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とりあえずカッコいいのとモテそうなので弓使いでスタートしたいと思います  作者: 光影
一章 神災者爆誕と俺様全力シリーズ伝説

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竹林の森イベント 概要確認


 イベント当日の朝。

 各参加プレイヤーに再度案内メールが届いた。

 そこにはイベントの大まかなルールと流れが書かれており、参加者にとってはとても大事なことでもある。

 内容は以下の通り。


『イベント参加者各位


 本日(土曜日)十時からイベントが開始されます。

 制限時間は二時間。


 開催フィールドは竹林の森。

 

 アイテムの持ち込みは全アイテムプレイヤーが持てる上限一杯。


 ボスは常にフィールドのどこかに身を隠し行動しています。


 勝敗は【レイドボス:小百合】と【レイド守護者姉妹(二人:優香と優菜)】のHPゲージをゼロにすればプレイヤー陣の勝利。時間オーバーもしくはプレイヤー紅の敗北でプレイヤー陣の敗北。

 ※ただしある一定のダメージを与えると三人を護る勇者が別世界から召喚されますのでご注意ください』


 これだけ見ると蓮見たちが相手するのは小百合を始めとしたボスであり、小百合が相手するのは最近なぜかイベントごとにラスボス扱いされている蓮見。まるでどちらから見ても似たり寄ったりの相手ということになるのだろうか。

 それだけ意識して作られたイベントを世間では誰が言ったのかこれは運営からの再挑戦状リベンジだろうと囁かれていた。噂が噂を呼び気付けば蓮見ではなく美紀が代理でメンバー集めをしてもなんの問題もなくことが進んだぐらいに情報の拡散は早かった。



 運営としてはなんだかんだシンプルにイベントを作ったつもりではあったが、参加者や観客者の熱量は今までのイベントとは段違いでこの時点で開催して成功とも言える盛り上がりを見せている。その証拠としてイベント開始前の提示板は一足先に多くの観客者の期待を反映し盛り上がり始めていたのだった。

 観客席のプレイヤーが最も期待するのはやはり――あのプレイヤー。


 一体誰が予測できただろうか。


 最恐が最強に負ける、と。


 多くのプレイヤーはやはり真の最強には勝てないどころかアイツの力を持ってしても足元にすら立つことすらできないのだと絶望してしまったし、、、ある意味失望したはずだった。

 だけどそれも一瞬。

 もう最恐は終わったと思い始めた多くの者の心に……もしかして? と思わせる出来事が起きたのは。

 最初は誰かが作った作り話だと疑う者達もいた。

 だが美紀が参加者を募った瞬間多くの者が喜んだ。


 あの男はまだ終わっていないのだと。

 まだ二人の戦いは終わっていないのだと。

 これはまだ停戦状態のような物で単なる一時休戦なのだと。


 そうだ――神災の灯はまだ消えていなかった。


 皆の希望の灯は――まだ消えていなかった。


 それが意味することはただ一つ。


 真の最強に更なる進化を遂げた姿で甦るということ。


 別の言い方をすれば一瞬ゲーム全体が過疎化するかと思わるぐらいにログイン率が減少傾向を見せ始めたが、それが杞憂になった瞬間でもあり、真の最強がとある理由で久しぶりに大笑いした瞬間でもあったことを多くの者は知らない。そして多くの者は最恐が新たな境地に既に踏み出していたことを知らない。そうだ――世界は破滅の一歩を確実に…………。


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