表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろうを知ろう ~小説家になろうをグラフ化してみた~  作者: ゆうゆう@なろうデータ収集卿
1章 Re:ぜろから知っちゃう「小説家になろう」
5/36

番外編 小説家になろうの裏を知ろう1

☆データ情報☆

※今回の使用したデータは2018年10月13日現在のものです。

※年度ごとの登録者、作者数->なろう小説API&ユーザー検索を利用

※作品削除情報->なろう小説API、なろう18禁小説API

※これらのデータは公式から提供されるものではなく、個人が集めたデータからの推測です。そのため実際の値から多少ずれがあります。ご承知おきください。

※またこのコンビは小説家になろうを知ろうシリーズの『とあるスコッパーの備忘録』の番外編にも登場していますので気になる方は読んでみてください。

「こんにちは! いつもニコニコあなたのマイページに這い寄るスコッパーの夕です!」


「えーっと、いつも夕のストッパーをしている朝だ」


「「二人合わせて、朝夕コンビ!」」


「やったよ! えーさん。出番があったよ!」


「また出番があるとはな……」


「ふふふ(*'ω'*)、今回も色々なグラフを発表するのです」


「というか今回は全体通してグラフとイラスト多めだからな。あんまり違いがないんじゃないか? 前回は検索だったから違いも出たけど、本編でやってもよかったんじゃないか?」


「甘いですね。えーさん。佐世保豆乳くらい甘いです。番外編ということで、ニッチな数値のグラフを発表するのですよ。こんなもの調べてどうするのか。とか、いままで誰も見てこなかったようなものをやるのです!」


「全然甘さが想像できねぇ……。それにそんなグラフ作るとか誰得だよ」


「私得! んー、でも結構好きな人もいるようですよ?」


「それを見てどうするんだ……」


「ニマニマするんじゃないですかねぇ」


「お前みたいな変態が他にもいるのか……」


「失礼な。私は変態じゃないですよ。ただのグラフ好きです。さて、あんまり無駄話してると全国百万人のグラフ好きさんが暴動おこしちゃいます。なので発表していきますよ~」


「へーい、まずは何からやるんだ?」


「まずは退会率からみていきましょう。ということで、どーん」


挿絵(By みてみん)


「変なグラフだなぁ。どう見るんだ?」


「ヒートマップというやつです。これは色の濃淡でユーザーIDごとの退会率がわかるのです。まずユーザーIDを1000区切りで横に10個ずつ並べて、その中に何人の退会者がいるか数えました。黒くなっているところは退会者が多いことを表しています。下に行くほどユーザーIDが大きく、上に行くほどユーザーIDが小さいです」


「ふーん、最初の方がなんとなく黒いから退会者が多いのか、110万あたりも黒っぽいな。最近は明るいから退会者も少ないのか。あとはぽつぽつ黒いところがあるんだな。複垢での一斉BANとかもありそうだな」


「ちなみにですが、退会率はユーザー検索で求めることができます。ユーザー検索で発行されている最新のユーザーIDを見ると147万です。しかし、ユーザー数は139万です。なので退会者は8万人くらいいることがわかります。退会率は約6%です」


挿絵(By みてみん)


「へー」


「ちなみに登録年度別に退会率を出すとこんな感じになります」


挿絵(By みてみん)


「年代によってばらつきがあるなぁ。2010年ごろの登録者が一番退会しているな。なんか理由でもあるのか?」


「話をしよう、あれは今から20年……いや、10年前だったか、えっと……、あれっていつだでしたっけ?」


「そんな記憶力で大丈夫なのか……」


「大丈夫、冗談ですよ。小説家になろうは今でこそ一次創作メインですが、実は初期は二次創作メインだったんですよ。にじファンって聞いたことないですか?」


「どっかで聞いたことあるような」


「2010年8月11日に小説家になろうは二次創作小説専門サイト『にじファン』を始動させました。これにより大量の二次創作者がなだれ込んだのです。しかしですね、2012年7月20日ににじファンは閉鎖されました。そして二次創作は原則禁止になったのです。二次創作を求めていた作者読者が多く退会したのです」


「あぁ、だから2010年付近の退会者が多いのか」


「二次創作作品を書きたい、読みたいユーザーが集まったのですが、それがいきなり原則禁止ですからね。退会する人も多かったようです。そして、2012年以降は書籍化ラッシュで集まってきた人が夢破れて、ってのが多いみたいですね。ただ最近はそれも落ち着いてきているようです。2018年に登録した人の退会率はかなり少ないですね。2017年が多かったのは多分複垢による削除なのでしょうね……今後はどうなるのかわからないですけどね」


「へぇー」


「ということで、ユーザーの退会率でした。続きましては作品の削除/非公開率です。どーん」


挿絵(By みてみん)


「さっきよりも全体的に暗いな。そんなに削除/非公開率って高いのか?」


「削除/非公開率は約50%です。小説家になろうに投稿された作品の半分は削除になるか非公開になります」


「まじか。でもあれだよな非公開にしてる人が多いんじゃないのか?」


「( *´艸`)」


挿絵(By みてみん)


「なんかイラっとする顔文字。……投稿年度別の削除/非公開割合? うわぁ。古い作品ってかなりないんだな。下の小さなグラフはなんだ?」


「削除と非公開作品の割合です。削除が90%くらい非公開は10%くらいなんですよ。読めない作品のほとんどは削除です」


「まじなのか……そおういやこれってどうやって調べてるんだ?」


「小説家になろうに投稿される作品はNコードで管理されているのですが、それは数値に変換できて連番になっているのです。その性質を利用して、()()()()()求めているのです。詳しくは『小説家になろうシリーズの”拝復 応援されたい作者様、応援したい読者様。これもなろうの現実です。”を読むといいのです。下にリンク張っておきます」


「削除作品も2010年付近が多いんだな」


「二次創作系が全滅ですからね。メインの作品群が削除されたらこうなりますよ」


「世知辛い」


「ということで番外編1はこれくらいにしましょう。まだまだ先は長いですからね。細切れにして出していきます。それではまた会いましょう。ばいばーい」


「唐突に終わらせるなぁ」




次回予告


「つらたん! 野崎先輩の嘘つき!」

「……は? いきなりどうしたんだ蒼井」

「野崎先輩、前回言いましたよね。小説家になろうには読者がいっぱいいるって、PVがすごいって」

「あぁ、言ったな。それがどうした?」

「投稿しても全然見られないんですけど! どういうことなんです!」

「……まぁ誰しも最初は思うことか、じゃあ次のテーマはPVにするか。小説家になろうで見てもらうためにはコツがいるんだよ。それを教えてやろう」

「やばたにえんの無理茶漬け!」

「日本語で喋ってくれ……」


挿絵(By みてみん)


次回、小説家になろうを知ろう「投稿しても見てもらえないとか、つらたんです」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ