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プロローグ


これから加筆修正の可能性もあります。




「(忘れない、忘れられる訳がない)」



ぱち、ぱち。


音を立てながら、それはまだ消えない。

霧のように広がる灰の煙で視界が狭まる。


熱い、熱い。


でも分かる。これが普通に発生した炎ではなく、とても憎いものだというのが。


ーーマナの処刑人。


何故マナの処刑人が花畑はともかく村も焼く必要があるのか、という理由はどうでもよかった。

私も必死に抵抗した。

でも炎は更に火力を高めて……私は煙を吸った影響で咳込み、やがて意識を失った。


それでも忘れない。


僅かに認識できた……少し黒みのある鈍い赤色、真朱の髪を持つ男を。




私は許さない。




のに、何で……何で……。










「俺と、結婚して下さい」









どうしてその張本人が私に求婚してきてるのよ!?






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