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Lvが1.2Gでした  作者: ねろっと
聖女を護れ
40/92

聖女救出(1)

第21話にジェジェとグレンのステータスを乗せました

-冒険者ギルド-

 冒険者ギルドに戻り、ココたちと合流していると、徐々に人が増えてきた。

 元の世界と同じで、年末になると誘拐や強盗など金銭が絡む物騒な事件が起こりやすいらしい。

 攫われた聖女がニニさんとロロさんと判明した。クリス、カティーさん、ジェジェさんは、聖女養成所の同期で親しかったため、凄く心配している。私も、練兵場で良い印象はないけれど、少しは心配している。


「誘拐されて可哀想ですが、あんな不真面目な人でも、聖女様と崇められるのですね。

 うち、あの人たちの妄想は怖いですの」


 ココが日本語で話しかけてきた。他に異世界人がいない限り、フレッドと私しかわからないと思う。

 ん?聖女様と崇めている?妄想?


『俺が救出したら、聖女様が求婚してくれるかも』『10代半ばの聖女様だぞ。美人に違いない』『俺、救出劇が成功したら、聖女様に求婚するんだ』


 すげぇ。

 妄想もここまで広がると、ドン引きするかな。

 ニニとロロの顔を見ているけれど、少し可愛いくらいだったかな。

 その前に、たしか練兵場のトークで『えー、守護者はイケメンじゃないと無理』とか『えーーー。ゴリラが守護者になったりしたら、聖女辞めたい』とか言っていた気がする。救援に来た冒険者がイケメンでなかったら、お帰りを願うかもしれない。




-依頼-

 正午位に冒険者ギルドに聖女救出の依頼が掲示された。冒険者ギルドに戻ってきてから1時間ぐらいたっていたし、結構な数の冒険者が集まってきた。やはり、聖女効果だろうか。


============================= 

 依 頼:聖女 ステファニ(ニニ)、ロアンヌ(ロロ)の救出

 ランク:フリー

 場 所:リバーサイドもしくはその近郊

 内 容:練兵場に向かう馬車から攫われた聖女様の救出

     護衛役のセバスティアンとティモテが誘拐したと思われる

 注意点:聖女様は生きて救出すること

     セバスティアンとティモテは殺しても問題なし

 報 酬:聖女様1名救出につき1,000エキュ

=============================


 実は依頼書が読めないので、仲間に読んでもらう。冒険者で文字が読めるのはだいたい2-3割だったりする。

 私の文字の読解力は、元の世界だと中学生レベルの英語読解力と同程度で、報酬が聖女1人当たり1,000エキュを冒険者1人当たり1,000エキュと思っていた。もう少し勉強をしないとまずいなぁ。

 急ぎの依頼のためランク制限が無いようだ。

 しかも、護衛役は冒険者ギルドから斡旋されていたらしく人相書きがある。たしか、聖女専用の馬車だから膝の悪いパティーさんに歩けと言っていた奴だ。

 とうとう誘拐犯にまで堕ちたのね。




-誘拐現場-

 誘拐現場に向かったけれど、既に現場検証が終わったのか、馬車もなく閑散としていた。まだ、残っていた野次馬に犯行当時の話を聞くのだが、既に目撃者は居なく、また聞きになるけれど収集する。

 元の世界でも、事故後に来たのに、あたかも見たようにしゃべる人たちがいたなぁ。


 ここで、馬車がUターンしてリバーサイドに戻っていったけれど、何処に行ったかわからないそうだ。あれ?それなら、馬車がどこに行ったか、知っている人がいるのじゃないかな?

 それより疑問は、練兵所はここから徒歩で半日かかる。なぜ、今朝出発した馬車に乗っている聖女が、その日の10-11時ぐらいに攫われたと噂になるのだろうか。

 馬車から聖女が悲鳴を上げたとか、身代金を要求する手紙が届いたとか、犯人の誰かが自首したとかが無いと時間が合わない。


「なんで、こんなに早く事件がバレたのかな。

 何か作為的なものを感じる」


「フィル君。

 あたい達は、難しいことを考えてもだめだよ」


 って、いつの間にかパティーさんがパーティーに入っているし。

 誰が許可をではなくて、勝手に入っているのだろうね。


「ああ、君たちは、確かホブゴブリンを退治できる冒険者だったよね。

 ちょっと力を貸してほしいのだが」


 やせ型の軽装備の男性冒険者が話しかけてきた。

 聖女を攫った場所に心当たりがあるけれど、自分達だけでは不安なので、加勢を依頼したいらしい。明らかに怪しいのだけれど、他のメンバーが加勢すると言ったので、元の世界の様に空気を読むスキルで、つい従ってしまう。

お読みいただきありがとうございました

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