招待状 いつもお世話になっている先輩へ
スマホのバイブがブルっと鳴り机に置いてある端末の画面が点灯している
画面には後輩の名前が表示され、メッセージが来ている事を教えてくれている
招待状?
内容が気になりアプリを起ち上げた
田部さん
お疲れ様です 米田です
いつも大変お世話になっている先輩にお礼がしたく、メッセージしました
実家から地元で採れた野菜と美味しいお酒がたくさん届きました
日頃からよくご馳走に連れて行っていただいている先輩へのお返しに、もし良ければ今度うちで家呑みしませんか?
大したものは作れませんが、素材は美味しいものなのでぜひ召し上がっていただきたいです
ご都合の良い日などお返事いただければ幸いです
よろしくお願いします
米田穂積
休憩室でメッセージを送って1分も経たないうちにパタパタと廊下を走る音が聞こえる
ドアがガチャッと開き元気の良い明るい声が聞こえる
「いつでも良いよ! 美味しいものが食べれるなら大歓迎! なんなら今夜でも!」
「わかりました。じゃあ、今夜でお願いします。」
今夜の準備、始めよう
※別作品の登場人物の米田くんと田部さんです。
物語のきっかけのメッセージ




