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小説家になろうを知ろう ~小説家になろうをグラフ化してみた~  作者: ゆうゆう@なろうデータ収集卿
4章 私、評価は平均値でって言ったよね!
12/36

総合ポイントを知ろう

☆データ情報☆

※今回の使用したデータは2018年10月13日現在のものです。

※年度ごとの登録者、作者数->なろう小説API&ユーザー検索を利用

※評価情報->なろう小説API

※これらのデータは公式から提供されるものではなく、個人が集めたデータからの推測です。そのため実際の値から多少ずれがあります。ご承知おきください。

※ここからは総合ポイント(評価ポイント+ブクマ数×2)のお話です。


「さて、ここからは総合ポイントについてみていくぞ。小説家になろうには約1.7億の総合ポイントがあるが、どんな風に分布しているか見てみよう」


挿絵(By みてみん)


「相変わらずの左端率。あ、でも0は42%なんだ。まだ低いですね」


「……それでも5作品に2作は0なんだがな。総合ポイントが100を超えている作品は約10%だ。1万ポイントを超えている作品は0.5%(約3000作品)しかない」


「ランキング見てると、いっぱいありそうな気もしたんですが、まやかしだったんですね……」


「ランキングとはそういうものだ。総合ポイントが高い作品が集まってくる。総合日間1位だと1日に5000pt入っている作品もあるぞ。さて、ジャンルごとにも見てみるぞ。大ジャンルごとの総合ポイントの総数の割合を出してみた」


挿絵(By みてみん)


「ん~。やっぱりファンタジーと恋愛ですか」


「1.7億ptのうち約半分をファンタジーが持っている。では小ジャンルではどうなるか、それも見てみよう。小ジャンルだとこうなっている」


挿絵(By みてみん)


「ハイファンタジーと異世界恋愛が突出してますね。ブクマもそうでしたけどジャンル間でこうも違うんですね」


「大抵の人はファンタジー作品を読みに来ているということだ。ではポイントの割合も見てみよう。ポイント総数が多いからと言ってポイントが付きやすいのか見てみよう。それぞれのジャンル作品のポイント割合を調べてみたぞ」


挿絵(By みてみん)


「0が灰色ですか……要するにポイントが付きやすいのは異世界恋愛や歴史、VRゲームなんですね」


「評価が高い傾向にあるのはそうだな。比較のため0だけ抜き出してみたぞ」


挿絵(By みてみん)


「あぁ、ヒューマンドラマ、アクション、コメディ、詩、その他ジャンルは半分が0なんだ……」


「このあたりのジャンルは読者も少ないからな。もし、盛り上げたかったら作品を読んで評価やブクマをするといい。では、逆に総合ポイントが高い割合も見てみよう。1万ポイント以上の割合が高いのはこのジャンルだ」


挿絵(By みてみん)


「VRゲームすごい! あぁ、そして、その他のジャンルがほぼ全滅じゃないですかー」


「1万ポイント以上の割合が高いのは、恋愛、ファンタジー、歴史、VRゲームだな。特にVRゲームが突出している。VRゲームは評価もブクマもつきやすいジャンルの1つだ」


「VRゲームは面白そうなんですけど、書けないんですよね。そういったゲームしたことないし……」


「そう、VRゲームを書ける人が少ない割に多くの需要がある。それがこういったポイントに表れてる。ある程度の知識がないと書けないからな」


「勉強してみようかなぁ」


「いいことだな、他のジャンル作品を読むのも勉強になるぞ。では最後に総合ポイントの内訳はどうなっているのか見てみるぞ」


「内訳?」


「総合ポイントには評価ポイントと、ブクマポイントが含まれている。これらの割合について集計してみた。総合ポイントが多くなればどうなるのか見てみたぞ」


挿絵(By みてみん)


「えーっと、上に行けば、ブクマポイントの割合が多くて、下に行けば、評価ポイントの割合が多いんですね。なんとなくポイントが多くなれば、ブクマの割合が多そうですね」


「そう、もう少し見やすくするために横軸を対数にしてみる」


挿絵(By みてみん)


「おお! なんだか総合ポイントが多くなるほど上に集まってますね。大体0.8くらいに集まるみたいだから、約80%がブクマによるポイントなんですか! えー、ちょっと驚きです。だって、ブクマって1個2ポイントでしょ。評価は1人10ポイント付けられるじゃないですか!」


「5倍の重みがあるが、それでもブクマの方が多い。それだけ評価を付ける人はまれだっていうことだ。そしてだな、下に来ているのは短編だ。グラフを短編、完結、連載に色分けしてみてみるぞ」


挿絵(By みてみん)


「なんかすごい! 短編って下の方しかないですね。えーっと短編は、ほとんど評価ポイントで総合ポイントが決まってるんですね」


「そう、そして、ちょっとわかりにくいが完結が真ん中らへんよりちょっと上、つまりブクマと評価のポイント割合がほぼ同じかブクマより、連載は上の方に固まっている。それをもう少しわかりやすくしてみたぞ。種別ごとにブクマポイントの割合を見てみた」


挿絵(By みてみん)


「短編が左、連載が右できれいに分かれますね。完結は中央付近ですか」


「そう、連載は評価が付きにくいといわれているのがよくわかる。だから連載作品は評価ポイントが少なくても気にしないことが重要。そして逆に短編はブクマが付きにくい。ブクマが少なくても気にしないように。連載が完結すれば多少なりとも評価する人が増えてくるので連載している人は完結を目指せばいい」


「そんな感じだったんですね。あぁ、なるほどためになります!」


「今回は以上だ」


「はい! ありがとうございます」





連載を選べばブクマメインでポイントが増え、短編を選べば評価ポイントメインでポイントが増えていく。そういうものなのです。両方ほしければ連載完結を目指すしかない!


あっ、でも文字数少ないと逆効果なので注意ですね(7章でこの辺りが出てきます)



※今回の章の元ネタ

『私、能力は平均値でって言ったよね!』

https://ncode.syosetu.com/n6475db/


ほのぼの異世界チート生活物語。

2016年1月より連載が開始され、書籍化、コミカライズまでされた。

アース・スターノベルの人気作品。

現在アニメ化進行中。


--あらすじ-------

高校卒業の日、主人公は車にひかれそうな少女を助けて死んでしまう。

そしたら神様があらわれて転生させてくれるらしい。そして望みも1個聞いてくれるという。


少々出来が良過ぎたために周りの期待が大きく、思うように生きることができなかった主人公は、望みを尋ねる神様にこうお願いしたのであった。


『次の人生、能力は平均値でお願いします!』


 なのに、何だか話が違うよ!

-------


平均値や普通を望んだのに進む方向は全然違う。

普通の女の子を自称する主人公をモブの人達と共にツッコミを入れながら楽しむそんなお話。


色々なパロディネタをぶっこむところが好き。

突っ込みどころが満載な作品です。

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