表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/27

第2学年第1回定期テスト③

第11話です!

よろしくお願いします!

テストが終わった3日後、結果発表の日になった。


俺が家を出ると、3人はもう集まっていた。


「よし、行こうか 」


俺がみんなに声をかけ、歩き出した。


「ところでジンクルはテストどうだったの?? 」


俺はジンクルにテストの感想を聞いていなかったことを思い出し尋ねてみた。


するとジンクルはあまりに浮かない顔をして答えた。


「まぁまぁかな。

俺元々あんまり勉強好きじゃないし 」


俺は出来があんまり良くなかったのかと思い、深く聞くのを辞めた。


「結果俺にも教えてくれよ! 」


俺はジンクルにそう言うと、ジンクルも同じように言ってきた。


「もちろんよ!

メルトも教えてくれよー! 」


(なんか前世のテストを思い出すな)


俺の前世での学校は定期テストがとても大きな存在で、失敗しないように死にものぐるいになって勉強していた。


それに比べると今は負担が減ったな。


そんなことを考えているうちに学校に着いた。



自分の席まで行くと、廊下に大きな人だかりが出来ているのが分かった。


(結果が張り出されているのかな )


俺の前世の学校だと一人一人に成績表が配られていたので、張り出されているテスト結果を見るのはかなり憧れていた。


(ドラマみたいな感じで1度は経験したかったんだよなー )


俺も結果を見るために廊下に行くと、そこにはマリンとノエルそしてジンクルの姿があった。


「おーい、みんなは結果どうだった?? 」


俺が3人に尋ねるとみんなもまだ見てないらしく微妙な反応だった。


(そりゃそうだよな、一緒に登校してきたんだから )


そう話しているうちにジングルが俺に言ってきた。


「メルト!!

お前1位じゃねぇかよ!!

すげぇな! 」


「え、まじ? 」


俺も確認してみると確かに1位のところに俺の名前がある。


しかも全教科満点だ。


ノエルとマリンに結果を聞こうとして2人の方を見ると、マリンが悔しそうな表情で俺を見ている。


そうだ、俺は薬学でも1位(マリンと同率)だ。


自分以外に満点がいるのが嫌なのか、それだけ勝負熱心なんだ。


俺はマリンの方に行くと、俺に話しかけてきた。


「メルトはなんでそんなに薬学が得意になったの? 」


どういう意図で聞いたのかは分からないが、ぽいことを答えなければ。


「テストの日に言っただろ?

俺は満点以外取れる気しないって

そのぐらいいっぱい勉強してきたんだよ 」


俺がそう話すと、マリンも納得したようで少し落ち着いた。


結果を見終わり席に戻ると、一人心の中で喜んでいた。


(よっしゃー!!

人生で1度は取ってみたかった学年1位、嬉しすぎる!)


一人でガッツポーズをしていると、後ろからある人物が話しかけてきた。


「君が今回のテスト学年1位のメルトくんかい? 」


「!!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

続く

アドバイスなどよろしくお願いします!

ブックマークや評価もよければお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 構成や設定が少なすぎず多すぎずちょうどいい [一言] 続きが楽しみです
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ