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とりあえずカッコいいのとモテそうなので弓使いでスタートしたいと思います  作者: 光影
一章 神災者爆誕と俺様全力シリーズ伝説

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突然訪れた奇襲に


 何を思っても遭遇出来なかったものは仕方がないとしか言いようがない。


「とりあえずリアルファイトは回避できただけでも良しとするか~」


 誰もエリカが手を出すとは言ってもないのに朱音の一件で女性恐怖症かっこ仮となった蓮見。女性恐怖症(仮)ではなく、女性恐怖症かっこ仮。それは――たまにはしっかりとした所を見せておかないとマズいのではないか!? という蓮見の心から生まれる蓮見だけの特別な病の一種。ただしこの病の恐ろしい所は本人に自覚症状がなく、時として頭のネジを数本外してしまうと言う普通の人なら考えもしない行動を起こす所にある。例えばそれは……こんな風に。


「良し! 歩くの疲れたし俺様戦闘機で適当な工場にスクランブル発進だ!」


 と、一日の使用回数が決まってるスキルを当たり前のように戦闘関係ないところで使わせたりと計画性を貧しくさせたりする。一日五回。これだけ聞けばそこそこにあるじゃんと思うかも知れないが、考えて見て欲しい。蓮見の火力である使用回数制限があるスキルが蓮見の持つ攻撃力――神災に直結していることを。

 つまり、この男。

 歩くのが面倒というだけで、自らの攻撃力ダウンを無意識のうちにしているのだ。

 幾らバカとは言え、これはおろかな行動としか言いようがないだろう。

 なぜなら――。


「いたぞーーー! 【異次元の神災者】をここで倒せ! 全員突撃!」


「「「「「ウォォォォォ!!!」」」」」


「「「「「さっきの復讐じゃあああああああ!!!!」」」」」


 と人目が付く空中に出た事で、多くのプレイヤーから敵対視されてしまった。


「うそっ!? なんで!? 皆して俺を!?」


 急いで矢を操り回避行動に入るも行く手をすぐに阻まれてしまう。


 ――熱唱。

 ――人間的当て挟撃ゲーム。

 ――スキルピッチャー返し。

 ――吊り橋破壊。

 ――砲弾駆け抜け全力疾走。

 ――天守閣爆発。

 ――お尻にブサッ!?

 ぐらいしかまだなにもしていないのだが……。

 狙われる理由が良くわかっていないがために、頭が軽い混乱状態になり、動きが単調的。それ故に相手から動きが読まれ、早くも囲まれ出す。


「くそっ! 皆して俺狙いとは……ひ、卑怯だぞ! スキル『虚像の発火』からのミサイル発射!」


 叫び、スキル攻撃と同時に猛毒の矢を十本発射し前方の敵を蹴散らし強引に我が行く道をこじ開けようと試みるが。


「甘い! スキル『多重障壁』!」


 だが、薄い壁が何枚も出現したことでプレイヤーへの攻撃が防がれてしまう。

 障壁も最初から狙えばKillできるが、攻撃途中で現れた物に関しては攻撃を操縦できないと無理だし、なにより猛毒の矢の狙いを急遽変更するのは今の蓮見では正直厳しい所がある。


「行きます! スキル『パワーアタック』『一閃』!」


「さっきのお返しだ! スキル『レーザー光線』!」


 前方からは剣を持った女が背中に背負ったブースターの出力を上げ、加速しながら突撃してくる。手は腰の剣を握っていることから、いつでも剣を引き攻撃できそう。

 対して後方からは男が持った杖の先端から光が視認できるほどに収束し放たれた。


「なら上かしたぁ……ッ!?」


 上を見上げれば、魔法使いが空中でスキルを使い巨大な氷の塊を蓮見へと向けて飛ばしてくるではないか。


「さっきの奴かッ!?」


 上に集中すれば他がおろそかになるため、今はピッチャー返しを狙うのは少々……っかなり厳しい。

 てか無理だ!

 となると下だが、それはそれで女四人組パーティーが弓を構えこちらを狙っているので、安易な気持ちで行けない。


「マズイ……どうする……俺!?」


 さっきまで誰とも遭遇せずに退屈をしていた脳が慌てて動きこの瞬間どうすれば正解なのかを考え始める。


 だが、ふとっ? 閃く。

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