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Unjust Life  作者: KYOS
5/16

04:

今のところ多少話が浮かんできている

この話が終わるぐらいまでは大丈夫か?

そんなことより文章下手だな~

どうにか改善しないと


関係ないけどAngelBeats!のゲーム化の噂ってホントなのかな?

調べねば

真白学園高等部

それが私が通っている学校の名前

3年前に創立100周年をやったばかりの由緒ある学校だ

そんな学校のなかで比較的最近にできた犯罪対策課に私は所属している

できたのは2014年

あの大規模テロの2年後

私が12歳のときだ

犯罪対策課は一口で言うとPPMO資格取得を目的とする課だ

だが私は中等部2年のときに取得してしまった

小耳に挟んだ話によると最年少記録であるらしい

そんな私が中等部にいても意味がないと思うのが大多数だろう

だけど人間自分に利益がなければ動かない

簡単に言うと資格既修得者が犯罪対策課に入った場合、目的はレベル上げになる

つまり資格取得の授業の代わりに依頼をこなすのだ

昇格を目指すなら依頼をこなして居ればいいのだが次のレベルになるためにはそれ相応の難易度の依頼を受けなければならない

そうなると万全の準備をしてあたらないと結構危険

しかし武器兵器は消耗品だ、ものにもよるが

しかも結構高価だったりする

だから並の依頼をこなすだけじゃ足りないのだ

ここでこの課に所属するメリットが発生する

それは武器を申請するとある程度は学園がそろえてくれるのだ

これで難しい依頼を受けるときも万全の備えで受けられる

それによって次の依頼への備えも容易となり依頼達成率も上がるのだ

また、学園にもそんな秀才が通っているという宣伝となる

ちなみにそんな彼らはレベルアップ組と学校内じゃ言われている

私もその中の一人

私はレベル上げ兼青春を謳歌するためにここに通っているのだ


白い雲が青い空を横切る

いくつもいくつも・・・

「ま~たサボりかよ、ゆり」

いつものように屋上で横になって空を眺めていたら純がいつもどおり声をかけてきた

私がここでサボっているといつも声をかけてくるのは彼だ

北山純

彼も私と同じレベルアップ組

レベル5

使用武器はバタフライナイフ、MP5

基本的にMP5で制圧を行うが接近された場合即座にナイフを取り出し接近戦も得意とする

いつも私に声をかけてくるということは彼も立派なサボりということ

私の場合資格関連の授業以外はまじめに出ているが彼は時々通常の授業の時でさえ見ないことがある

そんなんで本当に単位は大丈夫なのだろうか?

・・・と、そんな彼であるが私とは資格取得以来の付き合いである

基本ひとりで依頼をこなす私だが内容によっては一人じゃ厳しいことがある

そのときにパートナーを組むのはほとんど彼とだ

・・一つだけ言っておくけど彼氏じゃないわよ、絶対!

・・・コホンッ

「同じ場所にいるあなたには言われたくないわね」

と、雲から目を逸らさずに文句を言う

彼はそのまま私の横に腰を下ろすとそのまま同じように横になった

そのままどちらも口を開かない

静かな時間が過ぎていく

キ~ン♪コ~ン♪カ~ン♪コ~ン♪

授業が終わったらしい

とりあえず起き上がり「ん~~」と、伸びをする

横で純も起き上がった

「おまえ、この後授業出るのか?」

遠くを眺めながら聞いてくる

「いや、次も資格の実技だったよね。このまま帰ろうかなって」

「じゃあ、ちょっと手伝ってくれねぇ?めんどくさい依頼を引き受けちまって」

「まぁ・・いいけど」

「きまり!じゃあ行くか」

と、彼は立ち上がりドアへと歩いていった

私も立ち上がりその後を追った

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