表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ツイッタートレンド ホラー偏

『ハロウィン』

作者: 木尾方

『トリック・オア・トリート お菓子をくれないとイタズラするぞ』


ハロウィンの夜、子供たちがジャックオランタンが飾ってある家を渡り歩いている。


あるハロウィンの仮装をした子供たちのグループがいた。そのグループの後ろ、2、30メートルほどに、黒いレインポンチョ、班長靴、防刃手袋を纏いアイスホッケーのゴ―リーマスクで顔を隠した子供ぐらいの背丈の者が1人で歩いていた。


子供たちは、ジャックオランタンが飾ってある新しい民家にたどり着き、お菓子をせがんだ。


『トリック・オア・トリート、お菓子をくれないとイタズラするぞ!』子供たちが一斉に言葉に出した。


子供たちを待っていた家の住人の女性が温かく迎えてくれた。

女性は用意しておいた お菓子を子供たちに配ると、子供たちはお礼に歌を披露した。

歌い終わり、聞き終えると、お互いに手を振り、子供たちは次のジャックオランタンがある家へと向かい、女性は戸を閉めた。


暫くすると、後ろを歩いていた者が、その家の敷地入り口に立っている。

その者は、家のジャックオランタンをじっと見てた。

そして、ジャックオランタンを倒し、足でグチャグチャと潰し、ただのカボチャの破片にしてしまった。


その者は、玄関へと向かう。


玄関前の3段ほどある階段を上がり、その者はチャイムを鳴らした。



ジー、ジー 先ほどの女性が笑顔で扉に立った


女性は可愛らしくもない仮装の者に少しビックリしたが、玄関を開け皿に乗ったお菓子を渡そうと、その低い者が取りやすいように少し屈んだ。


その者は、黒いレインポンチョからを右手を出す。出てきた腕は子供の腕ではなく、毛深い腕だった。

そして防刃手袋に握られていたのは黒いテレビのリモコンのような形をしていたスタンガン。先端に青白い光がビリ、ビリ、ビリと走っり女性を感電させた。膝を突き硬直する女性、すかさず その者は、左手に持っていた釘打ち用のハンマーで、おもいっきり女性の頭を殴った。ドカッと鈍い音がした。そして女性は気を失なった。


その者は、家へと入ると扉を閉め、玄関の明かりを消し、女性を家の奥へと引きずって行った。

その者は、玄関から最初の部屋に女性を放置すると、家中をくまなく徘徊した。

幸か不幸か、今この家には女性1人しかいないようだった。居間に飾ってある写真を見ると3人住まいのようだ。旦那に男の子供と気を失っている女性 旦那は仕事か何かで不在、子供もハロウィンで他の子供たちと近所を回っているのだろうか。


その者は、リビングにある手すりの付いた椅子をシャワールームに持って行き、そこに女性を座らせるとガムテープで口を塞ぎ、慣れた手つきで結束バンドやガムテープを使い椅子と女性を一体化させ固定した。


その者はシャワールームの浴槽に腰を掛け、気絶してる女性をじっと見てた。


椅子の手すりには、手首から甲にかけてガムテープで固定されており指が辛うじて動く状態だった。

その者は、家中を徘徊して物色した時に見つけた工具箱からペンチを取り出すと、気絶している女性の左手中指の爪を一気にベリッと剥がした。指から血が滲むが女性は起きない。続けて人差し指の爪も剥がす。少し動く程度で、やはり反応は無い。フゥっと息がマスクからこぼれる。その者は、黒いレインポンチョの内ポケットから小瓶に入った液体を女性の鼻に近づけた。

いっぱいに息を吸った女性は、ゴホゴホと咳き込むと、意識が戻り激痛と目の前に居る黒いレインポンチョのフードを被り、ゴーリーマスクの者に悲鳴を上げた。しかし、ガムテープで口を塞がれているため、声にならない。パニックに陥った。

その者は、右手で女性の首を締めると、左手で首に巻かれているバンドのボタンを押し言葉を発した。


「騒ぐと、殺す」ボイスチェンジャーで加工してある声が余計に恐怖をそそり女性は、小さく頷いた。


「僕の話を聞いてくれる?」

女性は頷きたかったが、直感で聞いたら殺されると思い、首を横に振った。

ドン! 首にあった右手が離れ、拳を握った手が女性の剥がれた指に叩きつけられた。

テープの中で悲鳴を上げる女性、その者はハンマーを持つと何度も女性の左手を打ち続けた。ドンドンドンドンそのたびに女性は椅子から逃げようと体が反応する。

「なぁ、僕の話を聞いて?」

涙や鼻水まみれの女性は、大きく何度も頷いた。

「あー、よかった。僕ね。小さい頃からホラーが好きなんだ。でもね。周りは『お前がホラー』だってイジメるんだ。僕は一人ぼっちなんだ。だから、犬や猫と沢山遊んだんだ。でも、飽きちゃってさ、やっぱり人と遊びたいよね。だから、ハロウィンだったら、こんな姿の僕でも皆遊んでくれるって思ったんだ」

女性は、この者は狂っていると恐怖した。早く、早く、帰ってきて、誰か助けてと願った。


水の無い浴槽に家から集めた物を、その者は集めて置いていた。その中から包丁を取り出した。

浴槽から出てきた包丁を見た女性は全力で椅子をガタガタと動かし逃げようとした。

ズブリ、女性の右上腕に包丁が刺さる。その者は何度も何度も右腕を刺した。

「騒いだらダメだよ」

ガタガタと震える女性

「いい?僕は騒がなければ殺しはしない。君がどれだけ僕のホラーに耐えられるか知りたいんだ。だって殺してしまったら、感想が聞けないからね。犬猫は、言葉が通じないから殺してしまったけど、大丈夫だよ。帰る時には、911に連絡しておいてあげるから」

女性は、その者に殺される、逃げないと逃げないと と踠き椅子が倒れた。

椅子と共に床に横たわる女性

「あーあ、騒ぐなって」

新たに浴槽から出てきたのは大きめのカッターだった。その者は、自分の手にカッターの刃を当てると防刃手袋が切れていないのに満足していた。

横倒れた女性の左耳を引っ張るとザクザクと切り始めた。女性は切られないように頭を振ったが逆に自分で耳を捥いでいる結果となってしまった。体から離れた耳は血を滴らしていた。

横倒れの女性は、ほとんど身動きが出来なくなり疲れていた。

終わってほしい、助けてほしい。

次の その者が浴槽から出したのはスプーンだった。スプーン?何をするの?

その者は、右手で女性の顔を掴むと、ゆっくりとスプーンを握った左手を女性の左目に宛がった。

言葉に出せない悲鳴が鳴り響く。やめて、やめて、やめて、助けて!と

ズルッと目の下側に金属の冷たさが流れて来る。あ、あ、あ、

ジュルリと左の視界が無くなった。

その者は、次に取り出したのはゴルフクラブだった。もう、女性は抵抗するのを諦め初めていた。その者は、女性の口辺りにクラブヘッドを合わせた。狭い空間で低い体には大人用のゴルフクラブは不釣り合いだった。その者は、小さくクラブを後ろに振ると思いっきり女性の口めがげてスイングをした。ゴギャ、女性の首が曲がり歯が砕けた。

「あはははは、ゴルフ初めてだけど、上手くない?ねぇ上手くない?」

女性は痙攣していた。

「……」その者は、また薬を女性に嗅がせて、無理矢理正気を持たせた。

もう、やめて、助けて、なんで私なの? 痛い、痛い、助けて、助けて

「時間もあるし、次で終わりにするかな」

終わり?…次? 女性は耳を疑った。これ以上何があるの?小便が垂れ流しになる。

「日本のマンガで見たんだ。ハラキリって お腹を切っても痛いだけで死なないんだって、だから最後はギロチンにするんだよ。お腹切ったら911に連絡してあげるから頑張って」

あー、神様、もう殺してください。痛いのはイヤです。




「ただいま」

「ママ~いっぱい、お菓子貰ったよ」

主人と子供が帰って来たのだ。

男の子の付き添いで旦那もハロウィンを回っていたのだった。


あ!!!助けて、逃げて、助けて、逃げて!!!


懸命に訴える母親


その者は、その声を消すようにシャワーを全開にした。

ザーーーー


「ママ~どこ?」

「おーい、シャワーかい?」


主人が浴室に近づく

キィィっと浴槽の扉が少し開いた。

その者は一気に扉を開け、持っていたスタンガンを主人に当てた

ビビビィィィィバリバリバリ

押し込まれた主人は仰向けに廊下に倒れた。

馬乗りになる その者は、包丁を水平に持ち肋と肋の間を通して心臓を突き刺した。

口から大量の血をだす男

即死だった。


それを見ていた男の子

固まって動けない。

黒いレインポンチョ、班長靴、防刃手袋を纏いアイスホッケーのゴ―リーマスクで顔を隠した男の子より少し背の高い その者が父親から離れて近づくいてくる

「なんで、子供は可愛く、私は醜いって嫌われる?」


その者は、子供を倒すとスタンガンの背で叩き始めた。

ガツ、ガツ、ドカ、バキ、ゴキ、ドカ、ドカ、スタンガンの破片が飛ぶ。

男の子の頭が先ほど踏んだジャックオランタンのカボチャのように変形していた。


浴槽から、廊下を右目で見ていた母親

もう、視点が合っていなかった。


動かなくなった子供の見下ろす その者は起き上がると再びシャワールームの女性の元の戻った。


殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す

さっきまで、殺して、死なせてと願っていた女性は目の前の出来事に死ぬ事を諦め その者を殺す憎悪に燃えていた。


その者は、横倒れの女性のを起き上がらせると、廊下の方に椅子を向けた。

右目が必死にその惨事を見つめる。左目が血の涙を流す。


その者は言った。

「あー、楽しかったです。これが最後だよ」そう言うと、新たに浴槽から出した果物ナイフで女性の腹を裂き始めた。


中々、切れない何度も何度もグイグイと力を入れて切って行く。血が下半身を染める腸がはみ出てくる。口の中は血で頬が膨れる。鼻から血を吹き出し、そして飲み込む。血と糞尿の匂いが充満する。

女性は気が遠くなりそうだったが、二人を見て自我を保った。


「ありがとう。今年は大満足だよ。」そうボイスチェンジャーの声が女性の右耳に吹きかけられた。


廊下に出た、その者は、途切れた男の体を物色し、携帯を取った。

その携帯を持ち、シャワールームへと戻る


「約束だからね。911にかけてあげるよ。」


携帯の緊急連絡を動かし911をかけた。


「はい、こちら911オペレーター、どうしました?」


その者は、口を塞がれていたガムテープを一気に剥がしシャワールームを後にした。


あぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁぁ!!!!!!


口から血を噴出して女性は恨み叫んだ。


読んで頂き誠にありがとうございます。


今日のTwitterトレンド『ハロウィン』です。


残虐物ですが、まだまだ妄想を文章にする力がありません。

(´-ω-`)


ちなみに、100作品目となりました。

ありがとうございます。m(._.)m


それでは、またお会い致しましょう、

木尾方きおかたm(._.)m


とりあえず、運営に消されたら、再度18禁で投稿しますw

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ