四話
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魔石とは本来魔法を付与する触媒に使われるものだ。といっても商店に行けば質のいい魔石が八百コルで買えるのと、そもそもスキルで付与できる魔法自体が対応レベルから見ると一回り位の低い魔法になるのと、付与する対象が別に魔石に限らないことで魔石作成スキルは要らない子となっているらしい。
(まずは火種がないとな。)
ということで今は魔法試験場で魔法の練習をしていた。まず火魔法スキルの火属性変換で延々と魔力を変換していく。
『火魔法スキルがレベルアップしました。火魔法スキルがレベルアップしました。火魔法スキルがレベルアップしました。火魔法スキルがレベルアップしました。火魔法スキルがLV5に達したのでスキル『ファイア』を習得しました。』
火属性変換
自身の魔力を火属性に変換する。
魔法とは体内の魔力を別の属性に変換し、その魔力をMPとして使用することによって発生させる現象で変換した分の魔力が魔力バーの下に表記され、本来のMP以上の魔力を変換するとHPにダメージが入る仕様になっている。
(やっと魔法か。)
今までろくな魔法が使えなかったのでひたすら掌から変換した魔力を放出しては補充する繰り返しをしていたけどこれで火種用魔法の練習ができる。
ファイア
掌大の炎を放出し操る。
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ファイアと言う魔法は初期魔法と呼ばれる魔法でこの魔法をどう使うかでその後のアーツ習得に影響が出る仕様になっているらしい。
その日は強制ログアウトするまでやってつぎの日も昼までやっていたので、強制ログアウトの時間が九時間だから計八時間ほどやっていたことになる。おかげで発動してから三秒後に爆発するファイアが造ることができた。これで辛うじて爆弾を敵に投げた後爆破させることができる。早速森に行くことにする。