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最強の警備員巡回中です  作者: 鳴瀬 春
第一章:警備員
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偶然?

いやお前が来たところで

倒せる相手では無かった

あの爺さんはかなり強い霊力を保持していて

よほどこの世に強い恨みがあったんだろうな



あのまま放っておけば、この建物を害する存在になると判断し、早期に消滅させた



霊にもいくつか段階があり

低級霊であればそこまで害はないのだが


上級の更に上に位置する害級になれば

人や建物へ霊力を行使することが可能となる



俺はあまり遭遇したことがないが、害級霊を駆除できずに放置した結果、警備対象の建物が半壊させられたと聞いている




何よそれ

私が弱いって言いたいの?



違うよ

人には限界があるんだ仕方ないだろ



あんたはいいわよね。

昔から強いから、、、、

私と同時期に修行し始めて

やっと私が霊を視認できるようになった頃には

あんたは霊を消滅させてしまうぐらいの力を持っていたもんね



後先考えずに祝言を唱えるから

辺り一帯を更地にして

破壊神とか呼ばれていたよね



うるさい

思い出すだけでトラウマなんだ

おかげ様で借金地獄なんだよ

転職でもしようかな



じゃ私も転職するわ

移動先教えて



嫌だよ




希美とは

幼い頃から小、中、高と一緒で仕事まで同じ

いや正確に言うと俺が選んだ職をこいつが追いかけてきたんだ



本人はたまたまだと言っていたが、偶然がそこまで重なるものなのだろうか?




俺が転職したらその先までついてくるのか?



当たり前でしょ

あんたバカなんだからどうせ霊を祓うこと以外

取り柄がないじゃない!

結界の技術においては私の方が断然に上だからサポートしてあげる!




好きにしろ


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