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31話 花咲く!レグルス! 

【ホテルホーリーウッド・妖精王の第一王子レグルス視点】

 ※王暦1082年5月1日。深夜。


 この前、妖精王(オヤジ)が来た。

 弟のアークトゥルスが”聖なる光に選ばれし勇者”と婚約したと告げられた。


「あいつ()と結婚するのか」


 と笑っていたら、その勇者は”女の子”だと言った。


「赤い髪に青い瞳で可愛らしい娘だったから、俺が妻にすると言ったら、あいつ(アークトゥルス)が”俺が貰う”と言ったんでな、身を引いてきた」



 妖精王(オヤジ)は嬉しそうに話した。そしてこう言った。



「急がなくていい。だがお前も、そろそろ気に入った伴侶を見つけろ」


 どちらともつかないボクを()()に思っているのか!?




 その勇者は、悪魔の王べリアスの城で騎士見習をしているらしい。


 騎士見習か……。

 毎年、騎士見習の合宿には、弟アークトゥルスが来ている。


 肝試しで森に入った騎士見習を懲らしめようと、トラップで迷わせたことを思い返す。あいつがボクのところまで来てくれた時は嬉しかったが、口もきかず黙って見習たちを連れ森を抜けて行った。



 町で聞いた情報によると、例の勇者は騎士見習の合宿のためしばらくこの町に滞在するらしい。


 その勇者を森に誘い出せば、勇者を取り戻しに弟アークトゥルスは()()にボクのところへ来てくれる! 


 嬉しさで周りの地面から濃い緑の葉が芽を出し、赤い花びらに白の縁取りが入った小さな花がいくつも咲いた。


 アークトゥルス! 


 ボクは、例の勇者の到着を()()()心待ちにしていた。



 + + +


 勇者の一行が宿に到着したのは深夜だった。

 

 部屋の灯りが灯り少しすると、勇者の滞在する部屋の周囲は静まり返った。

 ボクが放った眠り粉を撒く虫たちは、勇者の仲間達を眠らせ音も立てずに森へ戻っていった。




 カタン




 窓の鍵を開け、そっと床へ降り立った。


 ワクワクする感情が抑えきれず、触れた木製の窓枠やデスクからジャスミンの花が湧き咲き、強い香りでボクの欲情を掻き立てた。



 艶のある木製のベッドには、ランニングシャツと短パン姿の赤い髪の女の子が大の字になって眠っていた。



 無防備だなぁ。


「ねぇ、起きて…」


 ベッドの縁に座り、顔をよく見ようと勇者の顔の半分に掛かかっている長い髪を避けると、むず痒そうに表情を少し歪めた。汗ばんだ首筋に纏わりついてた髪をそっとどけてやると、落ち着いたのか小さく微笑みそして、また眠った。




「かっ……」



 かわいい!


 思考が止まった。


 

 気持ち良さそうに眠る勇者に目を奪われ、どうする事も出来ずボクはただ見つめた。

 スベスベの白い肌に、何とも言えない頬から鼻、唇にかけてのあどけない曲線。すらりと伸びた細い手足に、ゆっくりと上下する胸。


 起こしたいのに起こしてはいけないような、それでいて、起きてしまい抵抗されたら、ああ、でも、このままこうして見つめているだけで…………さっき咲かせてしまった白いジャスミンを摘み、起こさないように髪に飾った。

 



「か…………」


 かわいい! かわいい! かわいい! かわいい! かわいいーーー!

 心の中で気持ちがこだまし、息も苦しく身悶えた。



 この勇者、どうしてくれよう……。 


 

 エキゾチックな花の香りに包まれ生ぬるいお湯につかっているような葛藤の中、暁を知らせる鳥の声に我に帰った。



 そして、これまで何度も練っていた計画を頭の中で繰り返す。



 "起こして誘惑の幻術をかけ、ここから連れ出す"




「ねぇ……起きて…ねぇ…」


 声をかけると勇者は、顔を顰め反応し、寝返りを打ちボクに背中を向けた。

 肩を引っ張って元に戻そうとすると、勇者がうっすらと目を開けた。

 深い青い瞳!



「かっ!……」




 かっわいいーーーーーっ!!!



 瞳はすぐに閉じ、背中を向け寝息を立てた。



 あ、幻術かけるの忘れた。



 これはもう実力行使しかないと、勇者を運び去ろうと彼女を抱きしめ持ち上げ……上がらない。



 そうか、いまボク女の子の身体だった。

 警戒されると思ってこの姿で来たんだっけ。



 急がないと夜が明ける。



 瞬時に身体を男に変えた。



 パァン!!!


 破裂音とともに窓の外へ吹き飛ばされ、顔に何やらヌルヌルしたものがベシャっと当たった。





 結界!?


 


 バッシャーーーーーン


 宿の西側の温泉の湖に落下した。


 痛っ……



 勇者のいる部屋の窓を見つめた。



 男の身体になった途端飛ばされたのか……。

 もしや、男が入れない結界!?


 こんな事する奴はあいつしかいない! あの忌々しい聖女め! 

 



 「……」



 湖に身を浮かべ、朝焼けの空を仰いだ。



 それにしても……あの勇者、かわいいなぁ。

 妖精王(おやじ)や、アークトゥルスが取り合うわけだ。




「フ……フフフ……」





 これから、楽しくなりそうだ。


 待っててね、勇者ちゃん。

 ()()ボクのモノにしてあげる。



【ホテルホーリーウッド・ルーシー視点】

 ※王暦1082年5月2日。朝。


 目覚めると窓が開いていた。


 正確に言うと、窓枠と机の縁から植物が生えていて、いい香りの小さな白い花をたくさん咲かせていた。ベッドには、その花が風で飛ばされたのかいくつも散らばっている。


 窓を開けてしまうほど凄い生命力。それにいい匂い、なんという名前の花なんだろう。


 今日は午前中の予定は無く、午後から合宿のオリエンテーションがあり、アクアラグーンでの訓練の日程や過ごし方の説明を受ける。そしてその後、元聖女エスタさんと、北の神殿の聖女ローラさんから勇者の力の制御の訓練を受ける事になっている。加減のできない力は、持っていても危なっかしい。訓練で少しでも調節できるようにならないと、建物を壊しまくる勇者として汚名を遺してしまう。




「ルー! 朝ごはん行こう!」


 ロナが部屋へやってきた。

 あれ?

 今日はいつも窓から入ってくるホムラが来ない。どうしたんだろう?



「おはよ~」


 ロナの後から、眠そうな顔でホムラが現れた。


「なんか、ここのクローゼット凄く眠れて、寝過ごした」


「フフッ、クローゼットにも色々あるのね」


 ロナがキラキラと笑った。いつもは眠りの浅いホムラが、そんなに眠るなんて。昨日の"地獄の馬車"の疲れからなんだろう。私もぐっすり眠れたし、それにこの宿、素敵!


 素敵過ぎる!


 昔の修道院を改築したホテルで、黄色に近いベージュの石造りでアーチ状の柱が並ぶ回廊や螺旋階段、そこかしこにさまざまな花が咲き、色で溢れかえっていた。部屋に咲いた花もその中の一つなのだろう。


 朝食は、藤の蔦が天井いっぱいに広がる中庭でのビッフェ。


 素敵な宿に美味しい食べ物。

 転生前の世界でもこんな贅沢した事ない。


 馬車の中の試練、我慢して良かった。

 と、朝食を食べ終わり、部屋へ戻ろうと席を立つとレイ兄さんとマルクス副隊長がやってきた。



「おはようございます」


 私達が挨拶すると、マルクス副隊長は爽やかに微笑んだ。


「寝過ごしちゃって、君達はよくねむれた?」


「はい」


「ルー、」


 フワリと自然な動きで兄さんが私の頬を両手で摘んだ。


 ヤバい!



「ムニュムニュ……「キスはやめて!」


 と強めに言うと兄さんは、「うん」と微笑み。



「ムニュムニュ〜ーーー…………チュ」


 と、額にキスした。

 結局するんかい!


「キスじゃん」


「うん、そうだね。ルーは、赤ちゃんの頃から変わらないから」


 表情を変えず涼しげに答えた。

 その場が凍りついた。


「妹にキスとかマジみんな引いてるよ」


「そう」


「そう…って、兄さん…」


「あースッキリした」



 いっさい何も気にしていないのか、レイ兄さんはさっさと朝食を取りに行ってしまった。

 マルクス副隊長が、笑いを堪えながら言った。


「レイの意外な面が見られてホッとしたよ。あいつ捉え所がない不思議な奴だからな」



 確かに。レイ兄さんは感情の起伏があまりなく、表情も豊かな方ではないので怒っているのか楽しんでいるのかよくわからないときがある。他人だったら尚更だろう。


 ホムラは食堂を出るなり爆笑するし、ロナも面白いお兄さんよねと、冷静クールな副隊長から、シスコン不思議副隊長として友人達に認知されてしまった。


 いずれボロが出るなら早い方がいい。



 ああ、でも油断してた〜。

 悔しい。




【聖なる森北の神殿・ルーシー視点】


 オリエンテーションが終わり、夕食後。

 ”勇者の剣”の訓練のため、エスタ様と護衛の北の神殿騎士2名、レイ兄さんとともに、宿から北側にある森の中の小高い丘にある”北の神殿”へ向った。丘というより”山”に近い丘である。


+++


 日も暮れかけ、星がちらほら輝きはじめた。

 麓から丘の上まで、足元を照らすように淡白く発光する小さな花が咲いている。


 ここは、聖なる森。

 

 アクアラグーより北に位置する広大な森は、太古の昔よりそう呼ばれている。歴代の勇者たちは、”北の神殿”から湧き出る泉に入り、勇者の剣 (シャルルマーニュ)と対話し、魔力を解放していた……と、歩きながらエスタ様から教えられた。


 丘を登り”北の神殿”に到着。私とローラさんが神殿の結界へ入ると、レイ兄さんは神殿騎士から周辺警備の説明を受けるため森の奥へ消えて行った。


 北の神殿は、ドーリア式の柱で囲まれた長方形の建物。天上は無く、中央にあるアクアブルーの泉は仄白く発光している。神秘的!


 その奥の小さな女神像の祭壇の前で、一人の少女が祈りを捧げていた。

 王国の聖地”北の神殿”を結界で守る聖女ローラ。彼女は朝と夜、ここで祈りを捧げ結界を守っているという。



 聖女ローラさんは、想像していた聖女とは違って、背は小さく整った顔立ちに白い髪のベリーショート。パッチリと意志の強そうな金色がかった緑の瞳。白い巫女用のゆったりとしたノースリーブの丈の長いワンピースに、編み上げタイプのサンダルを履いていた。


 私よりも若く見えるその少女は、可愛らしい声で言った。


「ローラよ。よろしく」



 可愛らしい見た目と声とは裏腹に、挨拶はそっけなく握手もしなかった。もちろん笑顔も無し。



「こちらこそ、よろしくお願いします」


「シャルルマーニュの声は聞こえてる?」


「はい」


「じゃあシャルルマーニュを召喚してみなさい」


 ローラさんは私を鋭い目で見つめた。

 素っ気無いのは性格なのだろうか? 空気がトゲトゲしく感じられる。



 深呼吸した。

 魔力を右腕に集中し、心の中で名前を読んだ。


 ”シャルル、お願い!”


 じんわりと温かい感触がして、気がつくと右手にシャルルが握られていた。




 『……あの聖女、偉そう! 僕ヤダ!』


「フッ」  


 思わず、シャルルの第一声に吹き出してしまった。急に笑った私にローラさんは、


「何ふざけてるの。そ、そんなこと出来たくらいで喜んで」


「すいません」


 『なんでルーシーが謝る、言い返せ!』


「でも……」


 『でも、じゃない!』


「(小声)初日なんだから、ちょっと様子みようよ……」



「ちょっと、聞いてる!? 誰と話してんの!?」


 瞳を金色に光らせ、ローラさんが怒鳴った。



「シャルルマーニュ(勇者の剣)です」


 ローラさんの表情が変わった。


「シャルル……」


 くるりと背中を向け、なにやらブツブツ言いだした。



「そんな、()()に聞こえてるなんて、信じられない、あ〜んな()()()()()な子が聞こえてるなんて、なによ、私の力が無能ってこと、そんなことないわ、きっと、心の病とかで変な声がきこえてるのかもしれないし…」


 ローラさん、心の声聞こえてます。



「フフフフ……」


 一緒に来ていた元聖女エスタ様が、笑いながらローラさんに言った。


「シャルルがね、あなたが”偉そうだ”って言ってたのよ。ローラ、あなたはルーシーと同じ15歳。もっと普通に接しなさい。それに、この子は本物の勇者よ」



「エスタ様。でも、私には聞こえないの。どうして!?」



 同い年なんだ。

 同い年でもう神殿の結界を張る聖女として王国で認められているなんて、本当は凄い女の子なんだと思った。そのローラさんが悔しそうに、勇者のシャルルを見つめた。



「焦らなくてもいいのよ。さあ、時間が無いわ、はじめましょう。まずは、防御の結界を張る練習よ」


「防御!? 解放は?」


 ローラさんが驚き聞き返した。


「もう既に解放しているの」


「そ、そう」


 納得いかない表情でローラさんは私を見つめた。


 国王べリアスの幻術を破るために放った技が確か”解放(リベラシオン)”。



 今度は、”防御”。


 防御!?


 飛ぶ斬撃や、寮を半壊させた雷撃、弾けるように訓練棟を吹き飛ばした”解放(リベラシオン)”。


 あの勇者の剣から”防御”という概念は一切思いつかなかった。



「防御?」(ルーシー)


「ええ、その剣でも強力な防御壁が作れるわ。シャルル、そうでしょ?」(エスタ)


 『うん。出来るよ。やる?』(シャルル)


 軽っ!


「じゃあ、やってみましょうか。ルーシー」(エスタ)



 エスタ様が柔らかく微笑んだ。

 これぞ聖女!  胸に浸みこむ温かい微笑み! こんなふうに微笑まれたら絶対に逆らえない。




「はい!エスタ様!」




 『それじゃあルーシー、簡単なのからいくよ。(ぼく)を両手に持ち高く掲げて。さあ、(ぼく)に続けて』


「おけ」


 剣シャルルを両手に持ち高く掲げた。




 『防御(デファンス)(ミュール)!』

 「防御(デファンス)(ミュール)!」




 バコン!


 ずうぅぅぅぅぅぅぅン!!!!


 ダァァァァーーーーーーン!!!!!

 ダァァァァーーーーーーン!!!!!

 ダァァァァーーーーーーン!!!!!

 ダァァァァーーーーーーン!!!!!

 ダァァァァーーーーーーン!!!!!

 ダァァァァーーーーーーン!!!!!

 ・

 ・

 ・


 丸いドームのような防御壁が私を中心に広がり、防御円の軌道上にあった左右のドーリア式の柱が、見えない壁に押され外側に向かって何本も倒れていった。


 幸いにも、エスタ様とローラさんは祭壇の側にいたので倒壊する柱の下敷きにはならなかったが。ローラさんは、驚き、その場に震えて座り込んでしまった。





 ああ、また、やってしまった……



 倒れた柱を呆然と見つめた。




「……とんでもないわね、ルーシー」


 呆れた表情でエスタ様が倒れた柱を見渡した。


「も、申し訳ありません!」



 跪き平謝りするしかなかった。やっぱりこの力、()()()()()()



 『ごめんルーシー、僕の方でも加減したけど、やっちゃったね。でも、このぐらいまだ序の口だよ。君の魔力の1%も使ってない』


「1%も!?」


 『力を全くコントロールできてないからね……なんでかわかる? 』


「…なんで?」


 『君、なーんにも考えてないからだよ! そんなに力があるのに』



 うん、考えてない。



「…そうよルーシー。あなたに足りないのは想像力(レヴライズ)なの」


「レヴライズ!?」


「想像力。夢を実現する事よ」



 想像力=レヴライズ



「何も考えないでこの威力。魔力を込めて使ったらどうなると思いますか?」


 エスタさんの言葉に私は青ざめた。


 訓練棟を破壊したように、きっと何百倍もの威力で城や王都を破壊してしまってもおかしくない。国を守る勇者が、国を破滅に追い込み兼ねない悪の権化となってしまう。


 そして、今迄シャルルが抑えていてくれたからこの程度で済んでいたのだと知らされ、自分の一方的な思い込みでシャルルを傷つけてしまった事を後悔した。シャルル、私の方こそごめんなさい。



 『ルーシー、心配するな。僕が付いてる。君はそんなふうにはならない』


「だから、ここで訓練するの」


「はい」



 + + +



「エスタ様! 皆様! ご無事ですか!?」


 柱の倒壊の音を聞きつけ、マルクス副隊長が神殿騎士数名を引き連れ神殿へ駆けつけた。私達の無事を確認し、被害状況を記録し始める。私のせいで仕事を増やしてしまい申し訳なさで胃が痛くなる。



+

+

+



「ルーシー、想像力(レヴライズ)よ!」


「はい」


 『防御は、時に攻撃にもなる。想像して』



 ”勇者の剣(シャルル)”を使いこなすための、道筋がようやく見えてきた。この国を守るため、この力を制御し、いざという時、この国の全てを守る勇者となるため、私はもっと”勇者の剣(シャルル)”について学ばなければならない。



 ”聖なる光”の”勇者の剣”。


 エスタ様は以前、シャルルマーニュは”封印”されていると仰っていた。


 そのことについても、いつかシャルルに話してもらえるよう、信頼されるような”勇者の剣(シャルル)”の使い手にならなければと、決意するのであった。



お付き合いいただきありがとうございます。

レグルスですが、女の子の身体だと身長140cmぐらいで、細身で、明るい緑のロングヘア。目は金色で、やや垂れ目の柔和な美少女設定。


※2021/10/8気になる箇所訂正しました。

※2023/1/19気になる箇所訂正しました。

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