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Lvが1.2Gでした  作者: ねろっと
クリスとの出会い
6/92

お互いの自己紹介

 誤字脱字をチェックするために印刷命令を出したら、投稿後の話も含まれたので、40枚ほど出力しました

 紙が勿体ない

-自己紹介-

 メンバーが決まったところで、お互いの自己紹介と依頼の説明を行うために、近くの食堂に向かう。

 6人が座れる楕円のテーブル席に座り、食事の注文を行う。

 日没後に共同墓地の地下施設の探索を行うため、お酒は飲めない。


『俺様はフレッドだ。

 現在のランクは2だ。

 特技の高速剣で、ゴブリンを狩りまくっているので、そうそろそろ3になる。

 リーダーである俺に任しておけば、万事うまくいく』


 イケメンアタッカーで、バスタードソードに皮鎧を装備している。

 半年ぐらい前から冒険を行っているため、メンバーでは一番経歴が長い。

 発言からわかるけれど、かなりの自信家っぽい。


『僕はシャーリー。

 火と水の2属性の聖霊魔法を使える精霊術師よ。

 攻撃魔法は任せてほしい。

 今回はゾンビの丸焼きを量産しよう』


 色白青髪でスリムな体形で、黒いトンガリ帽子に黒いローブと杖を装備しているため、ファンタジー世界の魔法使いのような恰好している。

 フレッドさんとは、2、3か月前からパーティーを組んでいるらしい。


『あたしは、パティーよ。


 迷宮探索やパーティー活動は初めてなので、よろしく』

 砕けているが控えめの挨拶だ。

 ハーフエルフで栗色の髪のショートカットにスリムな体形をしている。

 レンジャーとして経験が豊富で野外活動と弓が得意だ。


『ジェニーだ。よろしく頼む』


 さらに、簡潔な挨拶だ。

 赤い髪に日焼けした肌の大柄な女性だ。

 辺境出身の大雑把な性格で、メインウェポンはポールアームである。

 一人でクマを狩ったこともあるそうだ。


『クリスです。

 聖女養成所を卒業したばかりの聖女です。

 皆さん、よろしくお願いいたします』


 法衣を纏い、杖を持っているので、ファンタジーの神官みたいだ。

 出会った三か月前よりも、少し大人びた感じがする。

 胸はさらに大きくなっている。

 隣の席のジェニーさんが『視線がクリスの胸に集中しているよ。ま、男ならしょうがないか』と耳打ちしてくれた。

 そのあと、ジェニーさんは席を離れ、クリスさんに耳打ちをした。


 ジェニーさんがクリスさんの席に着き、クリスさんが頬を赤く染めながら私の隣に来た。

 席に座る前に『聖女は、他の人より胸が大きいのです。いつも殿方の視線が集まるので諦めているのです』と私にだけ聞こえる声で教えてくれた。

 なるほど、フレッドの視線も、クリスさんの胸元に集中している。

 クリスさんの胸ばかり見ていると嫌われるから、他に目を遣ろう。

 え?ちゃんと、クリスさんとは話はしたよ。何を話したかまで、詳しくは憶えていないけれど、楽しかったよ。

 ジェニーさんに感謝の気持ちを込めて、好物のコロッケを持ち帰りで注文しておく。




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 依 頼:共同墓地内の謎地下施設のアンデット掃討

 ランク:冒険者ランク2

 内 容:三か月前の災害で共同墓地に地下施設が発見された

     探索に行った冒険者が、アンデットを多数発見した

     地下施設にいるアンデットを掃討すること

 条 件:パーティーメンバーに聖女がいること

     過去の墓地の可能性があるため、アイテム回収禁止

     地下施設には日没後に向かうこと

 報 酬:600エキュ

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お読みいただきありがとうございました

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