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Dragon Crest  作者: モトパイ
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第0話 Dragon Crest

暇つぶしに頭の中にある設定を垂れ流してみました

《Dragon Crest》日本語に直すと竜の紋章。

これが今ネットで話題を呼んでいるVRMMOだ、もちろん悪い意味で。


まだタイトルが発表されただけだが色々と不味かった、主にタイトルが。

簡単な話、某有名国産RPGのタイトルと似すぎているのである。

ちなみにこのゲームの略称はドラクレ。


Tクローズドベータテストが始まるまではまさに祭り状態だった。

過剰反応五割、煽り二割、期待三割と言ったところだろうか。


しかしテスター達のSSスクリーンショットと感想が出回り始めると人々の期待は高まっていった。


まず皆が口を揃えて言ったのはゲーム内のリアルさだった、つぎにレベルキャップのべらぼうな上限とスキル制、そして最後に味覚と嗅覚の存在だった。


インストールに従来のVRMMOの二倍近い容量が必要だったことからグラフィック精度の高さは抜群に良かった、それだけではなくこのゲーム内のNPCすべてにAIが搭載されており人々はただのデータではなく確かに生きてると言えた。

PCプレイヤーキャラクターのレベルの上限はなんと一万、これに対しては恐らくだれもが同じ気持ちになっただろう、運営はバカだ……、と。


さらにスキル制の導入により様々なビルドを組むことができる、各スキル熟練度の上限は千。熟練度が千になればそのスキルはマスターとなる。

確認されているだけでも五千以上のスキルがあり、運営が言うにはこの倍近くのスキルが存在し、隠しスキルまであるらしい。ただし習得限界マスターできる数は百までだ。


だがこの程度なら今までのゲームでもある程度は存在する内容だった、このゲームが持つ決定的な違いは味と匂いだった。

今までのゲームでは再現できた五感は視覚、聴覚、触覚の三つまでだった、しかも視覚と聴覚は十分かもしれないが触覚はどちらかと言えば曖昧な感覚だった。

リアルな触覚と再現不可能と言われていた嗅覚と味覚、これによりドラクレは五感を存分に使って遊ぶことのできるVRMMOとなっていた。


以下はある掲示板でのやり取りである


βP「ドクペ味のポーション……だと……」

名無し「ちょwww誰得www」

名無し「全オレが歓喜www」

名無し「(CβT落ちて)壁パンしてる場合じゃねえ!」

名無し「正式オープンマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン」



そしてCβT終了から半年後、ついにドラクレの正式稼働が始まった。

どう続くかは自分でも予想できません

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