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小説家になろうを知ろう ~小説家になろうをグラフ化してみた~  作者: ゆうゆう@なろうデータ収集卿
はじめに
1/36

プロローグ

挿絵(By みてみん)

「ちわー! 入部したいんですけど!」


 Web小説研究会という紙が張り付けられたドアが開き、蒼井赤音あおいあかねの声が部屋の中に響く。その部屋にはデスクトップPCや単行本が置かれた机が所狭しと並んでいる。


 奥にはメガネをかけた男性がパイプ椅子に座り、PCを操作していた。彼は蒼井の声に画面から目を上げる。


「入部希望者? どうしてまたうちみたいなマイナーな会に?」


 全員で3人というWeb小説研究会の会長である野崎望のざきのぞむは当然の疑問を投げかける。宣伝もしていなかったので、不思議に思っている。


「チラシを見てきたんですっ!」

「チラシ?」


 蒼井はそう言って一枚のチラシを見せる。


 そのチラシには『集まれ! 底辺作家! キミも小説家になろうで小説家になろう! コツさえ分かれば貴方も人気作家! 気になる方はWeb小説研究会へ☆』という文句とポップなイラストが書かれていた。


「この前、Web小説研究会の人から渡されて……」

「はぁ、あいつ……また、変な物を」


 野崎はチラシを見てため息をつく。


「私、小説家になりたくて投稿してるんですけど。ポイントとかあんまりもらえなくて。これを見て希望が出てきました! コツがあるんですか?」


 蒼井が目を輝かせながら聞いてくる。


「まぁ、あるっちゃあるが……」

「先輩! 私に小説家になろうのコツを教えてください」


 蒼井の勢いに、


「はぁ、そんなことより小説読みたいんだがな……まぁ、教えてもいいが、最初は基礎からだな。コツを教えるにしても全体の話をしないといけない」

「望むところです!」


 そんなこんなで、野崎望と蒼井赤音の小説家になろうの講義が始まるのです。

次回予告


「先輩! まずは何から始めるんですか?」

「そうだな、まずは小説家になろうの歴史や基本情報から教えてやろう」

「え~、ちゃっちゃとコツを教えてくださいよ」

「だめだ、コツだけだと現実が見えないからな。先になろうの現実を見せてやる。一からいや零から始めよう」


挿絵(By みてみん)


次回、小説家になろうを知ろう『Re:ぜろから知っちゃう 「小説家になろう」』

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