表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/43

隠れ家の改装

言語学習の合間にドームの改良を進めている。二重ドームの外側部分の上の方は硬質ガラスで陽の光を取り入れるようにした。また壁にはライトの魔道具をふんだんに埋め込み、魔力を壁に流し込み、全部点けると昼みたいな明るさとなる。魔石でも点けることが、スイッチ操作で出来る。

ドームとドームの間は芝生の庭にした。これから果樹なども植えても良いかもなと考えながら、作業していた。木魔法があるから作業は簡単だ。

ちなみにドームは卵型になっている。これは地下からの魔物の侵入を阻むためである。

内側のドーム型住居の改良もかなり進めている。このドームも外のドームの縮小版ではあるが、室内は日本の家屋を参考にして、3階まである。階段はエスカレーターにしてみた。俺がいるときは動くようにしてある。風呂も魔道具でお湯が沸くようにして、魔石で運用も可能だ。

地下にシェルターを作り、籠もったあと、10人くらいなら2ヶ月は生存できるようにした。

ドームの改良を進めながらも、エナメルの王都へワープを利用し、少しずつ近づいていた。


5ヶ月後3人ともカテドラル大陸語での会話をすることが出来るようになっていた。

「そろそろ移動しようか。みんな話せるようになったしな」

「うん シンのスパルタのおかげだよ」

美咲が笑いながら言う。

「うん 感謝してるんだよ。シンは私たちの恩人だよ」

知里が俺を見つめる。

「そうだよね 私シンのこと大好き」

芽衣が背中に乗ってくる。

「こら 芽衣また ず 迷惑でしょ」と知里

「芽衣はストレートに愛情表現できるからね〜」

「さてみんなのギフトを調べに行こう」

「「うん!!」」「はい!」

外側のドームごとストレージに収納する。

「よかった。しまえたよ」

「とんでもないわね。どうなってるのよ」

美咲が呆れながら言う。

「ほんと どうなってるんだろ。俺にも分からん」

「あなた自分のことでしょ?」

「そうなんだがまあそれを調べるためにも冒険者になって旅に出たんだが」

「「「っ」」」

(((そういえば私シンのこと何も知らないよね。・・・もっと知りたいな)))

3人は顔を見合わせてそんなことを考えていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ