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司馬遷君の「史記」を読んでみた
世の中、こう考えたほうが楽しいんじゃないか、ということはある。そこで、私は自分が楽しい、と思う方を選択する。
それが絶対だとは思わない。異論反論はある。
というより、こっちのほうが少数者だということは理解しているので、多数による定説を声高に言われても困る。
これは、私のささやかな愚痴のようなものだからだ。
でもまあ、数あるものの中から、こんなところを読んでいる君は、すでに勇者だ。たいていの人は、司馬遷、史記、漢文、文法、試験、困難、意味不明…と無限ループするので触れないジャンルだ。
え?タイトルに騙された?
本編は次のページからだ。まずは、史記列伝最初を飾るクレーマーの話から。