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次の日、ゆきちゃんが退院したそうだ。
本当に検査入院だけだったらしい。
何事もなく振る舞う2人に、僕は廉士さんを問い詰めることも、ゆきちゃんに詳細を聞くこともできなかった。
2人がそんな態度じゃ、僕はいつも通りにするしかないじゃないか。
ずるいよ、、、。
あれから、ゆきちゃんが体調を崩すこともなくなった。
本当に何もなかったのかも、と思い始めた頃。
彼女の部屋を掃除しているとき、ゴミ箱に隠すように捨てられている大量の薬を見つけた。
僕はいけないことだと分かってはいたが、それを1つポケットに入れた。
家に帰り、その薬を調べてみると強力な鎮痛剤だった。
一般では絶対に売っていない、病院でしか処方されないものだった。
ゆきちゃん、廉士さん。
2人は僕に何を隠しているの?
僕はまた何も教えてもらえない。
でも、もう卑屈になって逃げたりしない。
何も教えてもらえなくても、ずっと傍にいる。
今度こそ絶対に離れたりしない。
ねぇ、どうしたら一番近くにいれるかな。
今よりもっと、もっと。
好きなんだ、ゆきちゃんが大切なんだよ。
初めてなんだ。
僕の人生をまるごと捧げたいと思えるほどの恋をしたのは、君が初めてなんだ。
君が幸せなら、僕は不幸でも、、、ううん、違う。
僕は君が不幸でも全く構わないんだ。
ずっと傍で、僕に愛させてくれ。




