表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の警備員巡回中です  作者: 鳴瀬 春
第一章:警備員
7/21

警備長

希美と共に結界のある部屋へと入り

たわいもない雑談をしていると

陽の光が部屋へと差し込んでくる



今日は来客の予定があるため、巡回の時間を一時的に休止させる


本日、来客するのは、、、、、


「警備長だ」


希に来賓し、建物が損壊していないか確認を行う


来賓の時期は不定期でいつ訪れるかはこちらでは予測不可能だ



それにしても

なぜ今日、、、、

なんだよ、、、、


今月の頭に来たばかりで来たとしても来月だと予想をたてていたのだが


最悪だ。



昨晩に祝言を唱え、まる焦げになってしまった

この部屋をどう誤魔化すか、、、、


おはよう〜

どうかしたの?

希美が目を擦りながら、こちらの方へとやってきた



今日の午前中に警備長が来賓されるようだ



え?!!

それやばいじゃん!

ここまでまる焦げになってるのを見られたら、大問題になるわよ、、、、



うっ、、、、

やっぱヤンキー達が火遊びしたってことにしよう

、、、、、、

うんそれしかない



正直に話したら?

私の手には負えなかったわけだし、どのみちこうなってたって説明すれば理解してくるわよ



あの堅物にいくら説明したって無駄だって

あのおっさんとの付き合いは長いからな



おーーーーい!

佐藤どこにいるーーー?!



あっ

どうやら来てしまったようだ



やばい!

優ちゃん先に行ってて!

私、まだ化粧してないから後で行くわ!



わかったよ。



俺は院内の入り口へと足を運ぶ

こっちから声が聞こえたと思ったんだけどな、、

警備長の姿が見えない



「佐藤」


そう呼ばれ振り返ると警備長が立っていた


おかしいなすれ違った覚えはないんだが

それに

気配も話しかけられるまで全く気づかなかった


警備長はこの道のプロでいくつもの修羅場を生き抜いてきた人間だ

害級もいくつか始末した実績を持っており

実力は計り知れない



警備長/お疲れ様です!



あぁぁ

元気にやっているようで私も安心したよ

何か変わったことはあったか?



いいいいいいいいいいいいい、、、、いえ

何もありませ

いや、ちょっとボヤ騒ぎがありまして

部屋がほ、、ほんの少し

/

いやだいぶ焦げてしまったことがあったくらいですかね、、、、、




またお前は!!

これで何度目だ!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ