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Unjust Life  作者: KYOS
6/16

05:

すいません

この辺から不定期投稿となります

作り貯めしていたものが尽きてしまいました

できるだけ早く更新はしますのでご迷惑をおかけします

太陽が傾き周囲の景色がオレンジ色に染まりつつある中

私たちは町から離れた郊外の、何十年前にすでにつぶれたようなホテルの元・従業員入り口で装備を確認していた

純から聞いた依頼内容によると

「最近よくマスメディアで薬物汚染なんてやってるけどその薬物を作ってる場所がこのホテルらしい

現在、このホテルには男女合わせて30人ほどが出入りして薬物を作ってるらしい

依頼はなるべく全員の無力化、及び作られた薬物の押収だそうだ」

まあ、つまるところ中に飛び込んで全員昏倒させていけばいい

ひとつ問題があるとすれば集まる瞬間を狙わなければ全員の確保が難しくなるところ

だがそこは彼が先に下調べしていて、1ヶ月に一度全員集まって販売ルートの会議兼情報交換の宴会を開くという情報をつかんでいた

そしてそれが今日の19時ごろから22時ごろまでだそうだ

しかし、きっちり19時からという訳じゃないらしく、なら突入するならすこし経った20時ごろということになった

いくら時間きっかり始まらないからといって1時間もずれ込むなんて考えにくい

それに始まってそれぐらいの時間帯は一番気が緩んでいる

現在時刻19時03分

耳を澄ますと先ほどまで騒がしかったホテルの内部が急に静かになった

会議が始まったらしい

犯罪組織のくせに思ったより警備が手薄な集団らしい

出入り口付近に警備の人間はいない

とりあえず私たちはホテル中の出入り口にワイヤーを張って出口をふさいで回った

出口を絞ることで数箇所に絞ることで逃げられるリスクを下げる

作業を終えて待ち合わせ場所に戻ると純が先に戻っていた

「終わったか?」

「うん」

最低限の確認の会話

「そろそろいいんじゃない?」

「ああ、そろそろ行くか」

現在時刻17時53分

私たちは気配を殺して犯罪者の巣へと踏み込んだ

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