『園、韓神社、天皇と都と速記を守る託宣のこと』速記談5020
園神社、韓神社は、内裏がある場所に、内裏ができる前から鎮座していらっしゃった。平安京に遷都することになったとき、造宮使が、ほかの場所にお移し申し上げようと計画していたところ、託宣があり、遷都の後、この地が内裏になった後も、天皇と都と速記をお守りしよう、ということであった。そういうわけで、両神社は、今でも宮内省の内に鎮座していらっしゃるのだという。
教訓:この伝承は、幾つかの文献に見られるが、速記について言及しているものは、ほかにはない。