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プロローグ
「勇者様。魔王を倒し、この世界を魔物の驚異から救ってください。」
目の前で両膝をつき両手を胸の前で合わせ、上目遣いで王女様が言葉を放つ。
王城の玉座の間で国王に見下ろされ、周りの騎士や貴族が期待の眼差しをこちらに向けている。誰しも1度は夢見るであろうこの状況。ならば次に言うセリフは決まっているだろう。僕は国王様にもきっちりと伝わるように、大きな声でこう言った。
「パスで」
,,,だってめんどくさいんだもん
「勇者様。魔王を倒し、この世界を魔物の驚異から救ってください。」
目の前で両膝をつき両手を胸の前で合わせ、上目遣いで王女様が言葉を放つ。
王城の玉座の間で国王に見下ろされ、周りの騎士や貴族が期待の眼差しをこちらに向けている。誰しも1度は夢見るであろうこの状況。ならば次に言うセリフは決まっているだろう。僕は国王様にもきっちりと伝わるように、大きな声でこう言った。
「パスで」
,,,だってめんどくさいんだもん
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