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ファーストコンタクト(sideF)

まぁ、簡単に言えば興味から隊に入隊させた訳だが、現在となってはわが隊の有力な戦力となっている。


『たいちょう……?敵機落としましたよ』


話は何ヶ月か前になるが彼女が自分の隊にいれると決まったとき、実を言うと彼女を見たことがなかった。

名前は女なんて珍しいものだから知っていたがどんな容姿でどんな声なのかこの時は全くわからなかった。


そして彼女が第十部隊にはいることが決まった2日後、昼頃に第十部隊専用の部屋にノックが響いた。

隊には彼女以外入れなかった。

まぁ、それは俺の隊が特殊班ということもあるのだが。

他の隊員は神幸祈というのがどんな奴なのか気になって仕方がないらしい。


『失礼します』


透き通るようなアルト声が響く。


『し、しんま、しんまいへいとしてはいぞくしままひたかみさつ、さち、いのりです』


ヨロシクオネガァァァスマス何て奇妙な言語を話す、青色の女。


隊員の一人が言う


『マジでアンタが今期の狙撃手No.1の神幸祈か?』


そう聞きたくなるのも無理はない。

女で軍隊に入り優秀な狙撃手として一目置かれる存在になるということは、余程冷静で頭がキレるような奴だと思っていた。


だが、この女を見る限りアホそうだし焦り過ぎで冷静のれの字もない。


先程隊員が言った言葉にも吃りまくりではィい!そうでふ!何て訳のわからん事になっている。


『ま、取り敢えずよろしく。神幸祈』


俺は彼女に向かって手を差し出す。


彼女は、はひぃだかはいぃかを言いながら俺の手を両手で握る。

その手は白くて小さくてあんなデカイ武器を持っているとは思えない。


彼女は平均的な女性の体型をしていた。

ただ、青いポニーテールの髪型と異様に白い細やかな肌、そして黒いサングラスをしている事により、彼女から異質な雰囲気を醸し出していた。



面白そうな奴。

これが俺と彼女のファーストコンタクトだ。

2話目あまり進みませんでしたね。テンポよくいけるかどうか心配です。

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