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" クラス一のボッチ " と " 学園一のお嬢様 " が放課後買食いするだけの話。

作者: たまぞん

放課後のコンビニって開放感あっていいよね。


「麦ヶ丘くん……今日もヤるの?」


「無論」


「相変わらずお盛んね」


「健全な男子高校生だからな。己の欲には逆らえんさ」


「流石だわ。……なら、私も " 食べて " しまっていいかしら」


「別に構わんが、大丈夫なのか? こんな連日」


「問題ない。それよりも、今日も私を " 満足させてくれるんでしょうね "」


「……そのセリフ、忘れるなよ。今日は俺のとっておきでヒィヒィ言わせてやる」


「それは…楽しみね」


 そうして、俺たちは教室を後にした。


 ある晴れた日の昼下り。それはどこにでもあるようなごくごく一般的な会話だったと思う。


 まぁ受け取る人間が人間であれば、多少の誤解は生まれてしまうものなのかもしれない……というか実際に誤解されて困っているのだが、ここはハッキリと言っておこう。


『うわ……あんな生々しい話よく大っぴらにできるよな』


 俺は。


『 " 白百合お嬢様 " も堕ちちゃったのかぁ』


 俺と八条は。


『さすが不良、やることが動物的よね』


 断じてやましいことなどしていない。


「……で、今日はどんな " ジャンクフード " に喰らいつこうというの、麦ヶ丘くん」


 そう言って八条は俺 ───「麦ヶ丘 剛」の顔を覗き込む。


「あぁ、今日は外環沿いの『フェミニーマート』だ」


 

 そう、やましいことなどではなく健全な。健全であることを主張したい、「買食い」の話をしているのだ。



 遡ること3ヶ月前。


「……誰か、助けて」


 俺は一人の少女を救ってしまった。


 地にひれ伏し救いを求める彼女の名は「八条 白百合」。俺の通う高校の制服を身に纏った彼女は、不良少年で名高いらしい俺でも知っているような有名人だった。


 といっても、「実家が金持ちでとびきりの美人」「学園一のお嬢様と呼ばれている」ということぐらいしか俺は知らない。学校や学年が同じといえど、俺なんかとは住む世界が違うのだ。


 何かしらのコミュニティに属していれば、そんな下世話な話題にも触れる機会はあったんだろうけど……生憎と俺は人付き合いの苦手なボッチ。


 良く言えば孤高、悪く言えば孤独。そんなどこにでもいるようなあぶられ役で、今では立派な不良少年ということになっている。神格化されてるみたいでちょっと嬉しいのはナイショな。


 さて、そんな自分語りにも一区切りつけまして。問題は俺の目の前でぶっ倒れていた八条だ。


 学校帰りに立ち寄った公園でパックジュースを啜っていたいたところ、この女は現れた。そして倒れた。思えば一瞬の出来事だった。


「おい……大丈夫か?」


 声をかけても、ろくな反応がなかったことを今でも覚えている。膝から崩れ落ち、倒されるドミノのようにバタッと全身で地にダイブした。砂ぼこりが煙たい。


「……昼食……財布、無し……」


 かろうじて聴き取れた単語から、俺は瞬時に状況を把握し次の瞬間には近くのコンビニへと駆けていた。




「ほら、とりあえずこれ食えよ」


 俺はツナマヨおにぎりとバナナ、それとパックのジュースが入ったレジ袋を彼女に手渡した。


「これ……」


「金なら気にすんな。金なくて昼食食いそびれたんだろ? 俺もたまにやるから気持ちわかるよ」


「……ありがとうございます」


 制服のスカートが汚れることも気にせず、八条は地面にへたり込みながら袋の中のコンビニ飯たちをしげしげと見つめる。


 やがて俺のイチオシ、「ツナマヨおにぎり」を手に取ったかと思うと。


「これ……どうやって開ける?」


「お嬢様キャラは伊達じゃねえべな」


 結局その後、俺は袋の中にあるもの全ての解説を強制され、それにまんまと従わされてしまったのだ。


「このおにぎり……すごく美味しい」


「だろ? 普段俺が買食いするコンビニおにぎりの中でもイチオシだ」


「これが……コンビニ食品というものなのね」


「金持ちのお嬢様からすりゃ駄菓子みたいなもんか。流石にコンビニじゃハンバーグが限界だな」


「えっ……? ハンバーグも売っているの?」


「なんならワインや焼酎なんかも売ってるぜ? 俺は買わないけどな」


「すごい……そして美味しい」


 すごいと美味しいが混在した彼女の完食を待つこと数分。


「改めて感謝するわ。本当にありがとう。……あなたも命の恩人ね」


「だから気にすんなって。これからは買食いできる程度の金、常備しとけよな」


 口元を小綺麗なハンカチで隠しながら、八条は礼と共に興味深い話を持ちかけてきた。


「私、この味がすごく気に入ったわ。明日からちゃんとお財布を持ってくるから、あなたの買食いに同行させてはもらえないかしら」


 少し頬を赤らめる八条に、不覚にもドキッとしてしまった自分がいた。


 どこか手持ち無沙汰な様子で自前の黒髪ロングを遊ばせる彼女を眼前にし、気付けば俺はOKを出してしまっていたのだ。


「不束者だけど、よろしくね。……えっと」


「麦ヶ丘だ。……あぁ、お前は名乗らなくても大丈夫。なんせ有名人だからな」


「有名人といえば君も十分有名人よ? 『誰とも馴れ合わないヤンキー君』……色々噂になってるの知らなかった?」


 そこまで有名だったとは知らなかった。ってかヤンキーて。学ラン着てウンコ座りでもすりゃ誰でもヤンキーだよ。


「……そんなヤンキー君と絡むのって、お家柄的にまずいんじゃないか? いや決してヤンキーとかじゃないけど」


「色眼鏡で見られることに関すれば私達は似た者同士じゃない。何も問題はないわ」


「八条が気にしないなら俺も気にしないことにするよ。せいぜい庶民見習いとして舌をバカにするこった」


「望むところね。庶民の味とやら、見せてもらおうじゃない」



 そして現在。俺たちの奇妙な関係が始まってから3ヶ月。あの日舞っていた桜吹雪も、今ではすっかり葉桜へと衣装を切り替えている。


「……ここね。例の『フェミチキ君』が住んでいるというコンビニエンスストア」


「ちなみに、八条が最初に口にしたコンビニ飯もここで購入したものだ」


「何ですって……!? じゃあフェミチキ君こそが真の恩人だった……ってことかしら」


「菓子折りでも買いに戻るか?」


「バカにしてるでしょ、麦ヶ丘くん」


「バカにされたくなきゃ恩人を見誤るなよ。金持ち救済の手柄をフェミチキ君に横取りされてたまるかってんだ」


「……麦ヶ丘くんの言う通り、私助けられる人を見誤ったかもしれないわね」


 まだ見ぬフェミチキ君への期待に胸を膨らませてか、八条はいつにも増して軽口が饒舌だった。そして俺も、まさか友達と……ましてや女の子と放課後に唐揚げをつつくことができるなんてというとんでもびっくりなイベントへの突入に、自然と声がニヤついていた。


「とにかく、私は先に入っているわ。彼の居住区はレジの隣で間違い無いのよね?」


 彼 ─── それがフェミチキ君のことを指すのであればその通りだと答え、それを確認した八条は足早に店内へと踏み込んでいった。吹き抜ける風が、小走りの彼女が漏らした鼻歌を乗せ、俺の首筋をかすめてゆく。


 「調理済みチキンの場合、居住区っていうより安置所じゃね」なんてくだらないことを考えていると、先程店内へ消えたはずの八条がもう戻って来た。


 売り切れか何かかと尋ねると、彼女は首を横にふる。


「どうしよう……フェミチキ君、どの子を買えばいいのかわからないわ」


 どうやらどの味を買えばいいのかわからず戻ってきてしまったらしい。


「レッド、レモン、チーズ、コンソメ ─── まさかこんなにも沢山の兄弟がいたなんて予想外だわ……」


「『たかがコンビニの鶏だ』なんて油断してたら痛い目をみた……なんて話はよく聞く失敗談だ。気に病むことはないよ。俺も一緒に選んでやる」


「ごめんなさい。お手間をとらせてしまって」


「なに、友達と共にどれを食べようか選別するのも買食いの醍醐味だ。むしろ楽しみが増えたと思えばいい」


 醍醐味だなんて知ったようなことを言ってしまったが、高校に入って1年ボッチを貫いた俺はその「醍醐味」をまだ知らない。正直に言って楽しみが増えたのは八条でなく俺の方だった。


 八条の手を引く俺の足は軽やかに、そして堂々と自動ドアの先へ進み始めた。



「……まさか『赤いフェミチキ君』がここまでの辛さだったなんて……予想外だわ」


 眉間にしわを寄せ、目には涙を浮かべながら八条嬢は静かに悶絶する。そして震えるその手にはフェミチキ君───それも唐辛子をふんだんに練り込んだ「赤いやつ」が。


「だから言っただろ? 『俺のとっておきでヒィヒィ言わせてやる』って」


「とりあえず……水ぅ」


「ちょっと待て、水じゃよけ辛くなるべ。……ほら、こっち飲めよ」


「ありがとう。いただくわ」


 八条は俺の手から雪印のパック牛乳を受け取るやいなや、それをちゅうちゅうと吸い始める。ちなみにこのパック牛乳は、刺激系の惣菜に慣れていないであろう八条がこうなることを見越した上で予め用意しておいたのだ。口の中の辛さも緩和でき、かつ牛乳本体でより腹を膨らませることもできる一石二鳥なセレクトってわけだ。


 懐かしいな。俺も初めて唐辛子入の唐揚げを食べたとき、想像以上のピリ辛加減で度肝を抜かれたっけか。


「ピリ辛いけど、美味しいわ」


「そりゃ何よりだ。お嬢様は普段こんなもん食わないだろ」


「えぇ。食べないというか……食べさせてもらえないわね」


「そうか。ならこっちも食ってみろよ。俺の買ったチーズ味、残りやるよ」


 八条の笑顔が少し曇ったことに気が付き、俺は半分程食べてしまった「フェミチキ君チーズ味」の残りを彼女に差し出す。


「じゃあ、私は残りのピリ辛を麦ヶ丘くんにあげるわ」


「交換だな」


「交換……いいわねそれ。何だか青春っぽくて好きよ」


「ったく、俺みたいなこと言うなよ」


 「青春」という単語に、俺は思わず笑ってしまった。


 だって、生粋のお嬢様なくせして憧れの対象がこんなボッチ男子高校生と同じだなんて、ちょっと笑えるだろ? それに、ちょっと親近感。


「むぐっ、これがチーズ味の唐揚げなのね……? どうしてかしら、くどいはずなのに食べれば食べるほどお腹が空いてくる……。これ、変なハーブとか煙の素とか入ってないわよね?」


「ハイになるお薬もニコチン諸々も入ってねーよ。けど、疑いたくなる気持ちはわかるぞ」


「人間の内なる食欲を掻き立てるこの味、うちの調理師にも見習ってもらいたいわね」


 フェミニーマート様からすればこれ以上ないほどの栄誉なのだろうが、八条家に仕える調理師様とやらからすればこれ以上ないほどの屈辱だろう。それ、声に出さないことを俺はおすすめする。


 と、そうこうしているうちに、気付けば八条は俺のやったフェミチキ君をペロリと完食してしまっていた。満足そうな顔で口元を拭う彼女は、何かを思いついたような顔で一歩俺に寄ってくる。


「な、なんだ?」


「それじゃ、私からもプレゼント。……ほら、あーん」


 そう言って、八条は爪楊枝に刺さった嫌に赤いフェミチキ君をぐいぐいと押し付ける。俺の口元に。


「ちょい待て待て! そんなことしなくたってちゃんと食うよ!」


「私にあーんしてもらえるなんて、他の人間じゃ考えられないことなのよ? 私からの日頃の感謝だと思って、素直にあーんされなさいな」


「シャバいから! 人見てるから!」


 俺と八条の攻防が繰り広げられている戦地、それは誰もいない教室でもなければどちらか一方の自宅というわけでもない、フェミニーマートの駐輪場だ。さっきから気にしないようにはしていたが、実のところ通行人やコンビニ利用者様方の視線が刺さるのだ。


 「リア充しやがってよ学生カップルが、爆ぜろ」なんて憎悪に満ちた表情で通り過ぎてゆくおっさんもちらほら。そして彼らの気持ちがわかってしまうからこそ、俺はあまり目立ったことはしたくないのだ。ましてや恋人でもない女の子と。


 しかしそれを知ってか知らずしてなのか。


「ねぇってば。これ男の子の夢なんでしょ? 私だって日頃よくしてもらってるお礼がしたいのよ」


「礼がしたいなら俺を困らせないでくれ頼むから!」


 八条はあまりにもしつこかった。


「……私みたいないけ好かない女にあーんされるのは、嫌……かしら」


「誰もそんなこと言ってねぇだろ! ……あぁ、もうッ」


 そして八条はあまりにも面倒くさかった。


 「押して駄目なら引いてみろ」のスタンスで攻められ始めた辺りで、俺は根負けしてしまった。


 口の中に、ピリ辛味の油がじゅわっと広がる。


「……これで満足かよ」


 八条は先程まで彼女の手中にあったフェミチキ君が咀嚼されていく様子を確認すると、やたらいい笑顔で「うん!」と答えた。


「どう、美味しい?」


「ま、まぁ普通に美味しいけど───ッ!? か、辛い!?」


 瞬間、俺は気付いてしまった。


 通常よりも明らかに度数の高いこの辛さに。


「こ、これはまさかッ」


 俺は急いで八条の持つフェミチキ君のパッケージを確認する。


 ───やっぱりそうだ。こいつはただの「赤いフェミチキ君」じゃない。


 辛さレベル8割増しの、「真っ赤なフェミチキ君」だったのだ。


「お、おまッ……よく食えたなこんなもん……ごふッ」


 唐辛子の粉が器官へ侵入し、セリフの途中で俺は思い切りむせてしまった。


「大丈夫なの、麦ヶ丘くん!? とりあえずこれ飲んで」


「あ、ありがたくいただくよ」


 そう言って手渡されたのは、どこかで見たことあるパック牛乳だった。しかし今は細かいことを考える余裕はない。


 俺はそれを思い切り飲み干した。牛乳の程よい甘味が、唐辛子の刺激を緩和していく。


 程なくして、俺はようやく喋れるようになった。


「た、助かったべ……まさかフェミチキ君に殺されかけるとはな」


「助かったならよかったわ ───」


 危うくコンビニに住むジューシーな友達を殺人犯にしてしまうところだったからな。本当によかった。



「───その牛乳、 " 私の飲みさし " だけど」



 ……え、何。コレ残乳ですか?


 今己の右手に収まっている空の牛乳パックを再度凝視すると、たしかにそれは " 見覚えのある " パック牛乳だった。


 そう。俺がついさっき八条に差し出し、そしてその後ガッチリと彼女の口内に接触した雪印のパック牛乳。


 それを……俺は……!?


「……ねぇ、これっていわゆる『間接キッ───』」


「まて。───それ以上は言うな」


「でも」


「デモでもテロでも何でもだッ」


 色々とテンパってしまい、俺は柄にもなく声を上げてしまった。……いや、だって普通恥ずかしいだろ。照れるだろ。ちょっと舞い上がっちゃうだろ。


 何だか嫌に顔が熱い。脈拍もおかしい気がするし、立ち眩みのような浮遊感が全身を支配してる気もする。死ぬのかな、俺。いや、死因が「八条との間接キス」なんてすごい失礼な気がするぞ。誰に対してとは言わないけども。


「ふ、ふふ。麦ヶ丘くん、顔真っ赤よ?」


「……あまりにも『真っ赤なフェミチキ君』が辛かったんだよ。今日はもう帰る」


「なら、駅までご一緒させてもらうわ」


 一体何がそんなに可笑しいのか。八条は大人しく、そして彼女からすれば盛大に笑い声をあげながら俺の手をとる。小さくて、それでいてどこか力強い掌だ。


「これも『日頃よくしてもらってるお礼』のつもりか?」


「それとも、青春への憧れか。───私たち、やっぱり似た者同士ね」


 そうだな、とは言わなかった。言ってしまえば、先へ進まなければならなくなるような気がしたからだ。


 別に俺は、八条に恋をしているわけでもないし、八条に俺に対する好意を持ってほしいなんてことも思っちゃいない。つもりだ。


 「せっかく手に入れた知人以上友達未満の心地よい関係を崩したくない」なんて俺の考えは、それこそ俺自身の変化の妨げとして、悪しき物だと捉えるべきなのかもしれない。


 でも、それでも俺はこの関係が、どうしようもないほど好きなんだ。


 それに、きっと今俺の手を握る八条も同じことを思っているに違いない。だからこそ彼女も言及はしない。


 だって似た者同士なんだからな。


「それじゃ、明日の放課後プランについてでも話し合いながら帰りましょうか」


「お前……財布大丈夫なのか? あ、そういえば金持ちなんだったな」


「あら、忘れてたの? 私がお嬢様だってこと」


 これで私も一端の庶民ちゃんかしら、なんて笑いながら、八条はパッと俺の手を放す。


「まぁいいさ。じゃあ明日は近くの駄菓子屋にでも連れてってやるかな」


「え、待って。今『駄菓子屋』って言った!? 駄菓子屋さんって実在したの!?」


「絶滅寸前だけどな。けど、運良くこの地域の駄菓子屋はまだ潰れてないんだ。あの角を曲がって………………」


 瞳に満天の星空を浮かべ距離を詰めてくる八条を軽くなだめ、初夏の青空、そして入道雲を背に受けて俺は再び歩き始めた。


 庶民の味に助けられた行き倒れお嬢様と、社会に馴染めずボッチと化したなんちゃって不良少年の織り成す美味しい放課後と共に。



「明日は何を食べようか」



 そう、これはやましいことなどではなく健全な。健全であることを主張したい、「ただ俺と八条が買食いをするだけの物語」なのだ。

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