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雑談の十二

【小説】



男「お?今日はミステリー?」


女「ですね。」


男「偶に読むくらいなら推理物っていいよね。思考が刺激される。いい傾向だよ。」


女「その割に先輩は馬鹿ですけどね。」


男「うっせ、前回は調子が悪かったんだって。」


女「何回も聞いてますよそれ。」


男「ぐぬぬ・・・」


女「で、先輩はこの本を知ってるんですか?」


男「18歳の青年が体が小さくなる薬を飲まされて小学生になるものの、その天才的な頭脳で事件を解決するお話だろ?」


女「中々ぶっとんだ設定してますよね。」


男「今も連載してるんじゃなかったっけ?小説の癖に。」


女「おかしいですよね。面白いので私は一向に構いませんけど。」


男「映画化もされてるからねぇ。」


女「かなり長いですよね。偶に真相というか、手口が種明かしの前にわかってしまう事があったりしますが。」


男「偶にあるよねー。簡単なのかそれともそこまで読めるようになったのか。」


女「大体次回で打ち破られるのがオチなんですけどね。」


男「とはいえ、やっぱり読みが当たると嬉しいよねー。」


女「そうですね。当たるとやっぱり嬉しいのは同意です。最近は簡単なのも混じってるような気がしてなりませんが・・・」


男「実質ネタ切れなのかな?って思ったりしたのが増えてきた気がする。まぁでもよく考えつくよね。」


女「科学的にとか、そういう根拠の元に推論を重ねて作っているのかなーと思っています。もしくは実際に再現してみたりとか・・・」


男「それはちょっと怖いな。」


女「ないとは言い切れませんよね。あれのプロデューサーはやる人だと聞いています。」


男「普通に実績を上げて欲しいものだね。」


女「まぁ面白いからいいじゃないですか。」


男「そんなもんか?」


女「そんなもんです。」


男「納得いかねぇ!」


女「納得するしかありませんよ。」


男「いや、認めたら何かダメそうじゃん!」


女「・・・はぁ・・・」


男「お前ちったぁ聞き分けろや、みたいな視線送るのはやめてくれ。痛い。」


女「・・・そのまま女に刺されてしまえ」


男「さらっと怖い事を言わないでくれるかな!?」


女「・・・・・・冗談ですよ。」


男「間が長いよ!!」


女「まぁそれが先輩ですからね。」


男「どういうこと!?」


女「そのままの意味です♪」


男「えー・・・えぇー・・・」


女「先輩のその顔、とっても面白いですよ♪」


男「そ、そうかい・・・」


女「えぇ。その納得のいかない顔で悩んでる姿。イイですよ。」


男「そうか・・・でも、あまりジロジロ見ないでくれるかな。心が痛い。」


女「・・・根性なし。」


男「失礼な。」


女「本当のことですよ。


それではそろそろ帰りますね。お勉強が首を長くして待ってますので。」


男「律儀だなぁ・・・さいならー。」

文字数カウント1099

何か更新減ったのにアクセスしてくれている方が多くて感謝感激雨霰の状態です。

本当にありがとうございます。

メイン小説の方が完全に負けてて何かクスッと来ました。

男と女。どっちのキャラがいいでしょうか?

個人的には女の方がいいキャラしてきたなーと思う最近です。

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