守護者フレッド (当然フレッド視点)
自転車操業で執筆しているところもあり、設定の一部「フレッドの出身」を変更しました。
SFっぽい設定ですが、そういう世界でのんびり生きていく話にしてみたいですね
修正した個所は「第6部分 クレアモン村のゴブリン」です。
-クレアモン村 4日目朝-
『話を聞いて肯定的に接して欲しいの』
リリさんから、カティーのメンタルケアを頼まれる。
ココは、シャーリーが受け持つようだ。
さすがに、リリさんもカティーとココの二人同時に行えないか。
-一時退避場所-
ココとカティーの治療が終わってから、昨日見つけた埋葬場所に向かう。
カティーは、朝の治療を手伝ったが、かなり落ち着いてきた感じがする。
休憩場所近くの埋葬場所に着いたので、リリさんとカティーが鎮魂を行う。
「すでに鎮魂が行われていますね。
フレッドさんのパーティーの聖女さんだと思います」
ここでも、クリスが埋葬をしたらしい。
フィルは分からないが、野営もしているからパティーも生きているのだろう。
「フレッド。
クリスさんが、生きているよ。
たぶん、パティーさんとフィルさんも生きているって」
シャーリーが歓喜の声を上げている。
嬉しい半面、今どうなっているのか心配になる。
カティーとココに聞いたが、埋葬場所に置いてあった装備品は、別のパーティーの物らしい。
そう言えば、ここは俺様たちを入れて4パーティーが壊滅した場所だったな。
そりゃ、全滅したパーティーは鎮魂されないから、アンデットが沸いて当然か。まだ、他のアンデットと遭遇することもありそうだな。
サムさんが、杖にするため木の枝を切った場所を見つけた。
手斧で切ったようだ。
ゴブリンを倒した時の怪力なら、へし折った方が早い気もするけれどなぁ。
-ゴブリン洞窟前周辺-
ここは空振りだったようだ。
仕方がないので、洞窟の方に戻りながら。アンデット化した冒険者を探す。
「8体のアンデットの気配がします。
カティーさんに浄化を使っていただきます。
フレッドさん、カティーさんを横から抱きしめて、安心させてあげてくださいね。
私は、カティーさんの浄化のフォローに回ります」
抱きしめる!?
リリさん、それは新しい治療法か?
「フレッド。
役得と思って、頑張れ
俺はリリの守護者だからできないわー」
サムは、ひとごととの様だ。
役得か。
カティーはいい女だし、チーレム要員に加えるチャンスだな。
「安心しな。
何があっても、俺様が、カティーを護ってやるよ」
俺様のおかげでカティーが安心したようだ。
カティーの浄化で、アンデットは土に戻っていく。
「治療できなくて、ごめんね。
もっと強くなるから、妾のことを許してね。
ごめんね。ごめんね」
カティーは泣きながら、元の仲間の名前を呼び、鎮魂を行った。
冒険者証と形見の品物以外は、埋葬する。
こんな惨めな結末はご免だから、俺様はもっと強くなるぞ。
「アンデットの気配が無くなったようです。
皆さん、きちんと成仏できたようで何よりです」
リリさんが、大丈夫と言うので、村に戻る。
カティーとココの顔から思いつめた表情は消えていた。
それだけでも、二人を連れてきた価値があると言う者だ。
-クレアモン村-
「今日からカティーさんの治療は、フレッドさん一人でお願いいたします。
聖女と守護者がいれば、他の聖女は必要ありませんからね(はぁと)」
リリさんに『夜のカティーの治療に加わる』と話をしたら、この返事だ。聖女が他の聖女を治療しても、効果が薄いらしい。怪我の場合は、守護者の魔力操作の習熟が必要だ。ところが、精神の治療には何も必要が無いらしい。
「俺達は、元々幼馴染みだったから、問題はなかったけど、お前らは出会ったばかりだろ。
お互いの話をして、カティーちゃんと、心を通わせろよ。
男としてチャンスだろ」
サムさんがアドバイスをくれる。
リリさんに聞こえない様に『チーレム頑張れよって』と言うところも、サムさんらしい。
まかせろ、俺様の甲斐性を見せてやる。
お読みいただき、ありがとうございます。




