表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Lvが1.2Gでした  作者: ねろっと
クリスとの出会い
19/92

こんな守護者もいるんだ

なかなか冒険に出ることができない。。。。。

-10/2 夕方 帝国練兵場 食堂-

 訓練終了後、フレッド達と一緒に夕食会を開く。

 兵士飯だけあって、量は多くが味は単調だ。フレッド、パティーさん、カティーさんは追加で調味料をかけている。

 そして訓練をしていない、フレッドとパティーさんが一緒に食事ができる理由はわからないけれど、パティーさんは、終始ご機嫌の様子だ。


「こちらが、聖女リリアンヌ様だ。

 ゴブリン退治で亡くなった冒険者たちの鎮魂と、カティーとココの治療をしてくれた。

 リリアンヌ様、こっちがゴブリン討伐で別れてしまったパティー、クリス、フィルの3人だ」


 フレッドがパティーさんから逃げる時に助けを呼んでいた聖女さんだったかな。

 年は、20歳前後で、私達よりも5歳ぐらい上になる。

 紫色の長髪で温和な雰囲気、年齢以上の落ち着きを感じる。これが高ランクの聖女の風格でしょうか。


「皆様、はじめまして。聖女リリです。

 3日間滞在する間、練兵場の皆様やカティーさん、ココさん、パティーさんの治療をいたします。

 さきほど、パティーさんの膝を治療させていただきましたが、クリスさんの治療が丁寧なため、悪化や固定化がなく、私が3日治療することで、かなり改善できます。

 そのあとは、クリスさんが治療を継続すれば、完治すると思います」


 パティーさん、膝が完治するので、ご機嫌だったのね。ついでに、セクハラもなくなれば、みんなもご機嫌になるのに。

 リリさんは、3日後に、守護者のサムさんと合流して西の方に向かうらしい。

 まだまだ聖女の修行を続けるそうだ。

 

 私とクリス、フレッドとカティーさんも、聖女の修行は、数年単位の長い期間になるのだろうか?その後も、一生、2人3脚を続けるだろう。

 3日後に守護者のサムさんが来るらしいので、その時に、守護者の役割を聞いてみよう。




-10/3 帝国練兵場 訓練場-

 翌日からリリさんもいるので、訓練がハードになる。

 訓練は、標的の的に突く、切る、叩く、薙ぎ払うを繰り返す。

 休憩時間の5分前から、ココさんと練習試合を行う。練習試合用に竹刀の槍バージョンみたいな物に、簡易の防具をつけるが本気で討ちあう。

 怪我より打撲が多い。打撲ならばスキル2のクリスやカティーさんが即時に治療できる。疲労も回復するから、休憩後にまた全力で基本動作を行って練習試合で本気で戦う。

 周囲の兵士からしたら、私たちは狂っている様に見えるらしい。

 混雑をしている場所でも、モーゼが海を割ったように道ができる。

 彼らには避けられているが、ココとは打ち解けあって、お互いに敬称なしで呼び合える仲になった。初の休養日はクリスも含めて3人でパティーさんの小屋に行く約束をした。




-10/5 帝国練兵場-

 リリさんの守護者のサムさんがやってきた。

 フレッドと一緒に守護者の心得なるものを聞く。


「守護者って、あまり堅苦しく考えるな。

 身を護るだけなら、本人が護身術を鍛えればよいからね。

 聖女は、過酷な場面や精神的な重圧もあるから、それを支えてあげるんだ」


 『精神的に支えてあげれば良い』のか。

 それにしても、リリさんが、ここにいた3日間、この人はリバーサイドの娼館で遊んでいたらしい。しかも、毎月3日間は、リリさん公認で娼館に通うらしい。聖女と守護者って、いったいどういう関係なのだろう。

 フレッドのチーレム構想が可愛く見えるよ。

 他の聖女と守護者の間に立ち入ることはしないが、私はクリスを不幸にさせるようなことはしないと心に誓う。

お読みいただきありがとうございます

 誤字脱字等がありましたら教えてください

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ