再訓練が終了
ようやく再訓練編が終了します
次からは冒険編になります
2021/6/26
スタン(スタニスラス・ド・モンフェラート)
ガブリエル・ド・モンフェラートを追加
-11/3 帝国リバーサイド練兵場 訓練所-
朝から晩まで修行の日々。しかも休暇もない。
どうやら私とココは、ブラックな待遇の世界に転移・転生した様だ。同じ世界でホワイトな待遇のフレッドが羨ましい。
今日は、愚痴を言いたい日なのだ。
グエ何タラをパーティーに加えて欲しいと、頼まれたのだ。
聖女と壁しかいない、アタッカー不足のパーティーだが、味方を巻き込む攻撃魔法を使う人間は戦力にならない。全員で断固拒否をしたのだが、何処も引き取ってくれないから、せめて訓練所を出るまで一緒に行動をして、そのうえで判断をして欲しいと言われた。
冒険者ギルドのお偉いさんが、処分内容を軽減したのだから、それぐらい融通を利かせて欲しいと、圧力までかける。
既に、激しい訓練で、あいつらは頭がおかしいと、噂されているのに、半月の間に聖女の守護者をめぐって二度も決闘騒ぎをした変なのを入れたら、完全にはぶられるよ。
結局、
・女性陣に手を出さない
・借金は棒引きする
・戦闘訓練に専任の講師をつける
と言う、好待遇の条件で懐柔させられた。
おかげで、日中の戦闘訓練はスキル4の講師の方々から、叩きのめされては回復の繰り返し、夕方からは魔力の発生制御でヘトヘトになる。
これだけ書くと、間違いなくブラックだね。
-11/5 帝国リバーサイド練兵場 訓練所-
今日から、例の熊にやられた冒険者たちも怪我から回復して参加してくる。
いや、自発的でなく強制の様だ。
「熊に殺された方がマシだった」「マップを逆さに見たやつが悪い」「ゴブリンの巣と熊の巣穴を間違えたお前が悪い」「熊がゴブリンの傭兵なわけないだろ」「味方ごと攻撃魔法を打ちやがって」
しかも、仲が悪い。
合理的に不満を解消する手段として、本気で討ちあっている。
彼らがパーティーを再結成することはなさそうだね。
-11/25 帝国リバーサイド練兵場 訓練所-
再訓練と言う名の拷問がひたすら続いている。
日本なら紅葉が綺麗とかいろいろあるけれど、ここは森の中の練兵場なので、気が近すぎて、紅葉が楽しめない。
「貴殿たちが、我が弟の命の恩人か。
礼を言う」
動きに隙が無く、まだまだ駆け出しの私から見ても、腕利きだと分かる。
年の頃は20代後半で、ガタイも良い。イケメンと言うよりは、爽やかなスポーツマンタイプだが、優雅さも感じる。明らかに訓練所に不釣り合いだ。
「お久しぶりです。ガブリエル・ド・モンフェラート卿。
今年も東の遠征を終わられたのですね。
帝国の護り手と呼ばれる日も近いでしょうか」
ガブリエル・ド・モンフェラート卿の名前を聞いた途端に、冒険者たちがザワツキ始める。
『大公殿下の後継者様だ』『あの年で東の蛮族を掃討する将軍だ』など、称賛の声が出ている。
大公の息子と言うことはカティーの兄弟のはず。
あ、クリスとは従姉妹になるのか、そりゃ面識があるわけだ。
「これは、クリスティーナ嬢。
以前よりも美しくなりましたな。
帝国の護り手は、私よりも異母弟のオリヴィエの方が相応しい」
ガブリエルは、カティーの異母兄だそうだ。この前の熊騒動で片腕を損傷した戦士が実の弟らしい。毎年収穫時期になると、帝国の東側にある傘下の王国に、今の世界だと匈奴とかゲルマン民族のような狩猟民族国家が、襲撃してくるので、帝国傘下の王国を保護するために毎年出兵するらしい。
10代後半から大公殿下とともに参戦し、ここ数年は、ガブリエル卿自身が、兵を率いているらしい。数千の兵を率いると帝国一の名将だが、万を超えると異母弟のオリヴィエの方が優れているそうだ。
ガブリエルが呂布のような猛将タイプで、オリヴィエが孔明みたいな軍師タイプと言ったところなのだろうか。
直接、指南していただけるのだが、槍スキル6とか半端ない。
体捌きから、対人の読みまで、再訓練終了日までみっちりと鍛えていただいた。
小手先よりも、将来的な成長を考えた教えらしい。
再訓練が終わったので、パーティーの編成でなく、例のグエ何タラの対応を考えないと。。。。。
それでも、訓練の拘束から解かれて、冒険と言う自由に 繰り出せる。
-ステータス-
スタン(スタニスラス・ド・モンフェラート)
LV 7
STR 23
DEX 16
AGI 25
VIT 32
槍 1
回避 1
ガブリエル・ド・モンフェラート
LV 28
STR 37
DEX 28
AGI 23
VIT 42
槍 6
指揮 4
馬術 5
その他武術系スキル3-4が存在する
お読みいただきありがとうございました
誤字脱字等がありましたら、教えてください
ブックマーク評価ありがとうございます




