の『IA』に分かれているのではなく、文字通り『草原が四等分』されているのだ。


 糸を通じて二人の戸惑いの声が聞こえてくる。

【えー……どーなってるの? 訓練中はこんなことなかったし。バグかなんか?】

【リーダーにもメディウムのパペットがいた? でもパペットにしたメディウム四人がたまたま同じ『IA』なんてことが……。マスター、どう思……マスター?】

【一、二……三匹】

 神慈は二人の声に耳を傾けながらも、目を細めて遠くを見つめていた。


【今まで気付かなかったけど、どうも俺の闇は五感を強化する効果もあるらしいな。かなり遠くの方に犬が見える。やたらと大型の……確か、ボルゾイだっけか。後はチワワとシベリアンハスキーだな】

【そこまで行くと何故チワワが混ざっているのか気になりますね】


 ボルゾイはオオカミ狩りの猟犬として飼われていた犬種だし、ハスキーは極寒の中でも活躍できる、言わずと知れたオオカミ犬だ。

 いずれも活発に動き回るイメージが強いだけに、チワワだけは異質だった。


【ねね、ワンちゃんも良いけどさ。さっきからガンガンにBGMかかってるのって、やっぱ現実のアタシ達が聞いてるからかなー?】

【そうだね。何から何まで初めてづくしだ。まさかここまで手の内を隠してたなんて】


 確かに、ゲームの戦闘BGMのような感じで『IA』内に曲が流れている。

 曲調からして、これは先程神月梓が披露すると言ったドミネイトという新曲だろう。


【……そろそろ気を引き締めろ。来るぞ】


 三匹の犬を引き連れた神月梓は、まるで楽しく散歩をしているかのように走って神慈達の前に姿を現した。

 その頭上からは三本の主従の綾糸が伸びていて、それぞれがボルゾイ、チワワ、ハスキーに繫がっている。

 パペットはパペットでも、戦いに参加できるのはメディウムのみ。

 そして一般人とメディウムでは糸の種類が違う。


(つまり『あの犬達もメディウム』ってことだ。ステージ裏にでも隠れさせてたんだろうけど……人間以外にもいたなんて初耳だぞ。研究所だってこんなこと知らないはずだ)


「この子はね」

 梓が頭を撫でたのは美しい毛並みのボルゾイだ。


「ママが飼っていたボルゾイが処女懐胎して生まれたときの子供よ。この子も私と同じだって気付いたママは、他にも同じような犬がいるかもしれないと思い立って、どうにか二匹だけ探して引き取ったんだって」

「い、犬のメディウム?」

「ワンちゃんにまでいたなんてねー……あはは」


「私が目覚めたのはこの子達のお陰なの。あなたたちには教えなかったけど、『絆を深めたパペッターとパペットは、直接触れながら唱えることでいつでもIAに移行することができる』。これがどういう意味が分かる?」

「「「!!」」」

「小さい頃の遊び場は常に『IA』だったから……あなた達とは年季が違うわよ」


 したり顔でこちらを見下したかと思うと、梓は三匹の犬を体に寄せて即座に叫んだ。



「『フラッシュ!』」「「「ワンワン!」」」



 ぐにゃりと。

 草原の景色が歪んだ。

 見晴らしの良い大草原は、新たな『IA』となって構築され、次第に変貌を遂げていく。


【いきなりユニオンとか! しかもワンワンで成立するってどゆこと!?】

【くっ、マスター!】

【分かってる!! 子愛、俺達もやるしかない】

【お、おっけーです!】


 神慈と子愛も、衣琉と戦ったときのように宣言する。

「「ワンペア!!」」


その言葉を皮切りに、『IA』全体が揺らいだ。

 衣琉の『IA』、雪山を残して景色が一変する。

 雪山の隣には地獄の入り口である奈落が出現し、全てを呑み込んでしまいそうな巨大な穴が見る者を恐怖に陥れる。

 だが三人は神月梓と犬達のユニオンに圧倒されていた。


【ひ、日差しが凄い……これは日焼け止めが欲しくなるー……っ】

【まずい……。すみません、相性的に僕は戦力になれないかも】

【雪崩はともかく、ビッグフットは頼りになるよ。俺の想像通りの攻撃が来るならな】


 中央に悠然と立ち並んでいる三匹の犬と神月梓。

 神慈は最初、草原という『IA』はステージ上の華やかさとはかけ離れていて、彼女には相応しくないと感じていたが、ここまでのスケールになると印象は変わる。

 目の前に広がっているのはユニオンによって再構築された新たな『IA』だ。

 それでも、生まれた頃から一緒だった彼女達にとってはこれが通常の状態なのだろう。

 そこは乾季と雨季のある熱帯に分布する、疎林と潅木を交えた熱帯草食地帯。

 そこは動物達の楽園。


 即ち――サバンナ。


 実際の広さこそ変わっていないが、背景からイメージできる広大さは圧倒的に奈落を凌駕している。


「どう? 私達の『IA』は」


 新しく買って貰った玩具を見せびらかす子供のように胸を張る梓。

 その態度が気にくわなかった神慈は目を逸らして、


「別に」


 と、敢えてつまらなそうに呟いた。

 自慢してくる子供に一番効果的な反撃の仕方は、興味を持たないこと。

 アイドルなんて観衆の的になる仕事をしている神月梓には思いの外効いたようで、


「も、もっと驚きなさいよ!」

「こういう光景って、動物系の番組でよく見るからな。珍しくも何ともない。どんな攻撃が来るのかも大体想像できるし」

「~~~っ」


 梓はダンダンダン! と地団駄を踏み、肉食獣の如く歯を剥き出しにして悔しそうにこちらを睨み付けた。


「おりょ? 何か効いてるっぽいねー」

「犬が慰めてるように見えるのは僕の見間違えかな……」


 衣琉の言う通り、ボルゾイがお座りしたまま右足を高く上げて梓の腰辺りを擦っていた。何とも微笑ましい光景である。


「そこ! 何和んでるの!? 私が欲しかったのはそんな反応じゃない!!」

「反応? ……まさか、それが俺を狙った真の理由だとでも?」


 子供が玩具を自慢する理由は、大抵は仲間に入れてもらいたいからだ。

 構ってほしくて、話すきっかけが欲しくてつい憎たらしいことを言ってしまう。

 もしも神月梓の目的がそんな子供じみたものなら、許すわけにはいかない。

 神慈達はもう、言葉通りの子供とは違う。

 言いたいことがあるなら言葉で伝えられる。

 そのための勇気を出し惜しんでいいのは本当の子供だけだ。

 年齢的に神慈等は皆子供だが、メディウムである彼等は普通の子供とは見てきたものが違う。

 悪戯では済まされない。

 大切な人を操り人形にした神月梓を、受け入れるわけにはいかない。


「私はあなたたちみたいな引きこもりメディウムとは違う。私は」

 一拍おいて、梓は溜まりに溜まった鬱憤を晴らすかの如く言い放った。



「もっともっともっと目立ちたいのよ!!」



 深呼吸の後に梓の口から飛び出てきた言葉は、ただただ純粋な『欲求』だった。


「……は?」

「大体、どうして隠そうとするの? 私達はその辺の一般庶民とは違う。身体能力から容姿に至るまで、全てにおいて人間の上位の存在。それがメディウムなのに」

「……僕はこんな人に協力していたのか」

 極めて近い過去の自分を省みたのか、衣琉は苦い顔をしていた。


「アタシは馬鹿だからそこまで自信持てないけどなー」

「まあ力を誇示するのは人間の本能みたいなものだし、分からない訳じゃない。けど」


 目立ちたい……その根底には、やはり母親が志半ばで夢を諦めざるを得なかった悔しさがある。

 目立って目立って、メディアの注目を一身に集め、誰も無視できないような存在になれば、自分の母親のように神慈達に振り回される心配はなくなるから。

 母親の無念を晴らす。

 神月梓はその想いを、自身の夢へと昇華したのだ。

 未だ沙癒里にベッタリの神慈にも見習うべき所があるかもしれない。


「お前は俺をパペットにして一生こき使ってやる……そう言ったよな。でもそれも建前なんだろ? 本当の目的を教えてくれ」


 神慈の問いに、神月梓は本音を告白した。

「私の本当の目的は、メディウムと公表した上でアイドルを続けること。でもそのためには……瀬名神慈! あなたが邪魔なの。始祖のメディウムであるあなたは、私にとって目の上のたんこぶに他ならない」

「そうか……人気絶頂のアイドルがメディウムであることを公表したら、天恵当時の騒ぎが再燃しかねない。必然的に、その矛先は一番の有名人であるマスター達に注がれる」

「目の上のたんこぶってのはそーゆーことねー。でもさ、それってお兄ちゃんっ、をパペットにしても同じじゃないの?」

「だろうな。迷惑な話だけど」


 現状、瀬名神慈という存在はどう扱っても話題に上がってしまう。

 その影響でアイドルとしての神月梓への興味がいくらか削がれてしまうことも。

 極端な話、殺して埋めても行方不明になったというだけで大きく取り扱われてしまう。


「そんなことは分かってるわ。だからあなたをパペットにした暁には、同じ事務所のアイドルとしてデビューして貰う」

「……え!? お、俺が!?」


 極力目立ちたくない神慈にとっては、パペットにして一生こき使われるよりも嫌な結末だった。

 ステージで歌ったり踊ったりしているのを想像するだけで倒れてしまいそうだ。


「マスターが……アイドルデビュー?」

「い、いやー。お兄ちゃんっ、はけっこーかっこいー方だけどねー……アイドルって感じではないよーな気もー……」

「気を遣うな! というか、それが狙いなんだろ。俺を期待外れにして、相対的にアイドル神月梓の評価を上げようって魂胆だ。違うか?」

「そういうことよ。……さて、長話はここまでにしましょうか」


 言った瞬間、サバンナの至る所から立派なたてがみを持った雄のライオンが三匹現れた。

 予想していたとはいえ、生で見る百獣の王の迫力は桁違いだ。

 何せ動物園のように檻で仕切られていないのだから。


【衣琉。ビッグフットでライオンに対抗できないか?】

【僕のビッグフットは雪山に適したUMAとしてイメージしたものですからね。あんな灼熱の太陽の下に行かせて、果たして百獣の王と戦えるかどうか】

【そこは俺もサポートする。子愛】

【ほいほい】

【俺達が足止めしてる間、ライオンに亡霊を纏わり付かせてくれ。分散させずに一匹ずつな。効果がなかったときはまた作戦を変える】

【ガブちゃんを直接狙わなくてもいーの?】

【チワワはともかく、周りにいる犬だって結構な大きさだぞ。下手に刺激して、あれに直接噛みつかれたらひとたまりもない。最初は様子見も含めて浸食頼りだ】


「さあ、みんな!」

「キャン!」「ワォン!」「ワン!」


 梓の声に呼応するように三匹の犬が吠える。

 するとその直後、三匹のライオンがこちらに向かって一斉に突っ込んできた。


「来るぞ! 衣琉!!」

「ビッグフット!」


 衣琉のかけ声と共に、吹雪で不明瞭だった雪山から雪煙を纏ったビッグフットが飛び出してきた。

 そのままサバンナに着地したビッグフットは、群がるライオンに負けじと抵抗を見せるが、やはり本来の力を発揮できていないのか動きが鈍い。

 子愛の亡霊はライオンに上手く取り憑いているものの、肉体的なダメージがないのでビッグフットのサポートにはなっていない。


「ふふふ。その毛むくじゃらの怪物も亡霊も、随分と久し振りね」

「あなたのお陰で生まれたんですけどね……!」

「アタシ達は戦う運命だったんだ……的なー!」


 奮闘する二人を余所に、神慈はひたすら焦っていた。

(何でできないんだ? 頭の中では完璧にイメージできてるのに。大蛇は簡単に生み出すことができた。衣琉と戦ったときと今と……何かが違うのか? 条件が整っていない?)

【マスター! まだですか!?】

【すまん!】


 考えていたことを諦め、神慈は奈落の大穴から闇の大蛇を出現させた。

 奈落となった『IA』における神慈は、底の見えない大穴に渦巻く闇が力の源となる。


(駄目なら駄目でこのまま戦うしかない!)

「それがあなたの力? その程度の練度でよくもまあ二人を打ち負かせたものね」

「……っ」


 目を細めて闇の大蛇を神月梓本人にけしかける。

 三匹のライオンは、三匹の犬が吠えた途端にこちらに向かってきた。

 一匹の犬が一匹ずつライオンを操っていると見てまず間違いないだろう。

 ならば当然、メディウムの動きを止めてしまえばライオンの動きも制することができる。

 回り込むように闇の大蛇にとぐろを巻かせ、三匹の犬と梓をまとめて拘束しようと試みる。

 が、ボルゾイはそのとてつもない跳躍力で逃げてしまい、チワワはその体の小ささでスルリと抜け出してしまった。

 残ったハスキーと梓だけは逃がすまいと右手で大蛇を操るが、すんでのところで神慈の体に痛みが走った。


「痛っ――わ、鷲?」


 あまり見たことのない外見をした鷲が、いつの間にか神慈の背後で豪快に羽ばたいていた。

 ここは奈落の領域だというのに、ビッグフットと違ってその動きに違和感はない。

 咄嗟に二の腕で目を庇うも、その二の腕に鋭利な爪先を食い込ませられた。


「サバンナに鷲なんていたか!? 痛っ……離れろ!」

「イメージが命の『IA』で今更それを言うの? もっとも、『IA』に適したものでないとイメージできないのは確かだけどね。その鷲はゴマバラワシ。正真正銘サバンナに生息している鷲よ。他にもいるけど、一番可愛かったから」

「このっ」


 足を掴んでも離れるどころか嘴で突かれるので、神慈は腕ごと地面に叩きつけようとした。

 だがそれを素早く察知した鷲は、一瞬早く空に飛び上がる。

 離れる際の反動で更に爪が食い込み、激痛が神慈を襲った。


「アーッ!!」

【マスター! 遊んでないでサポートして下さい!】

【うぅ……っ】

【こっち、ライオン後二匹だよー】

【え!? す、凄いな】


 ビッグフットの方を見ると、確かにライオンが一匹減っていた。

 奈落になったことで子愛のテラーもいくらか強化されているのかもしれない。

 せっかくの闇の大蛇を、鷲に気を取られている間に消してしまった神慈とは大違いの奮闘振りである。

 神慈も負けじと再び大蛇をイメージする。

 今度は振り切られないように、より長く、より太く、より鋭い牙を持った大蛇を――


【ちょー! お兄ちゃんっ、奈落が小さくなってるー!】

「え」


 ギョッとして奈落全体を見渡す。

 確かに、若干狭くなっているように感じる。

 その程度であれば勘違いとも思えるが、浸食が進んでいたことを考えるとこれはおかしい。


(俺が大蛇を大きくしようとしたからか? だとすると俺の闇の力は、浸食で増えた『IA』の余剰分を犠牲にすることで初めて使える……?)


 であれば。

 もう少し浸食が進めば、アレを作り出すことができるかもしれない。

 神慈は出現しかかっていた大蛇を大穴に引っ込めた。


【マスター!? やる気を出して下さい!】

【お兄ちゃんっ、くじけないでー!】

「……失敬な奴らめ」


 代わりに無数の闇の手を上空の鷲にけしかける。

 当然、空を自由に駆け回る鷲相手では捕らえることなどできず、闇の手は空を切る。


「無駄よ。あなたのエリア特性も、その力も。完全に把握したから」

「……、」


 勝ち誇る梓を恨めしく睨んでいると、子愛が「おっしゃー!」と勝ち鬨を上げた。


「これで後一匹です!!」


 ついにライオンは残り一匹。

 しかしその代償は大きく、ビッグフットの真白な体毛は鮮血に覆われていて見るも無惨な姿となっていた。


「クゥン……キャン!」


 梓と合流したチワワの切なげな泣き声が同情を誘う。

 どうやら残ったライオンはあのチワワが操っているようだ。

 他の二匹は隠れているのか何処にも見当たらない。


「よしよし、後は任せなさい」

「今のところ、結構良い勝負なんじゃないか? 俺は何もやってないけど」

「ここまでは前哨戦よ。ここからが中盤戦」

 梓はそう言うと、飛んでいた鷲をライオンの頭の上に留まらせた。


【……マスター、嫌な予感がします。油断しないで】

【分かってる。ライオンに続いて鷲が出て来た時点で覚悟はしてたさ】

【如何にもって感じだもんねー……】


 鷲とライオン。

 この二匹から連想される『空想上の生き物』と言ったら、一匹しか思い浮かばない。

 闇の大蛇やビッグフット、亡霊なんてものまで出てくる『IA』において、神話の生き物だけ除外されることは有り得ない。


「刮目しなさい。これがサバンナのエリア特性……『生命の神秘』よ!!」


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