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とりあえずカッコいいのとモテそうなので弓使いでスタートしたいと思います  作者: 光影
一章 神災者爆誕と俺様全力シリーズ伝説

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紅とミズナの対面


 二人がギルドホームに戻るとエリカが出迎えてくれる。

「あっ、エリカこれ頼まれていた物よ。ちなみに紅は?」


「うん。ありがとう。紅君ならそこでゴロゴロしてるわよ」

 エリカは美紀からアイテムを受け取ると、ソファーの上で寝転んで【鏡面の短剣】を複製して遊んでいる蓮見を指さす。

 エリカは美紀の隣にいる七瀬を見て、会釈をするだけで何も言わない。

 恐らくこれから美紀がそのことについてギルド長である蓮見に話すのだと雰囲気的に察していたからだ。


「紅、今時間いい?」


「うん」

 蓮見は手遊びを止めて美紀の方に視線を向ける。

 すると美紀の隣に背丈がよく似た女の子がいる事に気付く。


「この子はミズナ。二年前私がしてたゲームで仲良くなった子なんだけどギルドに入れてもいいかしら? 実力は私が保証するわ」


「うん。俺はそこら辺よく分からんから全て任せるよ。里美とエリカさんが良いなら俺は文句ないけど?」


「そう。エリカもいいかな?」


「えぇ。私は紅君がOKならいいわ。これからよろしくねミズナ」


「はい。エリカさんこちらこそよろしくお願いします」


「ならミズナをギルドに入れるわね」

 美紀はそう言って早速パネルを操作して七瀬を正式なギルドメンバーに加える手続きを始める。手続きと言ってもプレイヤー情報を入れるだけで何も難しくない為二、三分で終わる。


 その間に蓮見と七瀬は簡単な挨拶と一緒にフレンド登録を行う。


「それで紅君は……」


「あっ、紅でいいですよ。ミズナさん」


「そう? なら遠慮なく。それで紅は好きな人とかこの子真夜中に襲って種付けしたいなとか思う人いるの?」

 その質問に蓮見が戸惑う。

 知り合って最初にする質問が蓮見の常識を超えていたのだ。

 まだ美紀から何かを聞いているとすれば好きな人ならわからなくもないのだが……。


 ――襲いたいってなに?


 と蓮見の頭が情報の交通渋滞を起こす。

 そしてある答えが導き出される。

(この人、間違いない。……変態だ)

 出会って数分で七瀬の本質に気が付いた蓮見がさてどうしたのものかと考えているとギルド登録が終わった美紀が来る。


「ミズナ? 次余計な事を言ったりしたら、倍返しするからね? それか今の内にギルドで交流を深めるって意味でミズナの恥ずかしい秘密を皆に暴露する方がいいかしら?」

 遠まわしにからかわれた事に気付いた美紀が笑みを浮かべて警告する。

 それを見た、蓮見の背筋が凍り付く。

 これは美紀が怒っている時に出てくる仕草の一つで、その特徴として急に笑みを浮かべたと思いきやいつもより声のトーンがワントーン高くなるのだ。


 ゴクリ


 ここは下手に答える事を止めて美紀に任せて黙っておくことにした。

 

「里美今日機嫌悪いの?」

「さぁ?」

「でも、あの二人友達なのよね?」

「本人達が言ってましたから友達だと思うんですけど?」

 エリカが蓮見の横に来たので二人には聞こえないようにヒソヒソと話す二人。


「里美、ごめんね」

 流石に美紀には勝てないようで七瀬が蓮見とエリカの後ろに来て、二人を盾にして美紀の顔を恐る恐る見ながら謝る。


「わかったのなら、もういいわ」


「ほら、もう大丈夫よ。里美なんだかんだ優しいから」

 ビクビクする七瀬が可愛いのかエリカが頭を撫でながら美紀の元に一緒に行く。

 そのまま三人が集まり女子会が始まったので、ギルド長でありながらギルドホームに居場所がなくなった蓮見はログアウトする事にした。



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