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十六話

四半期ランキング71位入りました。ありがとうございます。

 周囲の喧騒を聞きつつ静かに余韻に浸っていると沙耶たちが話しかけてきた。


 「何してるのお兄ちゃん!」

 「昨日ぶりですアラタさん。」

 「昨日ぶり~。」

 「昨日ぶりサヤのお兄ちゃん!」

 「どうも。」

 「……。」

 「何って、クエストだけど。」

 「そうじゃなくて何、あの爆弾みたいなやつ!」

 「魔石だけど。……ほらコレ。」


 一同に火薬の魔石を見せると゛おお~゛という感じで全員が見た。


 「これ何?魔石?」

 「キラキラしてる~。」

 「火薬を混ぜたの?」

 「火薬?なるほど。」

 「……!。」

 「すごい。」


 始めからサヤ、フロッピー、ニーナ、アリシア、ナノカ、ミーアの(じゅん)でそう言う。

 ゛もういいかな゛ということで火薬の魔石をアイテムボックスに戻すとサヤがこんなことを言ってきた。


 「次のイベントは一緒に参加してよね、お兄ちゃん!」

 「何で?」

 「何でって……今回のイベントも結局一緒に戦ってたじゃん。一緒にプレイしようよお兄ちゃん。」

 「いいけど。団体行動とかできないよ。」

 「それでいいから。たまには家族団らんしようよ。」


 ゛それで家族団欒(かぞくだんらん)になるのかな゛とは思わないでもなかったが俺としてもたまにはサヤと遊びたいなと思うので(うなず)いてOKすることにした。


その後サヤたちと別れた俺はモンスターの山を切り抜けると、モンスターの素材を売り、残り少なくなっていた火薬を多めに買い、撮っていた動画をサイトにアップしてログアウトした。

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