じゅうぶんすぎるんだ
いちばん素敵なことを思い出そうとして
思い出せないのは
とっても悔しい気持ちになるけど
いちばんじゃなくてもいいから
偶然、思い出したものが
素敵に感じることができたなら
それが自分にとって、
無理しない程度で
背伸びしないくらいで
素敵に思うことができたなら
わたしにとっては
それで、じゅうぶんすぎるんだ
明日が晴れでも、雨だとしても
こころ、晴れるときを
無理しない程度で
見つけることができたなら
それで、じゅうぶんすぎること
わたしの前に
あなたがあらわれて
微笑むくらいに語ってくれたなら
それは、わたしにとって
じゅうぶんなこと
恥ずかしくて
しばらくは、前を向けないでいるわたし
それは、わたしにとって
じゅうぶんすぎること