細川忠興
ヤンデレキャラ一覧で一際異彩を放っていたコイツ。
周りが創作物ばかりなだけに、とにかく目立つ。と言うかコイツだけキャラじゃない。
よくよく考えると、細川ガラシャは知ってた。
夫の指示で自殺したことも。
熊本の武将らしい。
武将としての立場も踏まえて行動する常識人な面も有ったとか。
江戸幕府が開くまで家が保ってるのが何よりの証拠だ。
更には文化人としても武将の中では指折りで、多彩な方面に才能を発揮していたらしい。
そんなことを霞ませる、妻ガラシャへのヤンデレな逸話の数々。
彼女に見とれていた庭師を手討ちにする。
彼女の父、明智光秀が本能寺の変で罪に問われたときも殺せなかった。
彼女をキリスト教に改宗させた侍女の鼻を殺ぐ。
関ヶ原の乱で西軍が武将の妻を人質する計画を聞いて、「捕まるぐらいなら自殺しろ」と手紙を送る……
流石は九州。キリスト教が蔓延っていやがる。
……という冗談はともかくとして。
最後のは本当に敵に捕まらせるのが嫌だったんだと思わざるを得ない。
キリスト教では自殺は厳禁だというのに……
歴史を掘り下げると、たまにとんでもない野郎が出てくるから怖い。