(高杉と西くん編)
※小説ではないですけど、SS的な?感覚で!(ブログから転載しております)
あいつがこいつに9の質問
西「えーっと、俺が質問をするっていう役に選ばれました!ので、質問を、します」
高杉「……なんかしらないけど、俺が、回答者に選ばれたので、答える、ということ、らしい」
西「そんじゃあ、今の意気込みを、どぞ!」
高杉「お前と会話が成り立つかどうか、よくわからないところが不思議な質問な気がするんだよな…」
西「成り立つに決まってるだろー!潜竜のくせに生意気な!!」
高杉「潜竜言うな!」
西「じゃあ質問。寝起きはいい方ですか」
高杉「いきなりなんだ、それ!」
西「たくさん質問があるんだけどさ、どれでも俺が好きなものを、好きなだけ質問していいんだってさ。ほら、とっとと答えろよ!」
高杉「あー…はいはい。良い方だと思うけどね」
西「なんで、思うけど、なんだよ」
高杉「悪かった覚えがあんまりないから。お前こそどうなんだよ」
西「………?起きてからしばらく何もしないのは、寝起きがいいってことなのかな?」
高杉「……何もしないって、ぼーっとしてるとか?」
西「そんな感じ」
高杉「すぐ行動できないってことは悪いんじゃないか?」
西「そうなのかなぁ…。今度先生に聞いてみよう、うん」
西「次。おやつの時間は好きですか」
高杉「……おやつの時間…。なんだ、それ…」
西「おやつ。お前、おやつも知らないの?」
高杉「んなわけねぇだろ!そうじゃなくて、俺におやつの時間なんてもんはないんだよ!」
西「そっかぁ…。つまんない生活だね。俺はおやつの時間があったらうれしけどね」
高杉「そういう問題じゃなくて。質問の方向を変えた方が俺はいいと思うぞ」
西「では…。うん、これにしよう。お酒を飲んでもいい年齢ですか」
高杉「いい…んじゃないの?」
西「お酒に強い方ですか」
高杉「や…それは…。強くもないけど…。飲めないわけでもないみたいだけど…」
西「酒癖は悪いですか」
高杉「………よくわからん」
西「酒で迷惑かけたことがありますか?」
高杉「迷惑…って、お前な、さっきからなんか畳み掛けるように質問してるけど、なんか意図あんのかよ?!」
西「久坂がこれ聞いてみてっていってたからさ」
高杉「え!!!」
西「(…って言ったら黙るよ、って栄太が言っていたんだけどさ)まあいいよ。次に行こうよ」
西「じゃあ次は、これを言われたらどうしますかっていう質問ね」
高杉「はいはい」
西「『え、あの、人違いだと思うんですけど』って言われたら?」
高杉「…………」
西「なんだよ、黙りこくって」
高杉「お前、それ、本当に質問の中にあるのかよ?!」
西「あるよ。ほら、この状況シミュレート編ってとこに書いてあるでしょ」
高杉「……(ほんとだ)」
西「どうなんだよ。そんな難しい質問じゃないと思ったんだけどなぁ」
高杉「…いや、やけに、なんか、こう…デジャヴを感じるというか…。た、例えばだな、そういう事言われたら、凹むと思うぞ。いや、凹むね。絶対」
西「ふーん…」
高杉「な、なんだよ」
西「久坂に言われた時、やっぱり凹んだんだ」
高杉「なんでお前が知ってるか、それ!!!ってか、やっぱり知っててその台詞選んだんじゃねぇか!!」
西「久坂と記憶をちょっと交換した時に、あったんだよね、そういう記憶。そっか、そうなんだ。へー…」
高杉「………(こいつ意外と油断ならないな…入江に告げ口してやる…)」
西「最後!『惚れました、好きです、付き合ってください、ゴールインしましょう』って言われたら?」
高杉「するに決まってるだろ!!」
西「俺はお前は嫌だよ。先生がいいもん」
高杉「お前じゃねぇよ!!」
西「俺だって誰も久坂がそういった、とは言ってないのにさ」
高杉「そ、そうか…」
西「まあいいや。これで俺の役目おしまい!実はこれ、バトンだからね。次はお前が、誰かに質問やってね」
高杉「続くのかよ?!」
おしまい
すみません、お遊びですから。
こちらの質問はBlackBaccara様からお借りしました