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とりあえずカッコいいのとモテそうなので弓使いでスタートしたいと思います  作者: 光影
一章 神災者爆誕と俺様全力シリーズ伝説

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勢い余ってついうっかり天守閣爆破しちゃった


 大きく深呼吸して脳内でイメージする。

 これから起こることを。

 念入りにイメージすることで咄嗟の事にも反応ができるように予めあの手この手を考えておく。


「ならここで一曲。――バーニング俺様。愛で砲弾が飛んでくるぅ~」


 蓮見が足を進めた事で砲弾と矢が一斉に城と高台から放たれる。


「俺のむぅ~ねに落ちてくるぅ~熱い心鎖でつないでも今は無駄だよ~邪魔する物(砲弾)は飛び越えて行くさ~♪」


 飛んでくる矢を華麗に躱し、砲弾をジャンプし躱す。

 そして砲弾に足を載せてジャンプしてを繰り返すことで天守閣まで強引なショートカットをしていこうと考えた蓮見はやはり頭のネジが一本外れていた。


「へへっ、お母さん直伝。なんちゃって」


 常識人なら誰もが考えつかない戦法。

 だけど蓮見にはこれが普通。

 

「ゆ~あ~しょっくー砲弾で鼓動早くなる~」


 スキルを使わない時点で歌う意味があるのか、と言いたくなるが実は意味が……ない。

 これは蓮見が自分で自分のテンションをあげる為だけにしていることから今回はそれ以上の意味はなにもない。


「ゆ~あ~しょっくー砲弾で鼓動早くなる~」


「なるかー!」


 偶然近くにいたプレイヤーの一人が大声で突っ込んだ。

 それはもう信じられないものを見聞きした勢いで。


「――彼女求め寂しい心今熱く燃えてる~全てとかし爆破すれば飛び散るはずさ~」


「なんでだよ!? てかお前正規のルートで行けよ!」


「そうよ!」


「エリカさんとの約束を守る為~俺は旅立つ♪」


「行くなぁ!!!」


「てか変なことするから私達の方になんか侍さん来たんだけど!?」


 偶然近くにいたプレイヤー二人を蓮見の仲間だと勘違いした見張りの武士たちが一斉にやって来ては取り囲んでいく。だけどそんなことはお構いなしと蓮見は後ろを振り返ることなく突き進んでいく。歌いアドレナリンが湧き水のように出てきたためにテンションが最高潮の蓮見は信じられない身体能力を発揮し無造作に次々と飛んでくる砲弾の階段をすごい勢いでよじ登っていく。実はこれ……出来たらカッコイイだろうなと思い結構前から練習していた蓮見の全力シリーズの一つ。どこで練習していたかは秘密だが大砲と砲弾はエリカが……沢山用意してくれたから……練習中道具に困る事はなかった。そもそもの話しは学校である日美紀が好きなアニメの主人公がこれをしていてドキドキしたーなんて橘ゆかり(女友達)に言っていたのを偶然聞いてそのなんだ……気が引きたかった……なんてことは……なくもない……というか……うん……そうゆうこと。なのでよく聞けば歌詞が少しぶれていると自覚があるもののそんな細かいことは今は完全無視の蓮見。


「いつも隣にいてくれる人を見失った~他の男と幸せそうな所は見たくはないさ~奪われた心を取り戻せ~♪ ってことでお邪魔しま~す~スキル『水振の陣』『罰と救済』『虚像の発火』~名付けて~『水爆訪問チャイム』♪」


 『罰と救済』によって出現した金色の魔法陣が前方に出現しそこに重なるようにして水色の魔法陣も出現する。中心部にかけて神々しく金色に光輝き、魔法陣の淵にかけて水色に光り輝きと少し違和感を覚える魔法陣。魔法陣の淵には魔術語で書かれた金色と水色の文字が浮かんでいる。


 そして飛んでいく一本の矢。


 ――次の瞬間。


 前方にある天守閣付近で大爆発。


 ――ドガーン!!!


 火と水が混ざり合い同時に爆発したことにより、熱風が出現しその熱風が息をするだけで肺を破壊するのではないかと思われる熱い蒸気生み出し辺り一面を覆いつくし視界を悪くすると同時に天守閣の横っ腹にドデカい穴をあけた。

 非常識にもほどがある。

 いきなり訪問者が外からやって来ては大爆発をチャイム変わりとは普通の人間の所業ではない。当然天守閣で待つ将軍――ボスもお怒りになる。




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