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買い物 2

昼過ぎに3人を迎えに行くと、入り口の入ったところで待っていた。

『どうだ買えたか?』

『いっぱいありすぎて、なかなか決めかねてて』

おずおずと、知里が言った。

『まだまだ時間はあるからな、焦らなくていいぞ』

『はい ありがとうございます』

『ここの最上階にレストランがあるようだよ』

美咲がこっちを見て来る。

『わかった。そこに行こうか』

『やった シンはやさしいね〜』

とフフと笑っていた。

昼飯を食べたあと、3人はまた買い物に戻った。

その後夕方までかかりドームに帰ってきた。

ストレージから3人のものを取り出し、リビングに置いて

『どうだ 大体揃ったか?』

『はい なんとお礼を言っていいのか、みんなも満足しています。あ これお釣りです』

と金貨1枚と小金貨5枚に銀貨、小銀貨、銅貨が返ってきた。

『みんな これを持っていてくれ。』と1人につき小金貨5枚と銀貨5枚を渡す。

『これも万一俺とはぐれて、何らかで連絡がつかない時のために持っているように。ちなみに金貨が100万小金貨が10万、銀貨が1万小銀貨千円、銅貨が100円と考えたらいいかな。物価はそうだな今日のランチが1人小銀貨3枚3千円ってところかな。屋台なら一品あたり銅貨3枚から5枚だな。宿はピンキリなんだが、女性が泊まるなら銀貨1枚のところが安全だ』

『何から何まで本当にありがとうございます』

知里は、そう言ってペコリとお辞儀をする。

美咲と芽衣も同じようにする。

『いや 俺の方こそ3人といると楽しいからさ、おあいこだ』

『じゃ、もっと楽しませてあげる』

と言って美咲がソファに座っている俺の横に来て、ひっついて来る。

『あ 私も〜』

と芽衣も反対側に座る。

『ちょっ ちょっと2人とも迷惑でしょ』

知里が焦りながら注意するが、芽衣が上目遣いで

『迷惑なんですか?』

と聞いてくる。

『いや そんなことはないよ』

と頭を撫でてやる。

『ですよね〜可愛い子2人に挟まれて迷惑のわけないもんね』

美咲が臆面もなく言っていた。知里はジーとこっちを見てくる。

(知里の後ろで静電気なのかパチパチとしているような、きのせいか?)

居心地が悪くなり、

『さて夕食は何がいい?』

と話題を変える。

『あ 私が作るのでお風呂に入ってきて下さい』

知里が会心の笑顔で言うので、思わず

『は はい ありがとうございます。お先に失礼します』

と答えてしう。

『私たちも手伝うから大丈夫ですよ〜』

美咲はクスクスと笑っている。

『うん わかったじゃあお願いするよ』

そう言って冷蔵室に食材を出し、整理して風呂に行った。


翌日目を覚ますと、良い匂いがしてくる。

『あ おはようございます』

『おはよう ご飯作ってくれたんだ』

『はい これからは私がご飯作りますね』

『そっか 悪いね じゃ頼むかな』

『はい!私料理するの大好きなんです』

知里がはにかみながら元気よく返事する。

『ありがと』(うーん かわいいな〜)

『じゃあ ご飯食べたら、教材も作ったし、言語学習をしよう。』

『はい!』

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