撫子の仮面

出来過中学の野球部マネージャー・片桐撫子は従順・温和・物静かで品行方正な女子というような評判。しかしそれは、彼女の付けた「仮面」であった。本当の彼女は強欲で短気、自己中心的な考えをもった腹黒女だった。何もかも上手くいき、このままやり過ごせると思っていた彼女はある日、野球部の2年・黒須翔真から驚愕の事実を知らされる。

「きみの正体は知っている。」

明るく真っ直ぐな翔真や出来過中野球部と触れ合う内に彼女の仮面は剥がれていくのだが・・・。