六話
日間ランキング40位入りました。ありがとうございます。
東の門から出て森に向かっていく。
その過程で出会った狼や牛、鷹などを試しに倒していく。
『種族レベルがレベルアップしました。任意のステータスに3ポイント加算できます。刀スキルがレベルアップしました。』
刀は最初に沙耶と冒険した分と、種族レベルは魔法の練習をした分とそれぞれレベル3に上がった。他にも上がった物があるみたいなのでステータスを確認することにする。
名前
アラタ
種族
龍人LV3
職業
薬師LV2
ステータス
HP60
MP50
生命力15
筋力15
耐久力15
敏捷10
器用10
魔攻10
魔速10
抵抗力15
魔力15
ステータスポイント6
スキルポイント7
スキル
《火薬調合LV3》 《調合LV2》 《魔石作成LV3》 《身体能力向上LV3》 《刀LV3》 《器用向上LV3》 《火魔法LV7》 《龍の目LV2》 《召喚LV1》 《鑑定LV3》
サブ 空き 空き 空き
ステータスポイントが増えていたので器用と筋力にそれぞれ割り振っていく。
筋力18↑3
器用13↑3
スキルで出ていた空きとはどうやらスキルを新しく取得できる空きという事らしく沙耶の話だと最大で三十個までのサブスキル枠を取得できるらしい。
取得するスキルは動力と投擲にする。ポイントは動力が3で投擲が4だった。
投擲は物を投げるときに補正が入るスキルで、動力はモンスターに騎乗する際に機動力を一時的に高めるスキルだ。
召喚スキルを控えに移し変わりに投擲をメインスキルにする。
ステータスの確認も済んだので歩いて一時間ほどの場所にある森に向かっていく。
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森についた俺は火薬の魔石を握りしめモンスターを探していく。
モンスターは全部で大型、魔物、宇宙生物、妖怪、魔族、自然生物、人造の八種類があり序盤では主に大型と魔物のモンスターが出てくるらしい。
少し探して歩くとこんなモンスターを見つけた。
ディアLV3
それは茶色の毛並みに頭から生えた角と一般的な鹿らしい鹿だった。
(一匹か。)
夜になったり森の中だと群れでいることも珍しくないらしいが今回の相手は一匹だった。
(やるぞ。)
ちょうどこちらから見て背中を向けていたようなので、音を立てないように手に持った爆弾を投げる。
「ファイア。」
投げた魔石は空中に低めの弧を描き相手に当たろうかという所で爆発し、相手を爆散させる。
(一撃か。)
東の平原でもそうだったが、ここのモンスターも当たれば一撃で倒せるらしい。
そろそろ強いモンスターと戦いたくなってきた。森の奥に行けば会えるかな。森の奥に進みながらモンスターを探すことにする。
その後もモンスターを倒しつつ森の奥に向かって進んでいく。
そのままいくつかの職業やスキルのレベルを上げつつ順調に探索を続けていくとどこからか雄たけびが聞こえてきた。
何かと思い向かってみるとどうも忍び装束の女の子がクマに追われているみたいだ。女の子が息もだえだえだったので助けることにした。
魔石を握りしめ呪文とつぶやき一息、相手に魔石を投げつける。
「ぎゃおおおぉ。」
魔石が爆発し相手の注意がこちらに向く。もう一度魔石を投げ相手を爆散させる。
『火魔法がレベルアップしました。火薬調合がレベルアップしました。魔石作成がレベルアップしました。投擲がレベルアップしました。』
レベルアップのアナウンスが響き戦闘の終了を知らせる。