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詩集

空を仰ぐ

作者: ロースト

空を仰ぐ


明日へと続く輝かしいこの流れ、今

羽ばたこう、巣に居座り続けても何も変わらないから

期待と未知に溢れた蒼い心とともに


今までの羨むだけの自分と決別する

何も出来ない自分を置いて行こう

今までの自分は何だったのだろう

誇れるところのない虚像だったではないか


Fly away

それが必要だと気づかなかった

でも今はもう躊躇いはしない

ほんの僅かな勇気さえなかったあの頃


絡め取る鎖で傷を負っても止められない

自由の翼を限界以上に伸ばし飛び出す

あの青く広大な空へと舞い出られるのなら多少の痛みも犠牲も厭わない

そのためなら愚か者の名でも着せられてやろう


常識や規則という拘束に捕らわれないでいたい

例え異端と奇異の眼で見られても

生きたいように生きなければ意味は無いから

それを教えてくれた、もう旅立ってしまった人


満ち足りた幸福、満足できる安寧、優しい平和

何でも捨ててみせる

真実を知るため、ここを飛び出していく

ここが仮初の檻だと知ってしまったから


夢は覚め、残滓は残っているけれど崩れ去ってしまった

今まで、何も知らずに白いままでいたつもりが少しずつ汚れていっていたんだ

見えていなかった現実と、

偽物の幸せに落ち着いていた自分と、

大切で、大切で、直前にありすぎて何がなんだかわからなくなっていた一番


さあ出て行こう、自分のために

夢を描き生きてゆく

飛び立つFly away


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