眼鏡る僕と君
高校から眼鏡をかけるようになった。
眼鏡デビューには若干の、いやかなりの抵抗があったけれど。
結局、僕は目が悪くなるよと必死に説得してくる親に根負けして眼鏡を装着することになった。
あまり気が進まないという感情を分かりやすく表に出しながら、それでも眼鏡屋さんに行って初めて眼鏡をつけた時、視界の鮮明さ、世界の美しさに自然と自分の顔が笑顔になったことを覚えている。
そしてその日から僕は人の顔が見られなくなった。
※◇が題名についている時は視点が変わります。
眼鏡デビューには若干の、いやかなりの抵抗があったけれど。
結局、僕は目が悪くなるよと必死に説得してくる親に根負けして眼鏡を装着することになった。
あまり気が進まないという感情を分かりやすく表に出しながら、それでも眼鏡屋さんに行って初めて眼鏡をつけた時、視界の鮮明さ、世界の美しさに自然と自分の顔が笑顔になったことを覚えている。
そしてその日から僕は人の顔が見られなくなった。
※◇が題名についている時は視点が変わります。