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出師の表
三国志の中で、かの諸葛亮孔明が記した名文だ。
劉備玄徳が亡くなり、彼の遺志を継いだ諸葛亮が劉備の息子、劉禅に向けて書いたと言う。
横山光輝三国志を一気読みしたので、自分も名前だけは知っている。
書き下し文にも一通り目を通したが、正直、何のことかさっぱり分からなかった。
Wikipediaを見ても、内容は分かれど泣くほどのものか疑問に思ってしまう。
でもニコニコ大百科を見て、心の底から理解出来た。
代償として笑いが止まらなくなったけど。
原文、書き下し文、現代語訳の三種類が載っている。問題は現代語訳だ。
初っ端からギャル口調で飛ばしまくり、その後も諸葛亮を元ニートと形容したりやりたい放題。
最後は「はわわ」で〆。とても綺麗に纏まっている。
この気持ちを共有したいと「出師の表について語るスレ」に顔を出して、更に衝撃の事実を知った。
……この現代語訳、リレー形式で書かれたもの……だと?
通りでギャル口調は序盤だけだったのか。
色々と言いたいことはあるけど、この気持ちを最も言い表せる言葉はこれだろう。
むむむ。