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第15章 ひとつなぎ

(親の年金)・(掲示板での)名声・(ネット世界での発言)力。かつて、この世のすべてを手にいれた男、ニート王、佐藤達雄。彼が死に際で放った一言は、人々を異世界へと駆り立てた。「転生の方法か?知りたけりゃ、教えてやる。ぶつかれ。この世のすべてをそこに置いてきた。世はまさに≪大転生時代≫」


 おれはため息とともにつぶやく。

「なんて、縁起の悪い夢だ」デート当日にひどい夢を見た。どこの「ひとつなぎの大秘宝」だ。


 気分を変えて、おれはデートの準備をする。昨日は安西先輩と一緒に、服を買ってきた。そのついでに、映画館の下見とチケットの購入。すべて完璧だ。本当に、感謝しています。安西先輩。


 おれはカーテンを開ける。空はとても青く、太陽がカンカンと照りつけていた。本当にデート日和の良い天気だった。


 デートの待ち合わせまであと4時間。少しずつ緊張してきた。でも、とても楽しみだった。

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