登場人物・世界観
登場人物
フロール・レイン
十六歳。
内陸スファルサ、自然の村タビアの産まれ。
花畑の育て主であり花畑の〝マモリビト〟。
自然や花を愛してやまない。炎が嫌い。
心の優しい少女だが一度花畑と共に村を燃やした因縁の男を深く憎んでいる。
現在の花畑はそこから少し離れた場所にある。
草花などといった植物と干渉して発生させる〝マモリビト〟としての能力を使える。
片腕を無くしてやってきたラミスに攻撃を行うが、互いの利害を一致させ協力関係となった。
花に水をあげる為だけに少しばかりの水魔法を習得している。
ラミス・ロカ
二十二歳。
王都デイニタの元軍兵であり佐官(少佐)。
将官になれる程の実力や指揮力を持つが、責任感の重みから将官への昇格をことごとく跳ね除けてきた事で軍の中では有名になっている。
魔法剣士であるが魔法を使う事を嫌う。
し魔法は嫌いだが火炎魔法が得意。
かつてフロールの花畑と村を燃やした張本人で、右腕を無くしている隻腕。しかし元々は左利きなのでそこまで生活に支障はない。
〝マナの処刑人〟である事を周囲(特に軍)には隠していたが花畑と村を燃やした事で軍に知られてしまい逃走してきた身。
世界観
〝花畑〟
マモリビトの育てている花畑。
マモリビトの体力、魔力、能力の底上げをする他、マモリビトが育てた花達は多くの特殊能力を宿し、地面を通して大地にマナを分け与え、この世界の安定を保っている。
花畑は内陸に一つ、外陸に一つ。計二つ存在しマモリビトも内陸に一人、外陸に一人存在している。
どこか一つの花畑に異変が起きた場合、それは世界の大地そのものに直結する。
その為内外陸共にマモリビトの扱いにはとても慎重。
〝マモリビト〟
この世界の安定に必要な〝花畑〟を愛し、育て、守る者。
草花などといった植物と干渉して発生させる特殊能力を使える。
特殊能力の発現(マモリビトへの覚醒)はおおよそ七歳前後。世界とマナの神ティエラの加護を受ける。ただし花畑を育てる為には膨大なマナを必要とされる為膨大なるマナを持たないマモリビトの寿命は短命である。(歴史上最短十二歳)
マモリビトが死ねばその歳のうちにはまた新たなマモリビトが誕生するが、それまでは花畑を放置しなければならない。(マモリビトが与えたマナの影響で半年前後は何もしなくても枯れない。ただし、例外を除く)
〝マナの処刑人〟
火炎魔法を極限まで極めた者だけが辿り着くとされる境地であり、かつてティエラと敵対したとされる炎神フランメの加護を受けてこの世界を構築しているマナを焼く特殊能力を使えるようになる。特徴として、通常の火炎魔法の火の色は赤。マナの処刑人の特殊能力での火の色は赤黒い。マナそのものだけでなくマナに由来するものなら何でも焼ける。
火力調整は自由に行えるが、火力を間違えると自身が死ぬ諸刃の剣。
一部では人類悪と皆され人種差別されているらしい。
花畑のマモリビト
開始しました!
恋愛メインのお話、書いてみたかったんですよね。
此方の作品の更新は遅いですが、どうぞ楽しく読んで頂けたら幸いです。