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インパール作戦 孤高の砲戦車

作者: 横山上等兵

久しぶりの投稿作品です。

間違えてたり、おかしな部分があるかもしれませんが、まずは作品をどうぞ。

  戦史を多少嗜んでいる者なら『インパール作戦』、日本軍作戦名『ウ号作戦』を知っているだろう。

 劣勢となった大東亜戦争を打開すべく大日本帝国陸軍第15軍司令官牟田口廉也中将の指揮の元、連合軍の拠点であるインパールを制圧、援蒋ルートを遮断すると共にインド侵攻の為の拠点を確保する、という作戦である。

 しかしこの作戦は余りにもずさんな作戦計画や補給線の軽視、牟田口中将の無能などが重なり三個師団が全滅するという大敗北を喫してしまい、今でもこの作戦は失敗の代名詞として後世に悪名を轟かしている。


 しかし、そんな最悪の作戦が失敗し追い詰められても将兵達は祖国の為、勝利の為に奮戦していたーーー




 昭和19年3月 インパール南方 チンドウィン河近辺


「ジャップもスッカリいなくなってしまったな」


 M3中戦車の天蓋から身を乗り出しながら残念そうに英国陸軍所属の戦車兵であるダレン=アーネル中尉は呟いた。数ヶ月前から始まった日本軍のインパール方面への攻勢を連合軍は圧倒的な物量と巧みな作戦によって跳ね除け、その余勢で追撃して戦果を拡大しつつあった。

 彼はその追撃戦に参加している将兵の一人で撤退していく日本軍の撤退路を遮断するという任務を遂行するため、M3中戦車2両と随伴兵多数を引き連れて進撃していた。今や日本軍は太平洋戦争初期のような勢いはもはや無きに等しく、敗退ばかりを繰り返している。

 彼はかつてビルマでM3軽戦車を操り、突撃してくる日本兵と戦ったことがあるだけに今ではここまで簡単に敗走していくのを見ると哀れにさえ思えてきた。


「仕方ありませんよ中尉、所詮日本人は黄色い猿に過ぎませんからね。猿真似の得意な奴らは何も出来やしません」


 アーネルが呟いていたのを聞いていたのか、操縦手のオーエンズ伍長が言った。


「そうだな、戦局は我々連合軍に有利になりつつある。この状況で猿どもが白人に、ましてや奴らの持つ缶詰のような戦車が我々が持つこの戦車に勝てるとは思えんからな」


 アーネル中尉の前半の人種差別的な発言はともかく、後半の発言は正しかった。

 日本軍の主力戦車である九七式中戦車と連合軍がこの方面に多数配備しているM3中戦車を比べればよく分かる。九七式中戦車は57mm砲だがM3中戦車は75mm砲なのだ。

 その上、九七式は対戦車戦に向いていない短砲身なのに対してM3中戦車は長砲身と対戦車戦向きである。攻撃力だけで大きな差があるのに防御力は比べなくてもいい程の差があった。

 九七式中戦車の中には長砲身の47mm砲に改修している車両もあるが数は少ないし、M3中戦車と比べると攻守共にまだ問題を抱えている。

 これでは待ち伏せか連携して側面か背後に回るしか九七式中戦車がM3中戦車に勝つ方法はないので中尉の自信もあながち間違いではなかった。

 そしてしばらくしてこの辺りでは珍しい広い道(それでも周りにジャングルがあり戦車がやっと通れそうな一本道だが)に出てもなお突き進むと随伴兵の一人が手を上げて戦車の前に来た。そこでアーネルは戦車と部隊を停止させる。


「どうした?」


「アーネル中尉、今そこにまだ新しい日本兵の死体がありました。恐らくこの道から日本軍は撤退していったと思われます」


 日本軍は撤退していく中で力尽きた者を見捨ててその場に放棄していった。これは連合軍にとっては日本軍がどこから撤退していったのかの目印となり、追撃をさらに容易くさせていた。


「もう少しで敵に辿り着けるかもしれんな。よし、このまま勢いを緩めずに進撃していくぞ」


 ようやく獲物に辿りつけると考えたアーネルはこの機を逃さないべく、停止させている部隊に再び命令を出した直後、道の前方に広がっていたジャングルが光りアーネル中尉の後方で待機していたM3中戦車が爆発した。


「何ッ!?」


 彼が振り返ると道から少しはみ出していた二両目のM3中戦車は車体から炎が吹き出していて動きそうになく、乗員も出てこない。間違いなく一撃だ。まさか日本軍の待ち伏せか?いや、それよりも彼は驚愕した。


「日本軍がここまで火力が凄まじい兵器を用意してたのか!?」


 彼にとって想定外もいいところだ。

 日本軍の対戦車兵器といえば対戦車砲が地雷ぐらいで、戦車や対戦車砲は彼が知る限りでは威力は低くM3中戦車の敵ではなかった。むしろ地雷も敵が肉弾戦で接近してきて地雷を仕掛けてくるの方が脅威だったぐらいだ。しかし、彼の目の前にある『何か』は明らかに今まで経験した中で一番の脅威を持っている。

 彼は前に向き直るとだいたい1000m先の道の突き当たりにあるジャングルがまたしても光った。咄嗟に彼は砲塔から飛び出し、瞬間、乗っていた戦車は後方にいた味方の戦車と同じ運命を辿った。

 砲塔から飛び出し、何とか無事だったアーネルの目には自分がほんの数十秒前まで乗っていた戦車が紅蓮の炎に部下共々焼かれている光景が入る。


「OH MY GAT(おぉ、神よ)...」


 敵に文字通り一撃で正面装甲を撃ち抜かれたのだ、もはや助けようがない。

 彼は随伴兵が声をかけて後退を促してくるまでただ呆然と戦車を見てるしかなかった。





「敵が来た道を戻っていきます...どうやら防ぎきれたようです」


 敵が撤退していくのを双眼鏡を使って見ながら曹長の階級章とボロボロの軍服を身につけている痩せこけた男が力が無い声で言った。

 それを曹長の男よりは多少まともな格好をしている少尉である男はそうかとだけ返した。


「吉儀よしぎ少尉、あとどれくらいここを守ればいいんですかね?」


「...味方が撤退し終えるまでか、俺たちが骨だけになるかまでだな」


 操縦手である川村伍長の疑問に戦車長の吉儀よしぎ 英治えいじ少尉はそう答えた。

 彼らはウ号作戦の中止によって転身していく味方の殿としてここに展開している戦車連隊の一部隊である。

 とは言うものの、自分達の他にもこの地域には戦車と少数の兵士がいたのだが既に空爆と敵の対戦車兵器、そして自分達より遥かに強い戦車で攻撃を仕掛けてくるので部隊が撃破されたり散り散りになってしまい、この周辺には自分達が乗っている戦車しか無い。

 しかもその戦車は外見があまりにも特殊だった。車体だけみれば帝国陸軍の主力戦車である九七式中戦車なのだが砲塔部分が陸軍では珍しい長砲身の砲が剥き出しで添えられているだけだった。


「それにしても...高射砲を無理して付けたかいがありますね。おかげで敵の戦車がまるで紙のように倒せますよ」


「うむ、これを始めて見た時は乗れるのかどうかの問題だと思ったが...こうして戦ってみると良い戦車だ」


 吉儀は川村に笑い返す。

 彼らの乗車している現地で砲塔部分を撤去してオープントップ式にし、九九式八糎高射砲を取り付けて改修した『八糎砲戦車』は彼らにとって今や一番の頼りになる戦車だった。


「もっとも砲塔を取っ払ったので榴弾でも撃ち込まれたら鉄の棺桶に早変わりですがね」


「アメ公の軽戦車にすら歯が立たなかった戦車という名の棺桶よりは幾分かマシだろうよ」


 吉儀の皮肉混じりの言葉に二人とも思わず笑い出してしまった。今まで彼らが乗っていた九七式中戦車や九五式軽戦車は米軍の戦車に全くといっていいほど通用せず、鹵獲した敵のM3軽戦車の方が遥かに頼りになったぐらいだ。だが鹵獲した戦車は如何せん数が少ないので彼らは九七式中戦車に乗る羽目になってしまった。

 だが作戦が始まる直前に砲塔に故障が発覚、砲塔ごと変えなければいけない必要が出てきてしまい困っていた時にある部隊に高射砲にも使える徹甲弾が支給されたと聞き、吉儀は使えない戦車砲の代わりに高射砲を載せることを思いついたのである。この案に一介の下士官の提案だけあって最初は上層部は否定的ではあったが一両でも戦車が欲しく、そして強力な火力が得られるかもしれないということで改修された。

 その結果は先の戦闘を見れば分かるだろう。


「しかし...敵がここまで来ているのに殿の俺たちに食料や弾薬、人員の補給が来ないとはどういうことだ?」


 先ほどとは一転して吉儀は怒りを滲ませながら言った。

 食料と弾薬の補給は既に途絶えており、時々ふる雨水と野草、兵士の間で"チャーチル給与"と呼ばれている敵が輸送機で空中投下してくる物資を奪うしか方法がない。人員も数日前に移動途中、偶然車外に出ていた二人いる装填手の内の一人が敵戦闘機の攻撃で戦死していたのだが補充は来なかった。


「中尉忘れたんですか?食料は現地調達、弾薬は各自工夫して節約するように司令部から命令されてるんですよ」


「ふん、チャーチル給与を当てにしろとでもいうのか?味方の補給より敵からの補給の方が頼りになるなんて牟田口の野郎は将兵をどう思っているんだか」


「さしずめ、本人からしてみれば無敵皇軍は飲まず食わずで武器がなくても戦える軍隊と思っているんじゃないんですかね」


「そう思ってたら戦車の砲身に奴を括り付けて英軍の蜂の巣陣地に突撃してやる。そうしたら我々も喜んで戦死してやるさ」


「...あの、取り敢えず上官への文句はそこまでにして早く戦車を後退させて隠蔽させた方がいいと思いますよ」


 吉儀と川村の上官批判を脇で黙って聞いていたが、そろそろ不味いと判断した装填手の佐藤伍長が二人を諌める。


「そうだな。では川村、戦車を後進させろ」


「了解しました」


 吉儀の支持を受けて川村は今にもエンストを起こしそうなエンジンを動かし戦車を後進させた。




 数日後の深夜、雨が降ったおかげで地面がぬかるんで戦車の移動に苦労しつつ、新たに移った前の陣地より後方にある急増陣地が喧騒に包まれようにしていた。

 吉儀は空腹と疲れが溜まり、だいぶ痩せこけた体を木を背にして休めようと座り込んで寝ていたのだが、不意にキャタピラ音が聞こえた。

 彼は一瞬で目覚めた彼は急いで同じように眠りこけていた川村と佐藤を叩き起こす。


「おいッ!敵が来たかもしれん、早く起きて迎え撃つ準備をしろ!」


 二人は飛び跳ねるように起きると急いで戦車と弾の入った箱に取り付く。暫くすると道の上を前回より三両か四両ほど多いM3中戦車が視界に入ってきた。




 謎の待ち伏せを受けてしまったアーネル中尉は戦車に乗車していた。

 彼は麾下の戦車が撃破されたことによって、責任を追及されかけたが首の皮一枚のところで何とかお咎め無しですんだが、その代わりに再び自分が撃破された場所の確保を命じられてしまった。しかしアーネルにとって、これは僥倖に近い。部下の仇討ちと自分の名誉回復の機会を与えられたに等しいからだ。

 ましてや部隊もM3中戦車が前より四両多い六両に増強されていて、随伴歩兵も増やされているので、多少の待ち伏せではびくともしない。

 彼は狭い道を列を作って進んでいる隊の三両目のよく揺れる戦車の天蓋から体を出して目を凝らしながら進んでいた。


(どこだ...あの戦車は何処にいるんだ...)


 辺りを見回しながらアーネル中尉は復讐の念を強めていく。前回、M3中戦車の残骸が放置されていた場所に向かった時には既に敵は退避した後であった。

 彼はてっきり、対戦車砲か何かが添えられた固定陣地なのかと思ったのだが、陣地があったと思われる場所に微かに残っていたキャタピラの跡から戦車が待機していたと分かり、ますます怒りを燃やした。


(この俺が、ましてや部下がジャップの缶詰戦車にやられたなんて屈辱だ。必ず探し出して猿どもを殺してやる)


 その思いを強くしていた時、先頭車両が急に停止した。


「おい、何かあったか?」


 アーネルは無線で先頭車両に呼びかける。


 《中尉、申し訳ありません。新兵の運転手が道のド真ん中にあった日本兵の死体に驚いて急停止させてしまったんですよ。すぐに随伴兵に言って死体をどかせます》


「死体?...貴様ッ!それは...」


 つかの間、考え込んで何かに気づいたアーネルが言い終える前に先頭車両は突然爆発した。攻撃を受けた戦車は砲塔ごと吹き飛び、たちまち動かなくなった。





「よっしゃ! 敵は罠に引っかかりやがったぞ!」


 吉儀は声を弾ませながら言った。

 彼は味方に助けられることなく道端に捨てられた味方の死体を、指の一部を遺骨として本土に送るために切り取ってから道に目に付くように置いたのだ。

 敵はどうやら死体を辿って追撃してくることが分かったため、敵を罠に引き込むためにあえて死体を置いたのである。最初もこれが功を奏し、今も成功した。


「次弾装填ッ!」


 吉儀が命令を告げると佐藤が急いで空きっ腹に力を入れて重量がある弾を込める。


「装填完了!」


「目標12時の方角...撃てッ!」


 九九式八糎高射砲が障害物となった道からはみ出して、先頭の戦車を横をかすめて進んでこようとした二両目を目掛けて火を吹いた。

 砲弾は二両目の装甲をぶち抜き、たちまち炎上させる。

 そして次弾装填の命令を出そうとしたその時、装填の合間を塗って接近してき十数名ほどの敵兵が殺到してきた。


「敵歩兵がすぐそこにッ!」


「小銃があったろ、撃ち返せ!」


 吉儀と川村、佐藤が身を乗り出して三八式歩兵銃や南部十四年式拳銃の火蓋を切る。すると何人かの兵士が倒れるが、敵も必死だ、負けじと撃ち返してくる。


「うっとおしいぞ!」


 そこに吉儀が手榴弾を投げつけた。

 放物線を描きながら飛んだ手榴弾は敵中に落ちて数秒後に爆発し、巻き込まれた敵の何人かが倒れこむ。すると生き残った敵歩兵が後退をはじめた。


「やったぞ! 敵が後退していくぞ」


 川村が喜びの声を上げる。しかし吉儀はすぐさま敵の意図に気がついた。


「違う...あれは戦車がこれから来るからだ!」




「小賢しい手を使いやがって、ジャップめ!」


 アーネルは車体を力任せに拳で叩いた。

 前回は気づかなかったが、今回の待ち伏せで分かった。敵は死体で気を逸らせて、そこに攻撃を加える作戦だったのだ。まさか死体までも使った用意周到な待ち伏せだったことを思うと怒りで身が張り裂けそうになる。


「だが、そこまでだ」


 敵の戦車が砲撃の閃光で照らされた時に分かったのだが、敵がオープントップ式の自走砲だということに気づいたのである。

 彼はそこでオープントップ式の車両の脅威である随伴歩兵による接近戦を命じて時間を稼がせ、その間に榴弾を準備させて残っている戦車を展開させたのだ。そして敵は歩兵の排除に夢中になっていたおかげで戦車の展開を防げなかった。

 あとは攻撃を命ずるだけだ。


「各車両、敵に必ず命中させろ。黄色い猿どもをぶっ殺すぞ!」





「...」


 もう手遅れだった。

 敵戦車はすでに展開し終えており、あとは装填と照準を合わせ、撃つだけだ。

 吉儀はおもむろに川村と佐藤に向いた。


「いいか...貴様らだけでも...」


「その先は言わないでください」


 吉儀が何か言おうとしたのを川村が遮った。


「例え、ここから逃げても...この先はジャングルです。とても味方がいるところまで逃げ切れるとは思えませんよ」


「吉儀少尉、自分も川村曹長と同じ思いであります。どうせ死ぬなら敵を一人でも多くを道ずれにしたいです」


 彼らは何かを悟ったかのように言った。その二人に吉儀は口を開くことさえ出来なかった。


「...分かった...いいか貴様ら!こうなれば敵の戦車に帝国陸軍戦車隊の強さを思い知らせるぞッ!」


 了解と力強く、悲壮な思いが篭った返事が吉儀に返った。



 アーネル中尉は命令を下した。


「目標、前方の自走砲!」



 吉儀少尉は命令を下した。


「目標、前方に展開する敵戦車!」



Fire(ファイヤッ)!」



「テッー!」






 後世でも大きな批判を受けたインパール作戦。

 多数の兵士が無念のうちに倒れたこの戦い。

 彼らの勝負がどうなったかは定かではない。








〜登場兵器〜


『八糎砲戦車』

 全長 5.5m

 全幅 2.3m

 全高 2.9m

 装甲(車体のみ) 前面 25mm 側面 20mm 後面 10mm

 重量 19t

 乗員 4名

 速度 24km/h

 行動距離 190km

 エンジン 三菱SA一二二〇〇VD空冷V型12気筒ディーゼル

 武装 九九式八糎高射砲一門


 九七式中戦車の砲塔と車体上部を取り払って九九式八糎高射砲を現地で改造し取り付けた砲戦車。この高射砲は500mの距離で120mm装甲板を貫通可能しうる性能を持つが、オープントップ式で、しかも乗員を防護できる物は高射砲についていた防護板のみだけなので乗員は榴弾どころか、下手をすると機関銃の掃射ですら乗員からしてみれば危険であった。

 また、無理をして取り付けた為に行動距離や速度が低下しており、しかも重量軽減のために機関銃が撤去されている。

 なお、この戦車は現地で改修されたものであり正式採用されたわけではないので「○○式」という名称はつけられていない。

どうも、横山上等兵です。


今回の作品はいかがでしたか?

久しぶりに書いてみたので文章の表現などがもう...とにかく大変でした。


書いてて楽しかった反面、改めてインパール作戦の悲惨さを知り...言葉も出ませんでした。ろくに調べてないくせにジンギスカン作戦とか言って補給に牛などを使ったり、某司令官は後方で遊び呆けてたり...あそこまでいくと、なんでこんな人が出世できたのか、疑いたくなりますね...


まぁ、インパール作戦についてはここまでにして、今回登場した架空兵器は海軍が本土決戦のために考えていた『長十二糎自走砲』が元です。画像等は入手しづらいですが、どうやら海軍の十二糎高角砲を九七式中戦車に積んだ代物だそうで...十二糎高角砲が出来るなら八糎高射砲もできるだろうと考えていた考案してみました。


さて、長くなりましたが現在は忙しくて連載小説を中々投稿できてませんが、今後もよろしくお願いします。

それではまた次回!


ご意見、ご感想、アトバイスをよろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 久しぶりの作品、お疲れ様です。 インパール作戦については詳細を知らないのですが、酷い作戦だったみたいですね……。 横山さんの久々のお話を目にして、私も少し創作意欲が沸いてきた様な気が…
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