プロローグ
2000字くらいと40000~60000字くらいで書きます。
文堂新 職業 ひきこもり 年 15才。
「お兄ちゃんゲームやらない?」
「……別にいいけど。」
こうしてVRゲームをやることになったのだった。
「いや~この前のベータテスト特典で新しく何人か誘ってもいいことになったんだけど誰も居なくて。」
話を聞くとどうも前々からやってたベータテストとかいうので新しくゲーム機を贈呈してもらえることになったが、誰も送る人が居ないので俺にお鉢が回ってきたという事らしい。
・
・
・
調べてみるといろいろなことが分かった。このストーリーズ・メモリアと言うゲームが世界で八番目に開発されたVRMMOだという事、そのゲームが世界初となる換金ができるVRゲームだという事、その目玉が世界初のネットで配信ができるゲームだという事、そしてこのゲームが相当にリアルさにこだわったゲームだという事だ。
(貰っていいのかこんなの。)
普通に買ったら数万円はする代物である。…まあ本人がいいって言うなら貰うけど相変わらず豪胆な妹である。
・
・
・
そして七月二十日。そのゲーム開始日がやってきた。すでに公式ホームページを見て準備は整えている。既に0時に始まり今は朝の6時だ、ゲームを始めるとする。
「バーチャル・イン。」
そう言うと同時に体をジェル状の液体に包まれ、周りを真っ白の空間に視界が切り替わる。そして意識を集中すると同時に目の前に青色のディスプレイが現れる。
『どのゲームを始めますか?』
→ストーリーズ・メモリア
ストーリーズ・メモリアを選びゲームを始める。
『まずお名前を決めてください』
色々考えたが変に捻るのもアレなので名前をカタカナにしたのを打ち込む。
『アラタでよろしいですか?Yes/No』
Yesを選び名前を決定する。
『では種族をお選びください』
→人族
→獣人
→樹人
→鉱人
→龍人
→竜人
→小人
→魚人
事前に決めていたように龍人を選ぶ。
『次はステータスをお決めください』
画面が切り替わったのでステータスを決めていく。
名前
アラタ
種族
龍人LV1
職業
薬師LV1
ステータス
HP60
MP50
生命力15
筋力15
耐久力15
敏捷10
器用10
魔攻10
魔速10
抵抗力15
魔力15
ステータスポイント0
スキルポイント1
スキル
《火薬調合LV1》 《調合LV1》 《魔石作成LV1》 《身体能力向上LV1》 《刀LV1》 《器用向上LV1》 《火魔法LV1》 《龍の目LV1》 《召喚LV1》 《鑑定LV1》
ステータスが決まったのでYesを選びゲームを始める。
7月31日を乗り越える。