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遺書④

大学生になった。

田舎を出ての一人暮らしで初めての業者の営業に恐怖した覚えがある。

自由になった私は何もしなかった。ただ漠然と講義を受け帰ったらゲームをする。そんな日々を過ごして貴重な新札カードを無駄にした。

そこからは田舎に帰り漠然とした日々を送りつつ就職をした。

妹は増長し母に命令口調で何かを言い何言わずに従う母と召使いとメイドの構図ができつつあった。

また、妹は賢く家族のためといい500円玉貯金箱を設置しそれを両親の協力でいっぱいにし丸々30万稼いだ。

一方就職しても萎縮して先輩と雑談もできず仕事をすればミスをする私は窓際というに相応しい部署に行きファイルも開けず仕事内容も回ってこないところでアルバイトの人から色々と指導をされると言う日々の鬱憤を晴らすべくネットオリパにハマり100万の借金を抱えた。

当然、妹は私のために30万を支払うことはしなかった。


とまあ私の人生はこんなところであった。

産まれてきてごめんなさい、何で私を産んだ

どちらの声をかければいいのかさえもわからない人生。

それを終わらせるために私は今回の計画をしたのである。

しかし、カードで例えると効果のないノーマルカードがここまでやれたのはむしろ誉れかもしれない。



遺書はここで終わっていた。


「何だこれは」


警部はそう吐き捨てると同時にうっかりとその紙をゴミ箱に投げ入れた。

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