~酸欠の二十枚~(『夢時代』より)
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
~酸欠の二十枚~
清閑がてらに女性の用途を手探りしながら、俺の生命は全き文句を白紙へ納め、ふらふらふらふら、危ない至地まで涼風を求めてやって来て居た。まるで迷路が包装被りの〝土手〟の上から、何の躊躇も見せない儘にて、気力の零れる無機の体して落下し始め、俺が誘う過去の残像は過去の幻へと奔走して活き、俺の目前には自由の利かない五月蠅い落日が落下していた。俺の背後を充分曇らす淡手の逆鏡は〝白〟か〝黒〟かも悟せぬ姿態で幻の淡路を賑やか成るまま塗装して行き、俺の前方から舗装され得た未完を冠する無垢の具体は、未知が訓える無学の態して俺の感覚を路頭へ遣った。
冠水して行く日照り続きの俺の淡路には旧来の好友も居らずに、清閑な孤独が一人ぽっつり、古宿を捜して独歩いて在って、未完に気遣う早い流行には俺の余命が判らなかった。俺の生命は延命に繋がる永久へ肖り、そうした残骸に着流し始める人間の謳歌を片手にしながら、遠くに望める神秘の末路は俗世の先端を独走りながらも、未完に仕舞える我が身の煩悩の温度の果てには旧い未完が表情を覗かせ俺の始末に失踪している。俺を眺める〝九段坂〟から、一人の幼女が戯れながらに母性に対する気丈の身構えを算段して置き、自分の小体が小さいながらに膨きく独歩ける女性の〝旧巣〟を突いて在った。喋り方から素振りを呈せる稚魚の肢体に鱗の片鱗を陽へ届かせ、俺の目前ではきちんと傾く風見鶏の姿態を構築しながら、幼女の一体は淡い仄香にその実を空転がせ、四旬に損ねる花の魅力を充分疑う気質を添えた。〝無駄〟の意識を払いながらも俺の孤独は大海を経て、通り相場の価値を見積もる無憶の肢体を翻して居ながら、現代人の在り処に何も見得ない余程の失意を耽望して居る。孤言の意識を通して居ながら生を通さぬ現行の流行に詰る処の〝余程〟を着流し、意味の無いのを意味と識る程、現代人の経過は鬱屈しながら「明日は我が身」と覚悟を決め込む無題の孤独を人間は観て居る。孤高の努力を活きる努力へ変貌させ得て純白い経過は積算されて、潔白い肢体は「昨日の感覚」を従順に通せぬ脆弱い〝始め〟を堪能して居た。宙へ下ち生く永い人路の孤独の極みは明日の表現さえ留めて居らずに、昨日の集地へ自然に辿れる微い衝動を黙認して居り、現代人の様子を振るいに据え置く未完の用途を人間へと遣った。何処まで入っても果ての見得ない旧い逆行の明日への幻は、昨日の未覚へ鬱屈して生く無憶の神秘に集積されて、現代人の背中が離れられない滑稽な条理へ罵倒を遣った。〝無駄な努力〟は散生した儘、温い独歩の活動写真を読み取り、明日の目下へそのまま居座る〝故郷の錦〟を望遠して居た。
(幻想に入る)
俺がして居た喋り方が〝ギネスブックに手を入れそうな喋り具合〟等と言われ、俺は何故か中学の時に散々虐めてくれた宮田敦と居り、始め喧嘩して居たが(俺の方が分が悪い)、段々打ち解けて行った。最終的にクラスのお別れ会の話に成って、これまで(又何故か高校時代迄)の思い出話に花が咲いて、急に、又仲間という事で束の間、二人の仲は急接近したようだった。しかし矢張り、常に俺の側に不安は在った。俺達は、旧校舎を見ながら廊下を歩き、その突き当りまで行くと、近藤公子を始めとして、様々な俺の高校時代の知り合いが(結構)沢山登場して来て、皆、俺が泣いて居たからか、一様に泣いて居た。近藤公子という女性は、上背が高く、まるで八十年代に街中を歩く顔の彫りの深い日本人離れしたような器量に在る、高校女子にしては少々大人びた体格の持ち主だった。宮田に俺はその時にか言われたが、彼独特のぼそぼそ喋りと、周りの声にその話の内容が殆ど掻き消されて仕舞って、全く要を得なかった。そのとき彼が言った内容は以下のようである。
「屹立とした…湯しか出来ないですけども、…と…、きょときょとしている…から危険の仲から生還して来た…、手っ取り早い方法を取る前でしょ…てな…クアニ…な鮮やかなの…てある東京即席ならではの運びを見て居たとする人達。…」
〝彼等〟を観て俺は変って行った。
*
友の伴から共生して生く直走りが見え、俺の目下で空気を揺らげる未想の文句は供を然て置き、解釈し難い友の文句を白紙へ遣らずに自問に留め、再び始まる未知の虚無との災い事には、一糸に気取れぬ無悔の生歴に従順である。孤独の縁にて俺の躍動が姑息を堅めて、激しい連夜の自慰の独力を神に認めて宙へ放るを、独創の企図にて意識したのが始まりとも成り、俺の美的は禁句を計らう未憶の内から〝禁猟区〟が建ち、俗世に居座る男性と女性を土中へ葬り透明とした。土中に遣られた俗世の男女は演繹しながら宙の高嶺に不自由から来る身欲を讃え、概きく射止めた現代人の人形を奥義へ通して、露わに着流す〝日本〟の稚拙を体現して居た。俺の人形は俗世を葬り「俗世」を嫌悪い、「明日」へ赴く旧い末手から幾様に固まる用意を識り抜き、透明色した俺の〝銀河〟に「一人の孤独」を満喫して居た。白い棒から黒い棒まで、未惑に戸惑う古い規律は女性の腿から異常に仕上がり、俗世を生き抜く競争分業を不純に仕上げて男・女を要し、自滅が片付く要所の要所で、不可視な〝日本〟の国旗を仕立ててそれを手に振る概きな失意へ説明付けた。〝説明好き〟から〝詮索好き〟まで広い宙から人手が重なり、逸り文句へ「自分」を滑らす滑稽な衝動に悶絶しながら、純白い〝通り〟は旧い煉瓦を素通りする間に可細く建てた。人の旧巣は寝間の端から緩々仕上がり、細く成り行く貴重の分銅をその実へ投げ売り、俗世に傅く魅惑の果てには始終目に降る奇異な奇策が、女性の陰からすらりと抜け生く男性の正気を覚醒させた。自身と自信が大宙の目下に瞬きしながら、生流の支点を女性に保たせてさらばえながらに、女性の人形は宙に産れた悪義を成すため基調して生き、星の位置が白紙の温度の端から器用に仕上がる未完を馴らして、幾重にも成る俗世の〝我欲〟を現代人へ贈った。幻想の間逆は独り伝いの嗜好の許容から、向きを被る現代男の〝無機〟さえ仕立て、知らず知らずに納得して活く古い現代男の思柱を拵え、現代男の生図は女性へ専従う滑稽・順序をコーチしている。女性に宿れる原世の許容から流行れる行為は、無益に射止める艶を拵え、現代人の本音を宙へ曇らす無境の集成を読経しながら、〝現代ナイズ〟に程好く敷かれた不況の怒意にて豊穣を着飾る。煙たい両眼は人間の我欲に単純ながらに、自己の人形を怒気へ侍らす見境無い〝世〟を思想に任せて屈服させ置き、神の眼からはその実を隠せる臭い躰を無暗へ射止めて、明日の駆逐を我が身へ灯らす億万長者へ生長させた。無口の行為を経過の狭間に切り出しながらも俺の孤独は宙へ還れる無憶の技術を口述して置き、明日の初歩を再び奏でて、人間を裏切る奇妙の努力は〝意味〟を忘れて透って入った。入った先には俺の気持ちが昂る愛露が夜雲に紛れてふらふらふらふら活きて居ながら、頭の芯から頼り無さを見る飛来の巨躯へと自分を阿り、潔白い生歴は俺の旧巣を構築した儘、「明日」の御託へ追憶していた。明日の経過が昨日の熱尾を億劫がらせて、純白い孤独の、隙間の果てには未を見果てぬ強靭い重味が我を忘れて、瞬間を遮る男性の役から命の余りを余計に観て居た。俗世を独歩ける得手と不得手の調子を無視して、俗世に活き得る疾風の経過を俺の身元に運ぶ為にと、明日の傘下を活き得る孤独の葉音が至極優雅に〝孤独〟を着飾り〝何時の間にか…〟と俗世に過せる魅力の優雅を現行へと遣った。純白い孤独に自分の羽音を交響かせながらに純白く透れる黄泉の情景は幾重に拡がる宙へと翻され、自分の被虐を他に見せては陶酔して居る無機の男性の人影を観ている。疾風の体質で基準を阿り、明日の傘下を酷く目掛けて直走れる我が実は、人の機能を姑息に追い遣る暇な順序を訂正しながら潔白い溜まりを訳も分らず宙へ造って、創めから観た人の輪に成る延命を断った。
孤独の旧巣は俺の背中に〝順路〟を植え付け、他の芽を見る稀有の神儀を傍らへと遣り、気性豊かな〝豊穣差〟を観て鋼色した〝結界〟を識り、俺の行方を失踪させ行く愛の帽子を青空へ翳した。〝必要なる哉〟、文句の終りに幾重の世が立つ形容を遣り、純白い旧巣は俺の孤独を盲昧へと化え、俗世に活き得る男・女の晴嵐を黒炭に塗した下らなさとして、明日へ行き着く篩の塵へと、幻に蔓延る無往の帰着を黄泉へと遣った。滔々、滔々、古びた〝作家〟が端麗に流行れる幻の陣地の空気を従え、「俺の孤独が再び遣られて俗世に帰る」を意味の成らない言動へ認め、初めから成る人塊の余韻など流転に従え、気味の孵れる無駄の延命の順当を観た。〝中森明菜〟の黒い表情から〝女性〟を引き抜き、明日の余命を円らに識れない他の生歴を自己へ片付け、傅く夕日に満足されない夕陽を気取らせ、俺の前方では雨期に絶えない母性の身元が散乱して居る。…
*
俺はこの場合に於ける、何でも在り、等と思っていた遊び相手の仲に自分を誘導する為に喋った。統合失調症の中年男の目からすれば千里眼のように、跳ね返ったんだろうとされて落ち着いた。
過程が在って、俺はその境地へ迄、辿り着いて居た。
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溢れる文句が空気に巻かれた思想の上手を幻に並べて純白・漆黒付け果て、明日の生歴に黙って辿れる概きな羽音は〝俺〟から離れて、昨日の〝優雅〟を滅法式らない幻の感無を水面に観た。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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