2節[監禁か]
誘拐されましたね〜
続きをご覧あれ、
と、、いうわけで僕は誘拐された。
車で連れ去られた後、顔に袋を被せられたまま、建物っぽい所に入り、ドアのある部屋に入れられた後、ようやく袋を取ってくれた。袋を取った直後は眩しかったが徐々に慣れてきた。
なんと全面コンクリート!
コンクリートじゃないのはドアだけだ。ドアは鉄だ。照明はない。その割には明るい。
その部屋の真ん中に鉄の棒が床から天井まで刺さっていた。僕はその鉄の棒の近くまで歩かされた。そして、青色の服の男が片方の手錠を外した。僕は両方とも外してこの部屋で監禁かな?と思っていたが違うかった。もっとひどかった。鉄の棒を手で囲むようにして手錠をかけ、鉄の棒から動けないようにしたのだ。
こんな完璧な部屋を用意出来るとは、なかなか凄い。資金的な面でも強いのだろうか。
「立ってるでも、座ってるでもいいから待っとけ。」
青色の服の人が言った。僕は言われたとおり、座ることにした。僕が座ると二人が部屋から出ていった。
30分後
2人が帰ってきた。青い方は手にタブレットみたいなものを持っている。
「いいか?私の質問に正直に答えねば、君は死ぬ。」
「1個目、君の名前は森野純治。合ってるか?」
僕は頷いた。
「次、13歳か?」
もう1回頷いた。
「部活は?」
今度はYESorNOでは無いらしい。
「柔道。」
声が震えている。
「誕生日。」
「10月8日。」
「血液型はAか?」
「いや、O型。」
青い方はタブレットを見た。
「よし。」
青い方はそう言ってから僕の僕の方へ来た。
「立て。」
僕は立った。
手錠を片っぽ外す。
今度は死刑場にでも連れていくのか?情報だけ聞き出してその後殺すのか?じゃあ言わなくてもいいじゃないか?
しかし、青い方は手錠をもう片方も外した。
「すまなかった。手荒な真似をして。」
2人同時に頭を下げた。僕は唖然とした。
誘拐犯が僕に頭を下げている。どういうことだ?
「君は〈マジャー〉となり、我らの協力者となってもらう。これは君が決めるものでは無い。私たちが決めた。よって、辞めることは出来ない。」
また今度。
更新は不定期かも、
けど、毎週日曜日に見て頂けたら必ず更新しています。